3186、ディラン氏は律儀

今年のノーベル文学賞受賞が決まったボブ・ディラン氏が授賞式を欠席します。
スウェーデン・アカデミーによると、15日にディランさんから書簡が届き、先約があるため、12月10日にストックホルムで行われる授賞式には出席できないと伝えてきたそうです。
一方で、受賞は大変光栄と強調し、賞を直接受け取りたい考えを示しました。
受賞決定に対し一時は沈黙を守っていました。
これに対しアカデミーは「ディラン氏は無礼」と言いましたが、ディラン氏が欠席の理由を書簡で伝えるとは律儀です。
普通は先約をキャンセルしてでもノーベル賞受賞式に主席しますが、授賞式より先約を優先したのも律儀。
アカデミーは、授賞式欠席は「まれではあるが、例外的ではない」と指摘し、過去にもさまざまな理由で欠席した受賞者がいると説明しています。
過去にノーベル賞の受賞を辞退した人は3人いるそうです。
ディラン氏は授賞式には出席しませんが、ノーベル賞は喜んで受けるようです。
「3167、嬉しかったんだ」で授賞式には喜んで行くようです、と書きましたが、やっぱり欠席します。