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1 BOOK、CD、LPなど⇒断捨離、コンサート、リウマチ・膠原病などのメモ
2 失念防止のためのメモ

死体は語る、上野正彦

2006年10月09日 | BOOK(売却した本)

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死体は語る、上野正彦

時事通信社

1990年12月20日、57刷

定価1300円(本体1262円)   
   

死者との対話
人を食った話
検土杖
親子鑑定
赤坂心中
情交
安楽死
死者は雄弁である
衝撃
死者は生きている[ほか]

 

〇気になる事件、自殺を抜粋~殺人事件が多いのに驚く日々。犯人の動機は、怨恨、嫉妬、憤怒、性欲、金銭等。被害者の冥福を祈る。 

 

〇ネットで、検索。(2000年以降)

 

〇恵庭OL殺人事件(1人)~2000年(平成12年)3月17日朝、北海道恵庭市の農道で、完全に炭化した女性の遺体が発見された。解剖結果で絞殺後に焼かれたものと判明。特に喉と下半身がひどく焼かれていた。

翌日、遺体の身元は千歳市の会社に勤める橋向香さん(24)とわかった。橋向香さんは16日夜から帰宅しておらず、両親が道警に通報していた。警察の捜査の結果、同じ会社に勤める大越美奈子容疑者(29)が、2年間付き合っていた男性が橋向香さんに交際を申し込んだため別れ話を切り出されていたことがわかった。

さらに事件の夜、大越美奈子容疑者は橋向香さんと二人で会社を出たこともわかり、アリバイもなかった。道警は4月14日から6日間、任意聴取を行った。大越美奈子容疑者は一貫して容疑を否認。その後、「心因反応」と診断され入院。退院した5月22日、「自白の強要など違法捜査で精神的苦痛を受けた」として、道に損害賠償を求めて提訴。

同時に警察は、自白は得られなかったものの虚偽の供述があったと判断し、5月23日、逮捕に踏み切った。大越美奈子被告は今も犯行を否認。

主任弁護士には元衆議院議員の伊東秀子弁護士が付き、知人を中心とした支援活動も活発に行われている。2003年3月26日、札幌地裁は求刑懲役18年に対し、懲役16年を言い渡した。被告側は控訴したが棄却。2006年9月25日、最高裁第一小法廷で被告側上告棄却。刑が確定した。

大越美奈子は月刊誌の記事や文庫本で名誉を傷つけられたとして、出版元の新潮社などに販売差し止めや550万円の損害賠償を求めた。

東京地裁は2007年1月23日、「真実と信じるに足りる理由はない」として名誉棄損を認定。新潮社側に文庫本の販売差し止めと計220万円の支払いを命じた。

しかし二審で東京高裁は、損害賠償を110万円に減額。さらに文庫本販売差し止めを棄却した。2007年10月、最高裁は大越美奈子の上告を棄却し、判決は確定した。(http://www.geocities.jp/hyouhakudanna)

 

〇ルーシー・ジェーン・ブラックマン失踪事件(1人)~2000年(平成12年)7月、子市でイギリス人女性のルーシー・ブラックマン(Lucie Blackman)さんが殺害されたとされる事件。

2000年7月1日、元英国航空乗務員で、ホステスとして六本木で働いていた被害者が友人に連絡後に行方不明になった。3日には、男から被害者の友人に電話があり、不審に思った友人が警察に捜索願を出した。8月22日に被害者の妹が記者会見し、1万ポンド(当時160万円)の懸賞金をかけて有力情報の呼びかけを行った。9月下旬には、警視庁捜査一課と麻布署が被害者が勤めていたクラブの常連客で不動産管理会社社長の男を調査している事が明かになった。また、被害者の周辺で新たに外国人女性二人が行方不明になっている事が発覚した。10月には、別件の準強制わいせつ容疑で容疑者が逮捕された。後日、神奈川県三浦市内の所有するマンションの一室やモーターボート付近の海岸などを警察が捜索した。被害者が失跡した直後の7月5日頃、容疑者がこのマンションを訪れて管理人とトラブルになったり、スコップを持って海岸を歩いているのが目撃されていた。11月17日に同容疑者が再逮捕された。東京地検は同日、英国人女性に対する準強姦罪で追起訴された。警視庁はDNA鑑定のため、ルーシーさんの家族に毛髪提供要請した。2001年1月26日、オーストラリア人女性に対する強姦致死容疑で再逮捕された。2001年2月、容疑者のマンションから近い三浦市内の海岸にある洞窟内で、地面に埋められた浴槽内で遺体がバラバラに切断された状態で発見された。(wikipedia参照)

