淺乃家本店 『ウラ・一期一会』

FMくしろ『一期一会』05年から夕暮れ時の街(毎週木曜18時)
13年から月一夜(毎月最終水曜20時)を放送中!

『月一夜・北へ向かう女たち』25日20時~

2020年11月25日 | Weblog

皆さん。

お元気でいらっしゃいますか。

淺乃家本店です。

 

先週の『今ちゃんの夕暮れ時の街』

今ちゃん宛てへのメッセージ

また、その前の週の『歌で go to企画』のご感想

ありがとうございました。

 

連休が明け、コロナ感染の増加を鑑みて

政府はgo to トラベル・キャンペーンの

一部地域に停止を含む調整を始めました。

 

年末年始に向けて感染数が徐々に減っていくような

効果的な感染予防策の確かな情報すら出揃わない今

go toが100%原因とは言う事ではないとは思いますが

人々の不安を出来るだけ払拭するのが肝要です。

 

まず私たちが出来ることは不要不急の外出を控え

(まぁ、政府がgo to キャンペーンやっちゃってるけど)

どうしても出掛けなければいけない時は

マスクを始めとした対策を講じる事とし

その上で手洗い、うがい、消毒剤などでの

感染防止対策をしっかりとしましょう。

 

今は、それ以上のものはありません。

 

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さて、今夜の『11月の月一夜』の楽曲特集ですが

ここに至るまでの流れを少しご案内します。

 

11月12日にお送りした『 go to Hokkaido with Music 』

『北海道の地名の楽曲で北海道周遊の旅』をしましたが

19日、リスナーさんより『良かった。北海道を旅した気分になった』と

大変嬉しいお声を多く頂き、『第二弾も楽しみにしています』と

ありがたいメッセージも頂きました。(惠ちゃんの楽曲も大好評!)

 

実は12日の放送終了後スーさんが『この企画、アンコール来ますよ』と

『一度は企画倒れ、お蔵入り』と考えていた淺乃家さんに言ったのです。

正直、内心はニヤニヤしましたが、表向きは懐疑的でした。

『そぉかなぁ。随分強行的なスケジュールでマイナーな曲もあったよぉ』

しかし、結果、皆さんの『第二弾も楽しみにしてます』の数々のメッセージ。

まったく『スーさんが言った通り』となりました。

いやぁ~。スーさん。さすがプロだわ。シミ抜きもそうだけど。

 

で、リスナーさんからアンコールを頂いた『go to 第二弾』

淺乃家さん、リスナーさん達の『お気遣い』を

『すっかり真に受け、鵜呑みにしちゃった』訳です。

 

11月の月一夜は『今年最後の放送』となりますから

『冬の演歌特集路線』で考えてはいたのですが

1時間ストーリーを通すテーマが意外と難しい。

 

19日の放送終了後、第二弾を企画するため、楽曲のライブラリーと

地図を見比べながら、歌詞の内容、季節感。行程を考えました。

 

第二弾のイメージとして『冬の演歌は北に行く』

 

1.女心(女歌)を歌う『重めの』演歌。

2.秋から冬、北へ向かう悲壮感漂う女旅。

3.日本を北上しながら縦断するスケール感。

4.本州最北の荒れる真冬の津軽海峡が第一到達点。

5.しょっぱい川を渡る決心をする、辛い心の葛藤。

6.最終到達点の北海道で一縷の望みを・・・

という、ストーリーを立ててみました。

もう、考えただけでも、体温が低下します。

身体が小刻みに震えてくるようです。

 

明るい歌は一曲もないだろうとは想像していましたが

いざ、現実に楽曲たちを組んでみると・・・

 

『傷心の女たちに激しく吹き付ける日本海の吹雪!』

『厳寒の地に辛い思いしてわざわざ行かなくたって・・・』

『歌のヒロインは幸せではないのはわかるけれど・・・』

 

楽曲自体が重くなるのは当然ではあります。

それにしたって13曲も続けざまに次々と重い楽曲たちが・・・

まるで『ホラー映画の予告』みたいじゃないか・・・

 

翌朝目覚めると、多少の胸やけ、胃もたれを感じるかもしれません。

 

 

でも『素晴らしい歌唱での名曲たちをお聴き頂きながら

歌詞を頭の中のスクリーンに映し出してみて』下さい。

 

天城越えから始まるストーリー、様々な地域、各々の立場からの

『4分半の短編ドラマ』が、それぞれ『ひとつの章』として

13章にわたる一時間の作品を紡ぎ上げていきます。

 

ある意味『組曲・北へ向かう女たち』です。

 

どうか、1時間、ごゆっくりお聴きください。