ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

目白駅の雛飾り

2024年02月29日 | 日記B

目白駅のコンコースにお雛様が飾られていました。

人形の良し悪しは分かりませんがかなりきちんとした作りのものに見えます。
特に説明もありません。目白のどこかの邸宅から子供がいなくて使い道のなくなったものを寄贈された、とかそんなストーリーを想像しています。

赤いベルトパーティションはありますが、その気になれば簡単に手が届きます。
海外からの旅行者から見れば、小さな人形ひとつでもなかなかに魅力あるものではないでしょうか。無事に節句が終るまでこのままでいてくれればいいなと願います。
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日光街道を往く

2024年02月28日 | TOKIOの道と川

あまり天気の良くなかった2月後半。やっと晴れたので地図を見ながらうんうん悩んで足立区梅島にやってきました。
昨年10月に都内の未踏の道がかなり減っていて歩きに行くところがなくなって来たと愚痴っていましたが、あれから5か月で更に厳しくなりました。
足立、葛飾、江東の荒川越え3区にはまだ未踏の地がそれなりにあるんですが、3回以上乗り換えしないとたどり着けない場所が多くて気が進みません。
とりあえず、日光街道(国道4号)の環七より外を歩くことにして、埼京線=山手線=千代田線=東武スカイツリーラインと乗り継いで梅島駅スタート。

日光街道に出るための歩いているとベルモント公園と言うのがありました。「足立区と西オーストラリア州ベルモント市との友好親善のシンボルとして作られた公園」です。
赤いレンガ風洋館はオーストラリアのあれこれを展示している陳列館。同じようにオーストラリアにも「足立公園」があるんでしょうか。

電柱に「荒川が氾濫した場合の想定浸水深4.5m」の表示がありました。電柱の上の赤い線の所まで水が来るそうです。たいへんだ。

足立区役所。本庁舎は1996年松田平田設計によるもの。日光街道の歩道橋がそのまま庁舎2階に繋がったりしてなかなか先進的な区役所でした。

環七梅島陸橋。以前うちから自転車で西新井大使に行った時には左から来てここで右折して区役所の前を通って都内に帰って行きました。ここも都内だけど。

島根2丁目歩道橋。足立区と島根県に何か縁があるのかと思いましたが特になかったです。地名については諸説あり。

20分ほど歩いた所でメタセコイアの梢が見えたので寄り道して見ました。元淵江公園とその中に足立区生物園。生物園が意外にもなかなかの見ものでした。別項にします。

毛長川を越えるあたりで県境を越えて埼玉県草加市に入りました。

草加市に散歩に来たのは2021年の1月でした。奥の細道の草加松原が美しかった。深川~千住~草加~越谷~春日部というラインを初めて意識したのもその時でした。

2023年5月より運用開始した春日部市新庁舎。

設計は石本建築事務所。ここのところ埼玉県各市の新庁舎を見ることが多い。のぺっとしたガラスウォールばかりだった庁舎ですが最近は庇が深いのが流行です。
1~2階の屋根部分は街道沿いの商家のイメージのようです。土曜日で中に入れなかったので外観見学のみでした。

草加神社。

前回も写真を撮った煎餅を焼く娘像を見てから帰路に着きました。

まったく高低差のない日光街道。次は草加から越谷かな。それと県境歩き。
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明和電機30周年ライブコンサート

2024年02月27日 | 明和電機

明和電機の30周年を記念するコンサートに行ってきました。

会場となったのはCOREDO日本橋1の4階にある日本橋三井ホール。明和電機らしからぬおしゃれで高級な商業ビルでのっけから場違いな感じ。
入場待ちの列の中にも外にも社服を着用した男女がたくさんいますがどこまでが出演者でどこまでが客なのかよく分からない(笑)

今どきなのに電子化しない手作り感のある入場チケット。
後はグッズ売り場。もう欲しい物なんてないはずだったのですが、初めて現物に触れたゴムベースは質感が良くてかなり心ひかれました。(こらえた)

ステージはこんな感じ。特に新しいマシンは見当たりませんがふいご式だったセーモンズの肺が風船になっていたのは初めて認識しました。
でも、ちょっと調べたら少なくとも2014年には風船式セーモンズはお披露目になっていたので気がつかなかっただけか。

ライブはトラブルに次ぐトラブルでした。そもそも最初のパチモクのウィングがボタンを押しても上がらない。ここまで初歩的なミスはかつてなかった。
機械系、電源系のトラブルはお馴染みですが今回は制御系統がフリーズして演奏できないのが多かった。
最後は演奏データが消えてしまう。どうするかと思ったらなんと自動演奏装置(On-Geng3)を工員さんが手で叩いて演奏続行。
MIDIデータとACソレノイドで自動演奏というのが基本だけどいざとなれば人力だけでも生演奏する力があることを証明する一場面でした。

