お気に入り いろいろ

古いもの、新しいもの、気ままに…

宮田重雄の油絵

2020-12-21 12:01:39 | 古いもの


てらいがなく、気持ちのよい絵です。
ベルサイユの庭に見えます。
宮田重雄は(1900-1971)は、医大卒の異色の画家。
1927~1930年の間、パリのパスツール研究所で血清研究の傍ら絵を描いていました。
この絵は、その時の滞欧作です。

 (ボードに油26,5×34,5センチ、額47,5×54,5センチ)
  <売約済みになりました>

[追記]
この絵はベルサイユの庭ではなかったようです。
以下のようなメールをいただきました。

「宮田重雄の絵ですが、テュイルリー公園ではないでしょうか。
向こうにコンコルド広場のオベリスクと、凱旋門が見える感じです。
参考画像を添付します。ここのベンチでのんびりするのが楽しいので、覚えていました。
戦前から噴水の周りに緑色のベンチが置かれていたのは、興味深く見ました。」

まさにそうですね!
ありがとうございました。

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「保全」黒楽茶碗

2020-12-14 13:52:00 | 古いもの
   

多くの謎を秘めた、魅力ある黒楽茶碗です。
手どりはずっしり、古い楽のような手ごたえ。
黒釉はぶあつく、朱が大胆にかけられています。
写し物の天才だった永楽保全の印が高台脇にあります。
しかし、私の知る保全とは異なる、骨太でワイルドな出来栄えです。
保全はほとんど楽を手がけなかったといわれていますので、
養父、了全の可能性もあります。
「永楽 茶碗」と書かれた、江戸後期をさかのぼるような古い箱が付きます。

  (口径11センチ、高さ8センチ、高台径4,5センチ)
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フィンランドの古い木皿

2020-12-04 10:31:41 | 古いもの





ずっしりとした手ごたえ。
形は波打ち、侘びて美しいリム木皿です。
柔らかな木が多い北欧もののなかで珍しい、堅い材質。
規格外の大きなサイズです。
時代は、18世紀頃のものに見えます。

 (径30~32,5センチ、高さ3,5~4,5センチ、高台径16,5~19センチ)
   <売約済みになりました>
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ファイアンスの船形器

2020-12-01 13:31:47 | 古いもの


船形は、誰もが惹かれる美しい形。
自然で無理がありません。
これは、フランス18世紀のファイアンス。
白錫釉は、やや青みがかった発色です。
口縁に数か所釉薬の剥がれがみられますが、保存状態は良好です。

 (口径(最大)22×32,5センチ、高さ6,8~9センチ)
   <売約済みになりました>

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