海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

カヌー隊が初めてスパッド台船に到達し抗議。

2014-09-03 23:55:28 | 米軍・自衛隊・基地問題

https://www.youtube.com/watch?v=XulHXKc162o&feature=youtu.be

 3日は午前9時過ぎにカヌーを漕いで辺野古の浜を出発した。前日と同じように辺野古崎南側に設置されたスパッド台船の近くで、抗議行動や海底ボーリング調査の様子、フロートの確認などを行い、平島に向かった。

 平島で少し休憩をとったあと、大浦湾の方に設置されているスパッド台船の様子を確認した。この台船の周りは黄色いブイがなく、緑色のブイが1基フロートのそばに浮いている。その外側に黄色いオイルフェンスが設置されているが、数名がカヌーでその中に入った。

 それに対し海上保安庁が3名のカヌー隊員を不当拘束した。オイルフェンスの中といっても、緑色のブイと赤玉のフロートの外側である。フロートを越えたわけでもない。抗議行動を行っていただけであり、どうして拘束するのか、ブイの外側ではないか、法的根拠を示せ、と海保に抗議したが、いつものように明確な答えはなかった。

 その後、「確保」された3人を乗せたボートがフロート沿いに平島方向に移動した。平和丸など船で追ったメンバーが交渉し、3人は40分ほどで無事解放された。

 3人がオイルフェンスの中に入ったため、海保のボートが大浦湾側に集まった。辺野古崎南側の警備が手薄になった間に、カヌー隊の別のメンバーが二重のフロートを越え、初めてスパッド台船にたどり着き、直接抗議行動を行っている。

https://www.youtube.com/watch?v=DPTscfgtRIw

 大浦湾から「確保」要員が乗った海保のボートが猛スピードで辺野古崎南側に向かったが、フロートを越えたメンバーはボートが来る前に外に出ている。2台のスパッド台船の間に距離があるため、海保も神出鬼没な動きに対応しきれていない。

 カヌー隊のメンバーが多ければ、より多様な行動ができて、海保の警備態勢にも穴が開く。海の素人集団が海保というブロ集団に立ち向かうには数が必要です。仕事さーに時間ぬやりくりぬ難しさやあんでぃ思いしが、ウチナンチューのぐすーよー、なーひん参加しちきみそーれー。どぅーなーたー島、どぅーなーたじ守らんねー、ちゃんちさーびーが。沖縄ぬにーせーたー、うちはまてぃ、ちばらんな!

 

 


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