Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

喫煙は 百害あって 一利なし

2006年04月15日 07時28分49秒 | Weblog
 バーディーが「卒煙」したのは、今から約7年前の夏のことである。当時神戸支店に勤務していた私は、11月に行われる神戸市主催の「六甲全山縦走」に出場するため、少しずつ準備していた。その過程で、56キロを踏破するためにはどうしても禁煙することが必要との結論に至った。そして、ついに禁煙に成功したのである。
 ところが、本番の2週間前に新神戸から宝塚までの約35キロを予行演習した際、下りで飛ばしすぎたため膝に故障をきたし、本番では途中でリタイヤのやむなきに至った。しかも、それだけでは終わらない。それまで毎年夏になると南アルプスなどに登山に出かけていたのに、膝の軟骨を慮って、現在に至るまで本格的な登山は控えているのである。
 とはいえ、「卒煙」が私に与えてくれたものは大きかった。まず、朝の目覚めがさわやかになり、何事にもやる気と集中力が出てきた。しばらく眠っていた私の完璧主義が復活し、われながらいうのも恥ずかしいのだが、仕事ぶりが丁寧になった。次に(これは1年くらいたってからの話だが)、英語の勉強を本格的にやる気が出てきた。それまで煙を吸ってぼんやりとすごしていた時間を、将来に向けた勉強にあてるようになったのである。こうなってみると、いかに自分がタバコのために時間を無駄に費やしてきたかが分かり、腹立たしい気分になってきた。
 私は、大学入学と同時に県人会の寮に入り、いろいろな遊びを覚えた。そんな私とは対照的に、大学時代、タバコも酒もやらず勉強に打ち込んでいた同期は、既に役人や弁護士としてそれなりの地位を築きつつあった。・・・今思うと、タバコのせいで私は最低2年分の人生をロスしたと思う。そして、「タバコ憎し」の思いは今でも変わらない。


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