人生初

ママが“ケーキきょうしつ”にいった。
こんかいは、“モンブラン”！
１５㎝の“スポンジケーキ”をやくところから、はじまった。
“たまご”は、“ぜんぶ（全卵）”だから…かんたん！

ママでも、ふんわり！
それから、ニュルニュルと“デコレーション”！
“せんせい”が、“コツ”をおしえてくれるから…ママでもできる！
チョコで“はっぱ（葉）”もかいた！
じゃじゃ～ん！

“おみせ”にあるみたいな、“モンブラン・ケーキ”！
おうちにかえって、たべてみると…
パパ　　「おいし～！」
ママ　　「じょ～ひん（上品）！」
パパ　　「また、つくって～！」
ママ　　「これなら、できる！」
やってみると…できるもんだ。
ママの“できる”が、また“ひとつ”ふえた。
どんどん“できる”を…ふやしていこう。

ゆるり

おにいちゃんの“けんどう（剣道）”の“しあい（試合）”があった。
“ちかく”だったから、みにいった。
“３ねんせい”の“おとこ”は“５にん”。
おにい　「は～、なんか、かてる“き（気）”しない。」
ママ　　「ガンガンいちゃって！」
おにい　「だって、“あいて”は“とうきょう１（都大会優勝）”だよ。」
ママ　　「…いちゃって！」

さて、どうなるか？
ゆるりと…“まけ”た。
あいて　「ガンガン！（面面）」
おにい　「め～～ん。（面）くるっ（振り向く）」
あいて　「ガツ！（バッサリ胴）」
ママ　　「なんじゃ、こりゃ。」
あいての“３ねんせい”は、“うごき”が…はやかった。
おにいちゃんは、ゆるりと…“ていねい”だった。
ママ　　「これが、“とうきょう１”か…」
おにい　「はぁ、まけた。」
ママ　　「…」　
おにいちゃんは、まえより“かち”とか“まけ”とかに、こだわってない。
おじいちゃんは“ざんねん”そうだったけど…“がんばり”をみてくれた。

パパは、“やきんあけ”で…“まけ”。
パパ　　「“れんしゅう”では、かった“あいて”だったんだけどな…」
ママ　　「まあ、“やきんあけ”だしね。」
パパ　　「いろいろ、こだわりすぎてんのかな…」
パパは “むしん（無心）”っていう“てぬぐい”をまいてた。
“むしん（無心）”は、むずかしい…らしい。

“むしん（無心）”じゃなくても、“こころ”に“よいモノ”があれば、かてる…かも。

キャンプ

９がつの“れんきゅう（連休）”に、“おとまりキャンプ”にいくつもりだった。
だけど、“たいふう（台風）”で、キャンセルになった。
ママ　　「いろいろ、そろえたけど…ざんねんだ。」
おねえ　「ママ～、これ、つかっていい？」
ママ　　「どうぞ、つかって。」
おにい　「やった！」
というわけで、“キャンプごっこ”がはじまった。

おにいちゃんが、ブツブツいいはじめた。
おねえ　「ほらほら、キャンプにきたんだから…」
いとこ　「そうよ。」
おねえ　「“ケンカ”しないのよ。」
おにい　「…（怒）」
“キャンプごっこ”は、ビミョーなかんじだったけど…
すこし“キャンプ”をあじわえた。

つぎは、いきたいな～！

お祭り

まいとし、９がつに“おまつり”がある。
そのひは、おおきな“みこし”がとおるから“くるま”はとおれない。
“どうろ”を、みんなでウロウロあるく！
ママ　　「じぶんの“おこづかい500えん”もってっていいよ。」
おにい　「やった！」
おねえ　「なに、かおっかな～」
ぼく　　「くん、バナナ！」
ママ　　「なんでも、どうぞ。」
“おまつり”の“おみせ”をグルグルまわって…
ぼくは“おみくじ”で、“かたな”をゲット！
ぼく　　「くん、“てっぽう”がよかったのに…」
ママ　　「じゃあ、あと１かいやったら？」
ぼく　　「うん！」
ママ　　「はい、ひっぱって！」
ぼく　　「え～、ママえらんで～」
ママ　　「え～、“じぶん”で、えらんでよ～」
ぼく　　「…えい！」
ママ　　「やったじゃん！“てっぽう”だ！」
いとこ　「“７さい”からって、かいてある。」
ママ　　「あと“３ねん”…」
おねえちゃんは、“ダーツ”で“バック”をあてたりしてた。
いとこは、“おみくじ”で“ビニールおもちゃ”をもらってた。
おにいちゃんは…グルグルグルグルまわって、やっと“おみくじ”にきめた。
おにい　「あ～、ドキドキするな～！」
ママ　　「はやく、ひっぱってよ。」
おにい　「えい！」
おじさん「はい、あたり～！」
おにい　「やった！“ビービーだんてっぽう”！」
ママ　　「やったじゃん！」
いとこ　「“１４さい”からって、かいてある。」
おにい　「…」
ママ　　「え～っと、あと“５ねん”…」
このひから、おにいちゃんは“ビービーだんてっぽう”をかまえる…

“かまえ”は、うまくなってきた…
“うつ”のは、あと“５ねん”。　

美しい字

“かていのゆうべ（家庭の夕べ）”で、“せいしょ（聖書）”のなかの“ことば”をかいた。
パパ　　「みんな、キレイにかくんだよ。」
ママ　　「あ、“ヒミツ”のもってこよ。」
ママは“ふでペン”をもってきた。
パパ　　「あ、ずるい！　キレイにみえる！」
おねえ　「うちも！」
ぼく　　「くんも！」
けっきょく、みんな“ふでペン”でかきはじめた。
ママ　　「あ、“いいこと”かんがえた。ちょっと…」
ぼく　　「？」
ママ　　「じゃじゃ～ん、“りょうつかんきち（こち亀）”！」

パパ　　「にてる～！」
おにい　「すごっ！」
ぼく　　「へへっ」

おとうと「ん！」

パパ　　「ミニ・かんきち！」
ぼく　　「もっと、“ひげ”かいて！」
ママ　　「もう、じゅうぶん…でしょ。」

“ふでペン”は、べつのことに…つかわれはじめた。
でも、“キレイ”にかけた…“まゆげ”。