広島と長崎に落とされた核爆弾による脅威を見た
各国為政者は、核戦争によって自らの国民は勿論、
全人類が確実に破滅することを悟った。
核による人類滅亡の脅威は、各国指導者の自制を
促したのだ。それ故、広島・長崎以降、実際に
核攻撃はなされていない。
だから、これからも核戦争は起こらない…
多くの人は、そう思っているに違いない。
だが、「サピエンス全史」の作者で、ヘブライ大学の
歴史学部終身雇用教授ユヴァル・ノア・ハラリ氏は言う
「歴史を見ると決して過小評価してはならない力がある。
人間の愚かさです。人間は時に、信じられないほど
愚かなことをする。ですから核兵器のように、自ら造った
もので自らを破壊することは確かに起こりうる。
歴史から学べることは、油断してはならない、ということです。
人間の愚かさは常に内面に潜み、いつそれが燃え上がって
愚かな行為をするかわかりません」
世界でも日本でも、信じられないほど愚かな政治家がいる
決して彼らをリーダーにしてはならない。政治家にして
はならない。だから選挙は本当に大事なのだ。
賢い政治家と愚かな政治家をどう判断する？
簡単だ。自らが、自らの愚かさを徹底的に叩き
賢くなり、その慧眼で見れば、賢愚は明らかだ。
だから、世界平和は自らの戦いから始まる。
