「愛してる」の言葉

海老蔵さんの会見ニュースを読んでいて、色々と考えました。

看護学生の時に、末期癌の方が痛み止めの薬のせいで意識のない時間が増えていきました。痛みから解放されると同時に自分の意識が保てなくなります。

海老蔵さんの奥さまが、最期に「愛してる」と言葉を発することができたのは…奇跡だと思います。そして、心の強さだと思います。

自分が病気と戦う時に、そんな言葉を伝える自信と強い心は…残念ながらありません。

ママ「私、最期に『愛してる』って言えないと思う。」
パパ「そうだね。」
ママ「…だから、今のうちに言っとくわ。」
パパ「…なるほどね。」

痛みに弱いので、痛みのない時に言っておこうと思います。これが私の見つけた方法です。

自分の両親が孫たちの様子を知りたいというので始めたブログ。
１年分のブログを本にしておくと、楽しそうに読む子供たち。

自分がどんなことをしてきたのか、
自分はどんな風に思われているのか、
写真を見ながら、
文字を読みながら、
みんなで話したり、
みんなで笑ったり、
味わってくれています。

もしも自分が先に旅立っても、
母の想いを残してあげたいと、
毎日ブログを書いています。

感情的になってしまったり、
ダメな母親だと落ち込んだり、
色んなことのバランスが取れなかったり、
そんな人間くさい母の姿でも良いと思っています。

こんな母だけど、みんなのこと大好きよ。
こんな妻だけど、パパのこと大好きよ。