海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

8月22日の高江の様子

2013-08-22 18:10:30 | 米軍・自衛隊・基地問題

 21日は旧盆明けで、前日は遅くまでウークイをしたのか、メインゲートに入ってくる建設業者はほとんどなかった。N4でのヘリパッド建設工事も、前日に続き行われておらず、今週は4日続けて作業が確認されていない。旧盆があったせいもあるが、連日、早朝からメインゲートや各所で監視・阻止体制を取って頑張っている参加者の努力の成果である。

http://www.youtube.com/watch?v=MVIeMQbWjHQ&feature=youtu.be

http://www.youtube.com/watch?v=PEw7Da6gOzE&feature=youtu.be

 22日は午前8時過ぎにCH46ヘリコプター2機が北部訓練場に姿を現し、メインゲート上空ほかを旋回するなどの訓練を行っていた。1機はローターの下に虎の縞模様が描かれている。隊長機だろうか。別の1機はメインゲート北側のヘリパッドに1回着陸した。

 22日は宜野座村で、HH60ヘリの墜落に対する抗議の村民大会が開かれている。22日はまた、対馬丸が米潜水艦の攻撃を受け、学童を含む1482名が犠牲となった日である。昨日は沖縄の多くの家庭が、戦争の犠牲者をウークイで送った。しかし、遺族や沖縄戦体験者の思いを踏みにじって、米軍機や自衛隊機が飛び回り、新たな犠牲者が生み出されかねない状況が続いている。

 

 


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