Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

横向き奏法

2024年05月06日 06時30分00秒 | Weblog

 二日目もパスポート券を買っていたので、以下の曲目を鑑賞。

ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
バーンスタイン:キャンディード序曲
坂本龍一:El Mar Mediterrani(地中海のテーマ)
バーンスタイン:シンフォニック・ダンス
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー
ラヴェル/ミヤシロ 「ボレロ」

 これだけ続けて聴くと、多目的ホールにおける音響上の特徴がよく分かる。
 大きなところでは、

・グランドピアノの反響板の限界のため、両サイドにはピアノの音が響きにくい(むしろヴァイオリンの方が音の広がりの点で有利)
・金管楽器優位の編成(バーンスタイン、ボレロなど)だとちょうどよいくらいの音になる(うるさくなくなる)

といったところに気づく。
 音響の欠点のせいでラフマニノフの第3番はややもったいなかった(サントリー・ホールならベストだったか?)が、ベートーヴェンのヴァイオリンは響きが素晴らしく、ちょっと耳を疑った(むしろリヤ・ペトロヴァの実力か?)。
 さて、視覚的な面では、やはり塩谷哲さん(引用した動画では1分55秒付近~)が一番目立つ。

 「「ピアノの塩谷哲さんと宮本貴奈さん。素敵な時間をありがとうございました」と、出演した2人ともパシャリ。石田の隣(写真右)に映る塩谷哲さんは、2015年のフジテレビ系ドラマ「無痛―診える眼―」やNHKのバラエティー番組「コレナンデ商会」の音楽を担当するなど、これまで12枚のオリジナルアルバムを発表する有名ピアニストで、その風貌にフォロワーは注目。  
 「ムロツヨシとちゃうよね?」「ムロさんかと思ったら違った」「ムロさんに似てますね」と、俳優・ムロツヨシと見間違える人が続出した。

 つまり、ムロツヨシそっくりなのである。
 演奏スタイルの点では、笑みを浮かべながら、指揮者やオケを挑発するかのように「横を見て」弾くところが注目される。
 この「横向き奏法」のピアニストとしては、有名どころでは、アラン・メンケン(但し、彼は聴衆に向かって歌うスタイル)が挙げられる。
 これでミスタッチをしないのは、相当練習しているということなのである。
コメント
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