 

2000年7月1日、元英国航空の女性客室乗務員、ルーシー・ジェーン・ブラックマンさん(当時21)が、渋谷区のアパートで同棲していた友人の女性の携帯電話に午後7時頃、「あと一時間で(デートから)帰れる」と電話があったのを最後に連絡が途絶えた。

日本には5月に来日。その後、東京都港区六本木のクラブにてホステスとして働いていた。

同日夜、逗子市の消防本部に男の声で「大変なことが起きた。いまやっている病院はあるか」と問い合わせる電話がかかっていた(後に発覚)。

2000年7月3日、東京都港区麻布署に「自分の意思なので、そっとしておいてほしい」という彼女からの手紙が届くが、筆跡が違うため事件性があるものとして捜査を開始。

7月下旬の沖縄サミットで来日した英国のブレア首相が森喜朗(元)首相との会談で
この事件を取り上げた。

2000年8月22日、ルーシーさんの妹のソフィーさんが記者会見し、1万ポンド(当時160万円)の懸賞金をかけて有力情報の呼びかけを行った。翌月8月31日には懸賞金を10万ポンドに引き上げている。7月半ばに香港にて彼女の姿が目撃されている事を英国BBCテレビが報道。当初報道が過熱していたのはイギリスの方で、「失踪事件にカルト教団が関与」(Times誌)「事件に暴力団の影」(Guardian誌)など、早い段階からただの失踪事件ではない空気は感じていたようだ。これに対し日本のマスコミは「巨額の懸賞金がかけられた」と報道。

2000年9月下旬、警視庁捜査一課と麻布署がルーシーさんが勤めていたクラブの常連客で、不動産管理会社社長の織原城二を調査している事が明かに。また、ルーシーさんの周辺で新たに外国人女性二人が行方不明になっている事が発覚。

2000年10月9日、織原城二容疑者を準強制わいせつ容疑で逮捕。自宅の豪邸からは、織原容疑者が白人女性をレイプするビデオテープの他、大量の薬物、プリペイド式携帯電話などが見つかった。取り調べに対し、「今は言えない」と供述。経営には行き詰まっていたようだが、クラブでは派手に金を使っていた。白人女性が好みのようで「薬物が入ったとみられる酒を飲まされて意識を失った」という被害者もいる。

14日には神奈川県三浦市内の織原容疑者が所有するマンションの一室やモーターボート、付近の海岸などを捜索。ルーシーさんが失跡した直後の7月5日頃、織原容疑者がこのマンションを訪れて管理人とトラブルになったり、スコップを持って海岸を歩いているのが目撃されている。資産家の異常犯罪、それも強姦・薬物・複数失踪とワイドショーでは連日報道されるようになった。

2000年10月27日、織原容疑者を「カナダ人女性への準婦女暴行罪」で再逮捕。
当初「合意だった」と容疑を否認していたが押収したビデオが決め手となった。
ルーシーさんについては、関与そのものを否定。織原容疑者は女性を「海に行こう」などと連れだし、催眠作用を持つ薬物の入った酒類を飲ませ、女性の意識を失わせて乱暴をした疑い。同容疑者は女性トイレ盗撮で2年前に逮捕されていた。

2000年11月17日、同被告を再々逮捕。東京地検は同日、英国人女性に対する準強姦罪で追起訴。警視庁はDNA鑑定のため、ルーシーさんの家族に毛髪提供要請。

2000年12月14日、六本木連続準強姦事件初公判。織原被告が起訴事実を否認。
初公判を傍聴しようと、60席の一般傍聴席に対し892人が並んだ。
マスコミも連日この報道を続けたが、2月に遺体が見つかるまでは「盛り上がり」としては少々トーンダウン。年末年始にかけて外国人女性3人、日本人女性2人への暴行により5度逮捕される事になる。

