ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

二度目の白内障手術 

2024年03月10日 | 日記B
2019年3月に左目の白内障手術を受けました。その時には今はまだいいけどそのうちに右目もやってねと言われて5年。
「そのうちに」で5年と言うのはまあ良い頃合いではないでしょうか。

今回も一泊入院。日帰りでもできるんですが、主治医は感染症対策にかなり神経を使うので夜から手術後の翌朝の経過を見たいようです。
一泊入院すると生命保険からそこそこな額の給付金がもらえるというのも入院にする密かな理由ですが。
5年前は個室でしたが今回は相部屋。2人部屋ですが一人分のスペースがかなり広くて、ベッドの横で弦楽四重奏が演奏できそうです。

窓の外は環七が都道と立体交差するところ。車の音は大丈夫ですが大型車が通るのか時々揺れました。
9時半に病院に入って検査と昼食を済ませて手術は2時40分からでした。
手術の日は週に一度曜日が決まっていて、その日の午後に10人くらいが次々に手術を受けます。医師からすれば本当にルーティンな作業って感じです。
目の手術ですから怖いことは怖いのですが、1度目で別に痛くもなんともないと分かっているのでその時よりは落ち着いています。
でもやっぱり緊張でけっこう全身が硬直状態になるので、自分で何度もリラックスを心掛けました。
前回の手術の時のブログを読むと手術室にかかっていた音楽が管弦楽組曲からハレルヤだったと書かれていました。
今回はG線上のアリア~アルビノーニのアダージョ~オンブラ・マイ・フといかにもベタなバロックイージーリスニングでつまらなかったです。

夕食はハンバーグ。見た目もきれいですが充分に美味しい。温かいものは温かいし。
スマホで「入院患者が絶望した、世界の12の病院食」というネット記事を読みながら、日本の病院で手術できて良かったと感謝しつついただきました。

手術結果ですが、右目視力が0.2から0.9に爆上がりしました。
今まで眼鏡なしでは見えなかった2~5m先くらいの物や文字が裸眼のままでとてもはっきり見えます。
その代わり右目で50cm以内の近距離はぼやけて見えにくくなりました。入れるレンズは単焦点なのでこうなることは了解済みです。
逆に前回手術した左目は読書やスマホなどの近距離がとても良く見える。そのかわり離れれば全然ダメ。
ということで左右でかなり見え方の違う状態になりました。

人間の脳と言うのはよくできたもので、両眼で見ていても脳が視覚情報として採用するのはくっきり見えている方の映像です。
なので中距離の時は右目の映像、近くを見るときは左目の映像と自動的に切り替えられているようです。眼鏡をしていなくてもかなり広範囲によく見えます。
災害時などでもしも眼鏡が使えなくなってしまったとき、裸眼で多くの情報を得られるようになったのはいつか身を助けることになるかも知れません。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする