2868、最後の初競り

5日早朝、築地市場で新春恒例の水産物の初競りが行われました。

今年秋に豊洲（江東区）への移転を控え、築地での最後の初競りとなりました。
青森県大間産の200キロの本マグロが昨年を約1千万円上回る1400万円（1キロあたり7万円）で競り落とされました。
落札したのは、築地に本社があるすしチェーン「すしざんまい」で、最高値での落札は5年連続でした。
2013年に史上最高値の1億5540万円を記録しましたが、ここ2年は736万円、451万円と落ち着いていました。
今年は築地市場での最後の初競りということで、ご祝儀相場か？
2013年の1億5540万円は、話題づくりとしてはインパクトがありました。
2017年、豊洲での最初の初競りは、超ご祝儀相場がつくか？

1970年代後半から1980年代にかけて、ボストン沖の本マグロ（クロマグロ）を築地に空輸しました。
マンハッタンの金融街近くにあった魚市場（フルトン・マーケット）は2005年にブロンクスに引っ越しました。
旧フルトン・マーケットの位置は「419、リトル・イタリー」と「401、ウオール・ストリート」の地図を参照。