2001年1月26日、オーストラリア女性に対する強姦致死の疑いで6度目の逮捕。
死因は(酒中に混入された)大量の薬物摂取による肝不全と断定。
捜査本部はこれまでの捜索で、睡眠薬や睡眠導入剤のほか、「デート・レイプドラッグ」とも呼ばれ、性犯罪に悪用される恐れがある薬物やクロロホルムなどを織原容疑者の関係先から押収している。睡眠薬の中には、正規のルートでは入手できない製剤前の主成分原料約5kgも含まれていた。

ワイドショーはこの一連の出来事を受けて「欲望のままに抵抗できない女性に乱暴したのは許せない」という論調で報じた。
しかし発端であるルーシーさんとの関与を本人が否定しており、この件に関しては遺体を埋めたと推測される別荘から証拠が発見されるのではないかと「期待」されていた。
ニュースなどでも捜索現場を中継するシーンが幾度と無く見られた。

織原は単なる金持のボンボンの変態が起こした性犯罪、というスタンスで報道は続けられた。年始においては「織原容疑者を逮捕したのは警察の勇み足ではなかったか」とまで聞かれるようになった。これは同容疑者を同じ容疑で6度も逮捕している(最終的に7度)他、事件発生から7ヶ月、逮捕から4ヶ月たっても決定的な証拠品=遺体が見つからなかったためである。マスコミの矛先は次第に「警察の無能さ」へ向かうようになった。

2001年2月9日、三浦市の海岸にある洞穴の入り口約3メートルの所で地面に埋められた浴槽の中に、バラバラに切断された「大柄な外国人女性」の遺体を発見した。
翌日、遺体をルーシーさんのものと断定。両親が「とても悲しく、衝撃的なこと」とコメント。この件に関して英国外相が「あとは殺人者を司法の場で裁くことだ」とコメント。
それほどまでにこの事件は英国で大きく報じられていた。以降、本人の特定がしづらい「プリペイド式」携帯を使っていた事、友人や消防署にかけられた電話を特定した事、新たな証拠物の押収、切断に使われた凶器の断定(チェーンソー)、「死んだ犬の遺体を数日保存したい」とドライアイスを購入していた件など連日次々と見つかる事実に報道は過熱する一方であったが、これに前後して織原被告が在日韓国人であると言われ始める。

韓国名は金聖鐘。

米国のWashington Post誌は「警察が犯罪を見過ごした、発見も遅い」と非難。

2001年3月3日、ルーシーさんの遺体、英国に帰国。

2001年4月、完全に報道の熱は沈静化。

2004年12月10日、ルーシーさんの父親が、織原城二(金聖鐘)被告の裁判傍聴の為に訪日。日本のマスコミは完全にスルー。英国・米国では大々的に報じられる。

2005年3月23日(現地時間・英国)、ルーシー・ブラックマンさんの葬儀が行われ、遺体が埋葬された。(http://www.asyura.com/0601/nihon19/msg/394.html)

被害者ルーシー・ブラックマンさん(当時21歳)

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〇世田谷一家殺害事件(4人)~2000年(平成12年)12月30日午後11時ごろから翌31日の未明にかけて、東京都世田谷区上祖師谷3丁目の会社員宅で、長女(当時8歳)や長男(当時6歳)を含む一家4人が惨殺された事件、または当該事件の一般的な呼称。隣に住む母親の実母が、31日の午前10時55分ごろ発見したが、犯人は既に逃走していた。


現場には犯人の血痕や指紋、靴の跡(足跡)のほかに、多数の遺留品も残されていたが、現在も捜査は難航し、現在未解決。捜査特別報奨金制度対象の事件。正式名称は上祖師谷三丁目一家4人強盗殺人事件である。(wikipedia)    

 

〇レッサーパンダ事件(1人)~2000年(平成12年)4月30日、元建設作業員Y(28)は、わいせつ目的で東京都台東区の路上を徘徊していた。午前10時半頃、女子短大生(19)に背後から近づいたが、振り返った短大生の顔を見て「バカにされた」と思い込み、持っていた包丁で背中や腹部を刺して殺害した。

犯行後、かぶっていたレッサーパンダのぬいぐるみの帽子や包丁を近くの公園に捨てて、逃走した。Yには自閉症などの広汎性発達障害と軽い知的障害があり、犯行当時の精神状態が裁判の焦点となったが、2004年11月、一審無期懲役判決。被告は控訴するものの、2005年4月に取り下げ、確定。(http://www.geocities.jp/hyouhakudanna)    

 

