1243、AAA

「1242、円高・株安」の続きです。
格付け会社スタンダード＆プアーズ（S＆P）は5日、米国債を最上級の「AAA（トリプルA）」から1ランク下の「AA+（ダブルAプラス」に格下げしました。
米国債が格下げされたのは史上初です。
世界的株安の原因になった米国債の格下げを受け、オバマ大統領は8日、ホワイトハウスで声明を発表しました。（上の写真）
「我々はずっとAAAの国家だったし、これからもAAAであり続ける」と語り、米国債が従来と同様に今後も最高ランクであり続けると強調しました。
しかし、具体的な政策は無く、演説中も株価は下がり続けました。
前日行われたG7の電話会談も声明は具体策が乏しく円高に歯止めがかからず為替安定への効果はありませんでした。
世界経済は船頭のいない船のように漂っています。

ちなみに、日本の国債は上から4番目の「AA-（ダブルAマイナス）」で、中国債と同じです。