2013年12月の赤坂BLITZでの20周年から早10年。その後2017年のディナーショー2018年の25周年ライブが間にありましたが、それから6年ぶりのライブ。
覚えていた振付もだいぶ忘れかけていましたが最後まで楽しみました。
4月には「明和電機 全新曲リサイタル」なんていうのがあってこちらのチケットも購入済みです。今年は久しぶりに明和電機イヤーです。
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戸田橋の親柱

2024年02月26日 | TOKIO散歩

小豆沢公園の裏をぶらぶらしていて見つけました。

この場所から2.5km北で、荒川を越えて板橋と埼玉を繋いだ戸田橋の親柱です。
戸田橋としては初代が明治8年に架けられた木橋、2代目は大正12年に架けられて3年後の関東大震災で落ちました。
3代目は昭和7年に当時の橋梁技術の粋を集めた近代的なトラス橋の鉄橋。震災復興の願いも込めて作られた長さ545mの大橋でした。
昭和53年に現在の4代目が完成し、3代目は解体されましたが橋の顔である親柱は保存されることになりこの地に据えられました。

アールデコを基調とした優雅な姿。この近くに住んでこの近くの会社に勤めていたのにちっとも知りませんでした。

埼玉側の親柱は戸田橋親水公園にあります。
こちらは2021年春に戸田公園に花見に行った時に見つけて写真を撮っていました。ブログでは使われなかった写真が3年後に日の目を見ました。
板橋の方のは銅製の照明が残っているのに戸田のにはついていないのはどうしてなんだろう?
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仲宿 聚幸園 (シュウコウエン)

2024年02月25日 | 食べ物のはなし

仲宿商店街の一番北側。あとちょっとで環七に出る辺りに一軒の入りにくい中華料理店があります。その名も聚幸園 (シュウコウエン)。
入りにくいと書きましたが、ちょっと前まではこの写真よりもっともっと入りにくい店構えでした。

自分で撮った写真が見つけられなかったのでグルメサイトからの借り写真ですが、数年前まではこんな感じでした。
べたべた貼られた紙と、黒いボードにチョークか白いペンキで書かれたメニューがたくさん。
店内が見えないドアにも貼り紙があるので更に入り口に向かう気力が奪われてしまいます。まるで外部からの侵入を拒む結界の様な貼り紙群。
店主は客に入ってもらうために張り紙や黒板の文字で美味しい物や低価格を訴えかけているのでしょうが、逆にそのせいで入れなくなるという矛盾。
前を通る度に何度もお店の外観写真は撮るのですが数年間入店できないお店の一つでした。
2枚の写真を比べて見ると最初の写真の方が白い壁面も良く見えて、文字もホワイトボードに黒と赤の文字で見やすくすっきりしました。

それでついに私も結界を越えてお店に入ることができたのです。

メニュー多い!

一押しの担々麺だけでも(汁あり・汁なし・カツオだし)×(温・冷)=6種類。

これはボトルキープなのかな。おつまみ系単品料理もごまんとあるので飲みに来る常連さんが多いということです。

基本中の基本の黒ゴマ担々麺をいただきました。通常880円ですがランチタイムは100円引き。
つじ田の辛みとキレの「成都」、旨みとコクの「正宗」という分類に当てはめれば正宗系です。クリーミー胡麻たっぷり。
とても美味しいです。担々麺は中麺か中細麺が多いのですがこちらのは太めの多加水麺。つるりんとしたのど越しが良いです。
これは他のメニューも期待できそうです。
現時点で「町中華で飲ろうぜ」にも「町中華探検隊」にも見つかっていないようなので今がチャンス。
板橋はテレビでしょっちゅう紹介される町中華が数軒ありますが、そういう有名店に並んで食べるのは愚の骨頂と思っています。
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防音工事

2024年02月24日 | リフォームPart 1&2

ある休日のお昼前、階下にお住まいの方が訪ねて来られました。何事かと思ったら我が家の出す音に対しての苦情でした。
コードレス掃除機での掃除が終わった直後だったのですが、「今、何か床をこするようなことをされていましたか?」と聞かれました。
使っていたダイソンの掃除機を見せて掃除をしていたと伝えると、音が階下にすごく響く、とのことでした。
階下の方とはマンションを新築で購入した時からの上下の位置関係なので、なぜ25年経って今頃突然に?と不思議でした。
母娘のお二人暮らしなのですが、同居されているお母様の体調の関係で娘さんも平日にも家にいる時間が増えたことが原因のようでした。
掃除機をしないわけには行かないので、週に2回、一回で20分以内、朝夜はかけない、という条件で許容していただけるようお願いしました。