〇大阪児童殺傷事件(8人)~2001年(平成13年)6月8日午前10時15分ごろ、元伊丹市職員宅間守(37)は大阪府池田市の小学校に乗用車で乗り付け、校舎1階の教室外側のテラスの引き戸を開けて侵入。刃渡り約15センチの出刃包丁を振り回し、逃げる児童らを追いかけ、約15分にわたって4つの教室と廊下で児童や教諭を1人ずつ刺していった。

教諭2人を含む23人が首や背中などを刺され病院へ運ばれたが、2年生の女子7人と1年生の男子1人が死亡、教諭1人を含む7人が重傷、教諭1人を含む8人が軽傷を負った。宅間は教諭ら2人に取り押さえられ、池田署員が殺人未遂容疑の現行犯で逮捕した。

宅間は1999年3月、技能員として当時勤務していた伊丹市の小学校で、教諭4人に精神安定剤入りのお茶を飲ませたとして、伊丹署に傷害容疑で逮捕されたが処分保留で釈放され、措置入院させられた。最近も「調子が悪いので入院したい」と自分で申し出て、先月23、24日、同じ病院に入院した。

宅間は「事件直前に精神安定剤を大量に飲んだ」などと事件当初は供述し、犯行を否認していたが、後に精神病者を装って責任を免れようとしたことを供述し犯行を自供。

「なにもかもうまくいかないので、周りの人間を困らせるため」「職を失った」「離婚無効訴訟などの裁判がうまくいっていない」などと動機を語る。約730万円の負債を抱えていたことも判明。その後は「早く死刑になりたい」と供述した。

2003年8月28日、大阪地裁は求刑通り死刑判決。被告の弁護団は控訴するものの、9月26日に本人が控訴取り下げ、確定。2004年9月14日、執行。40歳没。確定から1年弱での執行は、近年では異例。(http://www.geocities.jp/hyouhakudanna)

 

〇佐世保小6女児同級生殺害事件(1人)~2004年(平成16年)6月1日、長崎県佐世保市の市立小学校で、給食準備中に6年生の女児(11)が、同じクラスの女児(12)を別室に呼び出し、カッターナイフで首などを切りつけて殺害した。インターネットの掲示板に、名指しこそされなかったが、悪口を書かれたと思いこんだのが動機とされている。長崎家裁佐世保支部は3ヶ月間の精神鑑定を経て、同年9月、加害女児を児童自立支援施設に入所させ、2年間行動の自由を制限できる「強制的措置」を認める保護処分を決定した。同決定を受け、女児は国内で唯一、個別処遇の設備がある女子用施設「国立きぬ川学院」(栃木県)に送致された。2008年現在、入所中。

被害者の死因は首をカッターナイフで切られたことによる多量出血だった。被害者女児は当時の毎日新聞佐世保支局長の娘であった。(http://www.geocities.jp/hyouhakudanna) 

 

〇奈良県少女誘拐殺人事件(1人)~2004年(平成16年)11月17日に起き、誘拐された少女の母親の携帯に「娘は預かった」とのメールが入る。その後、殺人事件に発展。死因は水死と見られている。

少女の遺体にはいくつもの傷があり、歯が抜かれていることも判明した。なお、犯人は一ヶ月以上にわたり潜伏を続けていたが、2004年12月30日に奈良西署捜査本部は誘拐容疑で毎日新聞配達員小林薫容疑者(36)を逮捕した。(wikipedia)

 

〇吉田有希ちゃん殺害事件(1人)~栃木県今市市(現・日光市)で2005年12月1日、下校途中に連れ去られ、小学1年吉田有希ちゃん(当時7歳)が殺害された事件。犯人は、捕まっていない。

被害者吉田有希(7歳)

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〇塾講師小6殺人事件(1人)~2005年(平成17年)12月10日、京都府宇治市の学習塾で、小学6年生が大学生のアルバイト講師に刺殺される事件が起きた。準備してきた包丁で首を切り付ける残忍な犯行。

事件は10日午前9時ごろ、宇治市神明石塚の学習塾「京進宇治神明校」の教室で起きた。宇治市の府職員、堀本恒秀さん(42)の長女で、市立神明小6年、紗也乃さん(12)が血を流して倒れていた。紗也乃さんは間もなく死亡した。

