アトリエ 籠れ美

絵画制作、展覧会、美術書、趣味、その他日常の出来事について
平成27(2015)年5月4日より

2016年公募美術団体展その13

2016-10-15 23:37:19 | 展覧会、美術館、公募展、貸画廊、貸ギャラリー
 午前10時前に母と中美展を見に出かける。朝食は西武新宿駅の改札を出てすぐの Soup Stock Tokyo で済ませ、まず紀伊国屋書店本店で母の JAL ART CALENDER を買い、次いで一応新宿で電話して在庫を確認してから土屋鞄白金店へ向かう。コンフィオ ヌメ革バイブルシステム手帳(色はオーク)を買う。そして恵比寿駅へ戻り、駅ビルのアトレのレストラン街で寿司ランチを食べる。

 それからJR山手線で御徒町駅で下車し、散歩しながら東京都美術館へ。着いたのは午後2時45分ぐらいだったかな。中美展入口で母は案内状を渡し、私は図録を買い、入選証を見せて会場入り。

 さて今回の第68回中美展だが、去年、一昨年と良い作品を描いていた人が軒並み駄目になっている印象。どうしてしまったのか。力尽きたというより少々雑になっている。特に去年個人的にいいなあと思っていた人の、今年の作品の質の低下にがっかり。

 今年の中美展の質は高かったとのことですが、受賞(または賞候補)常連作家たちは自分の画風に変化を求め、新しいことに挑戦したというところかな。新鮮味があるとまではいきませんが、少々意外な感じです。悪くはないが良くもないという。来年で開花すれば、今年は過渡期でしたということになるんじゃなかろうか。

 さて肝心の私の絵ですが、2段掛けではありませんが、一番最後の部屋、つまり1階の出口そばの部屋に展示されているという、微妙な感じ。やはり歓迎はされなかった模様(まあ当然か)。会場で改めて自分の作品を見てみると、繊細で上品な画面になってしまった印象。きっとこれはグレージングを多用した結果ではなかろうか。考えてみると去年の作品はグレージングは一部にしか使わなかったが、今年の作品はほぼ画面の全てに使っている。その差が出たらしい。腕前は上がったかの印象を受けるが、果たして本当かは不明。たぶん気のせいでしょう。

 会場を後にしたのが午後3時45分頃。それから帰宅の途に着き、地元の夢庵で母と軽く飲んで夕食を取って帰宅しました。帰宅は午後8時前だったかな。

 以上、簡単ですが今年の中美展の報告でした。


 付)実は、また明日見に行くかもしれませんが、もし行ったらまた記事にしたいと思っています。

蛇足)今日買った土屋鞄のコンフィオ ヌメ革バイブルシステム手帳の話は後日にしたいと思います。


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