ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1157、オペラは楽しい!

2011年05月17日 | Weblog
1156、公演中止相次ぐ」で「カルメン」の公演が中止になった、と書きました。
オペラと言うと「難しい」、「とっつき難い」というイメージがありますが、楽しいものです。
私も以前は、オペラとは縁がありませんでしたが、ひょんなことからオペラ好きになりました。
オペラを見たことがない人は、一度見に行ってください。
「カルメン」や「蝶々夫人」などはストーリーも分かり易く、オペラを見たことがない人でも聞きなれた曲が多くあります。
愛、友情、誘惑、官能、背徳、嫉妬、死など、普遍的な人間の心理を表現していて、現代に通ずるものがあります。
ソリスト、合唱、指揮者、オーケストラ、衣装、舞台、その他のスタッフが参加する「総合芸術」で、みんなで作り上げる楽しさがあります。
圧倒的な歌唱、表現、演技、舞台装置、そして感動的なストーリーは、笑い、涙を誘います。
これはミュージカルや映画などにも共通するものです。

7月の「魔笛」公演にも200人以上が携わります。
魔笛の中で夜の女王が歌うアリアは「コロラトゥーラ」という歌唱法だそうで、「人間はこんな声も出るのか」と驚かされます。
20世紀最高のソプラノ歌手と言われたマリアカラスの夜の女王。
http://www.youtube.com/watch?v=6KxgRb8P88I&feature=fvwrel
7月の公演でこの曲を歌うのは27~8歳の若い子で、夜の女王にしては「可愛いすぎ」ますが、歌唱力は抜群です。

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