京都府警宇治署は現場にいたアルバイト講師で、同志社大法学部4年、萩野裕(ゆう)容疑者(23)=宇治市寺山台=を殺人未遂の現行犯で逮捕した。萩野容疑者は平成15年6月、京都府警に強盗致傷容疑で逮捕され、一年半の停学処分を受けていた。(wikipedia)

京都府宇治市の学習塾で2005年12月、小学6年の堀本紗也乃さん(当時12歳)を刺殺したとして、殺人罪などに問われた元アルバイト講師萩野裕被告(24)の論告求刑公判が23日、京都地裁(氷室真裁判長)であった。

検察側は「教育現場で児童を殺害するという犯罪史上まれに見る犯行。
落ち度のない被害者への確定的な殺意に基づく計画的犯行で、身勝手な動機に酌量の余地はない」として無期懲役を求刑した。(ネット・ニュース)

犯罪史上まれに見る犯行なら、個人的には、死刑を求刑すべき。

1人なら、無期懲役を求刑か。

納得がいかない。

判決は、どうなのか。

被害者の心情は、癒されない。

被害者の魂は、悔しいだろう、冥福を祈る。

被害者堀本紗也乃さん(12歳)

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〇品川スナックママ殺人事件(1人)~2005年(平成17年)4月19日(火)、品川でスナックのママをしていた女性(39)が自宅マンションで遺体で発見。警察の捜査で、被害者と交友のあった前田優香容疑者(41)が指名手配された。

彼女は数々の偽名を使い、なかなかその居場所を確認出来なかった。数々の目撃情報を入手しながらも逮捕に至らず。事件発生から731日、2007年3月25日、北区の健康ランドで一般市民からの通報により前田優香容疑者逮捕された。(net news) 

容疑者前田優香(41歳)

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〇広島小1女児殺害事件または、木下あいりちゃん殺害事件(1人)~2005年(平成17年)11月24日、広島市安芸区で下校途中の市立矢野西小1年木下あいりちゃん(7)が殺害された事件。

広島市安芸区の小学1年の女児、木下あいりちゃん(7)が下校中に殺害された事件で、広島県警捜査本部は30日未明、現場近くに住むペルー人ヤギ・カルロス容疑者(30)を殺人、死体遺棄容疑で、三重県鈴鹿市の知人宅で逮捕した。捜査本部は、捜査員を現場に大量に投入して徹底的なローラー捜査を展開、数人の不審人物が浮上し、詰めの捜査を進めていた。女児が段ボール箱に詰められて住宅地に放置される異常な事件は、発生から1週間で解決した。(ネット・ニュース)

被害者木下あいりちゃん(7歳)

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〇個人的には、犯人を死刑にしたほうがいいと思う。しかし、裁判になれば、裁判官は、被害者の人数、前例の判例から判決を考慮、無期懲役あたりに終わるだろう。

裁判官は、建前上、公平、法律を遵守。本音は、所詮他人事であり、職務のなかでのこと、被害者、家族のことなど考慮しない。私の予想として、裁判は、長くなり、次のいずれか

  1、高裁で、判決。

  2、高裁での判決に不服、最高裁に行く。

  3、高裁から地裁に差し戻し。

そして、犯人は、被害者より、人権が守られ、長く生きる。

裁判、裁判官は、時代、世相にあわない。

裁判員制度を考えたのは、狡猾な裁判所と怠惰な裁判官。

自分の責任を放棄。

国民は、裁判員制度を支持したのだろうか。

裁判制度の改革より、裁判官の意識改革と思うが。

1人殺しても、死刑、国民の声は、ここにあると思うが。

この裁判が始まっても終わっても、テレビ、新聞に小さく報道されるだけ。

マスコミも他人事であり、ニュースを報道するのが、職務、それで終わり。

私もすぐ忘れるし、他人は忘れる。

被害者、家族は、忘れないし、癒されない。

被害者の冥福を祈る。

テレビ、新聞に裁判経過が報道され、見落とさなければ記載予定。(2008年11月24日)

 

 

〇秋田連続児童殺害事件(2人)~2006年(平成18年)5月18日、前日の17日から秋田県山本郡藤里町で行方不明になっていた小学校1年生の男児が、隣の能代市で他殺体となって発見された事件。

2006年7月15日、畠山鈴香容疑者が「長女を橋からつき落とした」と供述。 7月18日、畠山鈴香容疑者を彩香さん殺害容疑で再逮捕。同日、秋田地検は米山豪憲君殺害容疑で畠山鈴香容疑者を起訴。(net news)
  

