ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1574、62年ぶり

2012年07月07日 | Weblog
美空ひばりさんが1950年、13歳で米国公演をした時の音源が見つかりました。
1950年と言えば日本はアメリカの占領下にあり、日本人の海外渡航が制限されていた時代です。
その時すでにアメリカで公演を行っていたとは驚きです。
以降、多くの日本人がアメリカで公演を行っていますが、先駆け的な公演です。
今回見つかった音源には、6月24、25日のカリフォルニア州サクラメント公演の模様が収められていて、ひばりさんは笠置シヅ子さんのヒット曲「ヘイヘイブギ」や英語曲「ボタンとリボン」などを歌っています。
カナダ在住の録音機器コレクターが所蔵していた古い針金磁気録音機に収録されたもので、音質は極めて良好のようです。
13歳のアメリカ公演のひばりさんの歌声が聴けるかもしれません。
ひばりさん亡き後、多くの歌手がひばりさんの曲をテレビなどで歌っていますが、全く違います。
他の歌手がひばりさんの曲を歌うたびに、ひばりさんのすごさ、天才ぶりを痛感します。

サクラメントはサンフランシスコの北東約85マイル(約140キロ)の所に位置しています。
19世紀末からアメリカ西海岸のシアトル、サンフランシスコ、サクラメント、ロスアンジェルスなどには多くの日本人が移住しました。
1950年頃にはサクラメントの中心街に日本人町も存在していたそうです。
その後、大規模な区画整理が行われ日本人町は消滅しました。
周辺には今も多くの日本人(日系人)が住んでいます。

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