加えて、楽器の音が聞こえると言われたので、こちらはちょっと動揺してしまいました。
確かにいろんな楽器の音を出しています。
比較的防音性能の高いマンションで、過去にお隣や階上の方からも聞こえると言われたことはなかったので油断していました。
こちらも現在は週に2~3回、昼間の1時間程度オカリナやリコーダーを吹く程度なのですが、こちらは「生活音」ではありません。
騒音の問題と言うのは物理的な音圧レベルではなく、騒音を受ける側の寛容性の問題なのでうるさいと思われたならそれはうるさいのです。
おそらく今日まで長い間我慢されていたんだろうと想像すると申し訳なく思いました。

その日から3週間、小さな音でアコースティックギターを爪弾くくらいはしていますが、オカリナ、リコーダーを吹くことはほぼなくなりました。
やっぱり怖くて音を出せないのです。
もともとRさんが退職して在宅時間が増えることを想定して若干の防音工事を考えていましたが、それよりきちんと防音することになりそうです。
防音の方法、業者の選定、ついでにやる他の部分のリフォームなどまた考えることが増えました。

こちらが音を出す部屋。9年前のリフォームの時に造作した書棚などを活かしたまま防音できるかどうか。悩ましいです。
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割烹 東京田事

2024年02月23日 | 食べ物のはなし

十条商店街から少し外れた路地の奥に提灯が見えます。最初は寺かお地蔵さんでもあるのかと思いました。

近寄って見ると置き行燈の後ろにメニューがあって、料理店だということが分かりました。

靴を脱いで上がると和室が4つほど。こちらは一番奥の個室っぽい部屋。広間では10人ほどの会食が行われていました。
私たちは囲炉裏のある8畳くらいの部屋にテーブルが二つおかれている部屋へ。
基本は割烹で、すき焼きやふぐ、鮟鱇、会津料理などのコースメニューの店ですが、普通に各種定食があって気軽な食事使いもできます。

私は10~3月限定の牡蠣のピリ辛定食。

Rさんは特ロースとんかつ定食。

どちらも美味しかったです。とんかつは肉質がふわふわでちょっと普通ではない。やわらかいヒレ肉よりもっとふわふわ。
これはそういう肉なのか何か特別な下処理がされているのか。いずれにしても「美味しいけどとんかつではない何か」ということになりました。

このお店を見つけたのは先日のビスケッテリアに向かっている時でした。
同じ路地から入る場所で、入るところは別なんですがこうやって見ると建物と建物は完全に隣り合っています。
特徴ある民家レストランが2軒続きであるなんて、十条、おそろしい町。ちなみに右と上の白い線が商店街のアーケード屋根です。

20度を超える暖かな日でした。散歩しながら帰る途中で見た河津桜がきれいでした。
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越谷ゴルフ倶楽部 午後ハーフ

2024年02月22日 | ラウンドB

なつかしの越谷ゴルフ倶楽部にラウンドに行きました。
ラウンドといっても午後の半分だけ。11時半のクラブバスで迎えに来てもらってラウンドは午後1時から。

着いたらまず食堂でランチ。食べているのは厚切りの豚バラ肉の生姜焼き。

越谷に来るのは2021年の春以来。土手の上から見るコースがなんだか「のぺっ」として見てます。
こんな感じの非現実的な風景を描く画家がいたよね、、誰だっけという会話でしたが還暦夫婦が画家の名を思い出すことはありませんでした。

これはほぼ同じ場所から2008年に撮影した時のコース。植栽が少なくなりました。川の向こうに大きな流通センターができて雰囲気が変わったようです。

南国リゾート的な雰囲気づくり。音楽もそんな感じのがかかっていました。

2月のラウンドなのに気温が20度近くあって、ハイネック1枚でほとんど過ごすことができました。
私は10か月ぶりにクラブを握ったのですが、特に下手にはなっていませんでした。かといって上手くもなっていませんが。
ダフってちょろったりゴロで進んだりしますが4打くらいで乗せて2か3パットくらいでカップインする。まあダボかトリってことです。
そんなに大回りしたりとんでもない場所に打ち込むこともないので流れはスムースです。時々はナイスショットが出て気分が上がる。