 

〇川崎通り魔事件(1人)~2006年(平成18年)9月23日、帰宅途中のアルバイト黒沼由理さん(27)=が殺害される事件が起きている。未解決。

23日午前0時ごろ、川崎市宮前区のトンネル内で同区のアルバイト黒沼由理さん(27)が血を流して倒れているのを帰宅途中の男性会社員が発見、通報した。
黒沼さんは右胸と左腹を刃物で刺されており、病院に搬送されたが、間もなく死亡した。

現場はJR梶ケ谷貨物ターミナル駅下の長さ約180メートルのトンネル内の歩道で、約40メートルにわたって血痕が残っていた。神奈川県警捜査1課は宮前署に特別捜査本部を設置。殺人事件とみて調べている。

県警によると、黒沼さんはトンネル内の歩道に血を流してうつぶせに倒れており、右胸と左腹に刃物で刺された刺し傷があった。手提げかばんを握ったままだった。左腹の刺し傷は腎臓に達していたが、出血はほとんどなく、右胸の刺し傷は右肺に達し、大量に出血していた。死因は失血性ショックとみられる。

黒沼さんは両親と妹の4人家族で、現場から約150メートル離れたマンションに住んでいた。マンションの住民によると、身長160センチ程度で細め。長い髪で現代風な「きれいな人」だったという。

県警によると、黒沼さんは川崎市内のコンピューター関連会社に勤めていたが、今年退職。8月22日から週1回程度、東京都千代田区の輸入チーズの梱包(こんぽう)会社でアルバイトを始めていた。

22日はアルバイトの日で朝8時半ごろ自宅を出発。午後7時ごろまで仕事をした後、同僚の送別会のため、東京駅近くの飲食店で飲食後、午後11時ごろ、東京駅で同僚らと別れたという。梶が谷駅の防犯ビデオには午後11時40分ごろ、改札を1人で出る黒沼さんが写っていた。

トンネルは約30年前からあるが、不審者が出ることもあり、女性は夜間、ほとんど使わないという。ただ、黒沼さんのバッグには現金約4万3000円が入った財布が残っており、捜査本部は金目当ての犯行の可能性は低いとみて交友関係などを調べている。
(net  news)

被害者黒沼由理さん(27歳

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〇新宿・渋谷エリートバラバラ殺人事件(1人)~2006年(平成18年)12月16日、東京都庁のある新宿区西新宿の路上で、ビニール袋に入った上半身だけの遺体が発見される。

当初は、歌舞伎町に近い西新宿という土地柄、被害者を外国人と断定し、暴力団関係者・中国系マフィアなどによる犯行という見方が多かった。


2006年12月28日、渋谷区の空民家の庭で下半身のみの切断遺体が発見。この下半身遺体と、西新宿で見つかった上半身遺体のDNAが一致し、遺体は外資系不動産投資会社員の三橋祐輔さん(当時30歳)と判明した。

最初の発見から約1か月経った2007年1月10日死体遺棄で容疑者逮捕。逮捕されたのは、被害者の2歳年上の妻三橋歌織(当時33歳)であった。逮捕後、町田市の芹ヶ谷公園で頭部を発見。手首はゴミと一緒に捨てたと供述している。事件の経緯~元々不仲であったとされ、妻は夫に自分の過去を全否定され、DVを受けたと供述。又、お互いに不倫相手がいたとも供述をしている。

逮捕の決め手となったのは、夫の上司がマンションの防犯カメラで帰宅する夫の姿を確認したことである。事件発覚前の12月15日に妻が捜索願を出していた。

その後、自宅をリフォームするなど隠蔽工作も図っており、計画性があると言う憶測も呼んだが、事件を起こした12月12日の2日後にタクシーを使って上半身を遺棄し、持ち運びに疲れたために下半身を民家に遺棄、そしてバッグに頭部を入れ電車に乗り町田の公園に遺棄したと供述し、短絡的な犯行ともいわれている。

被害者である夫は私立大学の法学部を卒業後、司法試験浪人を経て、モルガン・スタンレー系列の不動産投資会社に勤務。また、加害者である妻も、父親が会社を経営する資産家の家に生まれ、新潟県内の進学校から良家の子女が多く通う都内の有名女子大学へ進んだ。

