海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

7月16日の高江の様子

2013-07-16 22:31:06 | 米軍・自衛隊・基地問題

 3連休が開けて高江では、16日も早朝からN4ゲートやメインゲート前で監視行動が取り組まれた。7月に入ってメインゲートにやってくるN4ヘリパッド2の建設業者の車は、16日は現れなかった。ただ、午前中、3人の作業員がN4のヘリパッド建設現場に姿を見せている。別の車で入ったか、あるいは別の作業員がN4に行ったようだ。機械操作や杭打ちなどの作業音は聞こえず。午前中で引き揚げたらしく、午後は姿を確認していない。

 Mさんから昼食の差し入れがあり、メインゲートそばのテントでごちそうになった。

 午後1時頃から4時頃にかけて、メインゲートから見える森の中で、米兵が大声をあげながら訓練をしていた。木々に隠れて訓練の様子は確認できなかった。

 12日にアオタテハモドキの雌を紹介したが、こちらは雄。メインゲート周辺によく飛んできて、羽を開いたまま止まることが多いので、鮮やかな青色を眺めることができる。

 高江ではメインゲートやN4ゲートの近くで、毎日ノグチゲラの姿を目にし、鳴き声を聞いている。最近は、巣立ったばかりの若鳥2羽が一緒に行動していて、頭の赤い色が森の中ではよく目立つ。国の特別天然記念物であり、環境省レッドリストで絶滅危惧ⅠA類に指定されているノグチゲラが生息する森を、日本政府・沖縄防衛局はヘリパッド建設のために新たに破壊しようとしている。とても許せない蛮行をくい止めるために、ぜひ高江に来て監視・阻止行動に参加してください。

 

 


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