ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1161、火鉢

2011年05月21日 | Weblog
1152、仕分け中」の続きです。
このブログを読んでいる人で、火鉢を見たことがある人は少ないと思います・
火鉢(ひばち)は暖房器具のひとつで、炭を焚いて暖を取ります。
エアコンの無かった昔は暖房といえば火鉢か炬燵でした。
炬燵も電気ではなく炭を使用し、その後練炭が使われるようになりました。
陶器や金属製のものが主流でしたが、木製や石製のものもあったようです。

蔵から直径30cm~50cmの火鉢が7~8個出てきました。
灰が残っているのもありました。
金属製の箸のようなもの(名前を忘れてしまった)で炭をひっくり返したりしました。(赤丸)
私の家は大きかったので村の寄合い(会合)などを行いました。
その時火鉢に炭を熾し皆で火に当たりました。
又、娯楽の少なかった昔は興行師が来ていろんな催しを行いました。
春から秋にかけては農作業が忙しく、冬の農閑期に行われましたが、このとき活躍したのが火鉢です。
私の印象に残っているのは、小学校1年生のころ浪曲師が来て、村の人が60~70人集まり、火鉢に当たりながら聞きました。
最近はあまり聞きませんが、昔はラジオでよく放送していました。
ストーリーがあり面白かったです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