彼女自身、長身で容姿端麗であり、犯行当時専業主婦で会員制のスポーツクラブに通うという傍から見れば恵まれた環境にあった。 夫婦は都内の高級賃貸マンションに住み、殺害の凶器がワインボトルであったことからセレブによる殺人事件というイメージが先行した。

しかしながら実際には金銭的に余裕ある状態ではなく貯金も殆どなかったとされる。また夫も私立大学出身で、司法試験受験に挫折し民間企業に就職した経歴から、いわゆる典型的なエリートであったのか不明。

裁判~精神鑑定では検察、被告人の鑑定証人が共に心神喪失との判断を下した。両鑑定が精神喪失を認定していており、近年最高裁判決でも精神鑑定の結果を尊重する判決が出る傾向があり、東京地方裁判所がこの結果をどのように判断するか注目されていた。

しかし、動機が明瞭で計画性もあり、犯行後死体遺棄や隠蔽工作を行っており精神状態は犯行の手助けにしかなっていないということで地裁判決は懲役15年となった。(net news) 

容疑者三橋歌織(当時33歳)

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〇渋谷区短大生切断遺体事件(1人)~2007年(平成19年)1月3日午後9時ごろ、東京都渋谷区幡ケ谷2、歯科医、武藤衛さん(62)方において、帰省先から帰宅した母親が自宅3階の部屋で袋詰めの遺体を発見。

遺体は十数か所で切断されており、この家に住む武藤さんの長女の短大生、武藤亜澄(あずみ)さん(当時20歳)と判明。

午後10時半ごろ、父親が警視庁代々木署に届け出た。1月4日になり、この家の3浪中の二男の武藤勇貴容疑者(当時21歳)を死体損壊の容疑で逮捕した。

弁護士は1月11日に記者会見したが、弁護士によると12月30日午後に加害者は木刀で被害者の頭を殴りつけた。

その後、2人で家族や生活態度などについて1時間に渡り話し続けたが、「夢がないね」の一言で逆上し、タオルで首を絞め殺害したたという。1月15日に加害者は殺人の容疑で再逮捕された。

殺害された長女は自由奔放な面やはばからないところのある性格だったが、努力家でもあったという。兄は妹のことを家族に迷惑をかけ、ヒステリックで恩知らずな人間と述べているが、妹の血を止めてあげる夢を見たなどの事も述べている。

後に、両親が次男を庇い長女を批判したとも取れる手記を発表し物議を醸した。両親は裁判でも弁護側証人として出廷している。

2008年5月12日、東京地方裁判所で行われた公判で、検察側は「完全責任能力があった」として、懲役17年を求刑した。同年5月27日に行われた公判では殺人に関しては有罪と認め、懲役7年、死体損壊に関しては無罪の判決が下された。

その他~警視庁は2月9日、凶器として押収された木刀、のこぎりと家族が着ていた衣類2点の重傷証拠品4点を紛失したと発表した。1月6日に捜査一課の捜査員がゴミと間違えて処分してしまい、翌日紛失に気づいたという。しかし裁判では代替品を用いることにするため多少の損失はあるが大きな問題はないとされている。(net news)

被害者武藤亜澄(あずみ)さん(20歳)

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〇リンゼイ・アン・ホーカー殺害事件(1人)~2007年(平成19年)3月、英会話学校講師で英国籍のLindsay Ann Hawker(当時22)が遺体で見つかった事件。正式名称は市川市福栄における英国人女性殺人・死体遺棄事件。

2007年3月26日、被害者と同居していた女性の相談を受けた千葉県警察船橋警察署員が、被害者宅を捜索。被疑者のものとみられる氏名・電話番号と、被害者の似顔絵を描いたと思われるメモを発見し、被疑者宅へ向かった。 同被疑者は、午後9時40分ごろ千葉県市川市の被疑者宅(マンション4階)玄関にて、家宅捜査に駆けつけた捜査員を振り切り、非常階段から裏の駐車場を通り東京メトロ東西線行徳駅方向に逃走した。捜査員は、数百メートル追いかけたが見失った。 午後10時ごろ被疑者宅のベランダに置かれた浴槽の中で、全身が園芸用砂に埋もれ全裸で前屈みに座り、手だけ外に出た状態で死亡している被害者を捜査員が発見した。(wikipedia参照)

被害者リンゼイ・アン・ホーカーさん(22歳)