ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

村山満月うどん

2024年03月16日 | 食べ物のはなし

武蔵村山市の村山満月うどん。お店に来るのは初めてですが、店名がブログに登場するのは2度目です。

東京都内で鉄道の駅から一番遠い場所」について調べていた時に候補の一つとしてこのお店を選んでいました。
武蔵村山市は東京都で唯一鉄道が通っていない自治体ですのでそもそも駅が一つもないのですが、その中でも特に交通の便が悪いのが村山うどんの辺りでした。
最寄りのどの駅からも4km離れているというのは、都心で言えば新宿から秋葉原の間に駅が一つもない状態ということです、
そうすると村山うどんがある場所はほぼ市ヶ谷付近になります。市ヶ谷にうどんを食べに行くのに新宿、または秋葉原から歩いていくのと同じ距離感だということです。

箱根ヶ崎駅と上北台の中間地点を地図で見ていたらたまたま「村山満月うどん」があったのでそこを選びましたが、地図に載っている場所ならどこでもよかったのです。
過疎地の老夫婦が細々と営んでいる潰れそうなうどん屋さんのようなイメージを勝手に持っていたのですが、行ってみて驚きました。
次々と車がやって来て、店の前のノートに記帳すると呼ばれるまで店の外か車の中で順番を待つ大変な人気店でした。
普段は並ばない私ですが、これは待つしかないと覚悟を決めてノートに名前を書きました。

待つこと30分で入店。食べたのはもりつけうどん(つゆ温・釜揚げ)にタコのちくわ天をつけて。茹で野菜、人参の天ぷら、こんにゃくは全部について来るようでした。
うどんはもっちり極太。驚くべきはうどんの長さで1本1mを越えています。麺の真ん中を掴んで挙手するくらい上にひっぱりあげてようやく持ち上がる長さ。
この丼の中のうどんは全部で8本くらいです。美味しかった。後で知りましたが2月の「タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって」紹介されたらしい。
この日混んでいたのはそのせいもあったみたいです。
ということで、東京都内(八王子より西)で,どの鉄道の駅からも最も遠いうどん屋さんに行ってきた話でした。
コメント
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