他のゴルフ場だと年寄りが8で若者が2くらいなんですが、越谷は逆で8割くらいが若者でした。
若者向けのスポーツブランドが出資して若い人向けにリニューアルして、まんまと思惑通りに若い人が集まっている感じ。その分年寄りには居心地が悪いのか。
13時から始まって15時40分くらいに9ホール終了。まあまあ待ちの多いゴルフですが、次の日に仕事があるわけでもないのでまったく気になりません。
Rさんは9ホールではあっという間過ぎて物足りなかったようです。ショット好調だったから尚更かな。
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都立六仙公園 都立公園68/72

2024年02月21日 | TOKIO散歩
六仙公園は東久留米駅から落合川沿いを西に徒歩25分ほどの場所にあります。
その場所にあった私立第八小学校が学校再編で閉校になった跡地と、周囲の農地をまとめて2006年に新しい都立公園として整備したものです。

南西角の多目的運動広場から入園。

園内マップ。現在公園として利用できるのは緑色で塗られている部分。東京都建設局の計画ではそのまわりの点線で囲われた部分全体がいずれは六仙公園になります。
公開中の面積は約5万㎡ですが、今後整備される予定の事業認可を取得済の区域が7万㎡、認可待ちの区域が2万㎡と完成すればかなり大きな公園になる予定です。

このあたりが用地取得済みの区域。

この辺りは古来より豊富な湧水があって狩猟にも適した土地だったため旧石器時代から縄文時代にかけてたくさんの集落跡が見つかっています。
公園の一角にはここで発見された中期縄文時代の竪穴住居跡の形を表したモニュメントが作られていました。

縄文の丘。

丘の上から丹沢山系とそのむこうの富士山が良く見えます。

梅も咲いています。

公園は南沢湧水に隣接しており、涵養地としての役割も期待されています。
公園としてはまだ開発の端緒ですが、練馬の練馬城址公園とともに今後どのように変わっていくかを楽しみに見守りたいと思います。


都立公園、残りあと4つです。前回、平山城址公園の時も残りあと4つと書きましたが、東村山の中藤公園がリストから落ちていたことが判明し1つ増えました。
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スケッチ教室 #6自転車を描く

2024年02月20日 | 日記B
2月のスケッチ教室のお題は「自転車」と聞かされていました。難易度高そう!

どうやって自転車を描くんだろうと思いながらギャラリーに入ると、なんとテーブルの上にどーんと自転車が置いてありました。そうきたか。
自転車の種類も気になっていましたが、ご近所の生徒さんがクレジットカードのポイントでもらったとかいう折り畳み中華自転車でした。
自転車の中ではあまり複雑でないぼてっとした形状でちょっと安心。
今回は見る角度によってかなり難易度が変わるだろうということで、座り場所をジャンケンで決めました。

ジャンケンでビリになった私に残された場所はここ。パースがきつい。逆光で対象物がほとんど黒いシルエットにしか見えない。
条件としては最悪でした。

スケッチ開始から30分。自転車はバランス命。前後の車輪とシートポスト、メインチューブのアタリを取ります。
このアタリ、素人が書いたにしては比較的よくできていますがそれには理由があります。
書き始めてすぐに自力で形をとるのは無理だと分かったので、スマホで「写真にグリッド線を入れるアプリ」を検索して「Grid #」というアプリをインストールしました。
それを使って自転車の写真に3×4マスくらいの格子を引いて、スケッチブックにも同じように縦横に線を引きました。
よく屋外でスケッチをしている人が格子の入った透明なプラスチック越しに風景を見ていますが、あれのデジタル版です。
これで写真と比較的近いバランスでそれぞれの位置を書き込んでいくことができます。これをしなかったらもっととんでもない構図になっていたはず。

スケッチ開始から75分。カゴとハンドル(むずい!)のアタリを取ってから後輪から順に書き込んでいきます。

スケッチ開始から100分。変速機周りとサドルの裏側は実際には真っ黒にしか見えていないので、近づいてどうなっているかを何度も確認しながら書き進めます。

スケッチ開始から120分。黒いパーツを黒く塗ったり、実際には見えていない影をつけて立体感を出します。書きたくなかったスポークも書きました。

スケッチ開始から140分。ブレーキと変速機のケーブル、ロゴを書き入れてこれで完成です。
まあ、誰が見ても自転車だとわかるだろうからヨシとしよう。
自転車みたいに無機質なものを描いてもやっぱり過去のキノコ鍋や白菜と同様にそこはかとなく童話の絵のようなほんわか感が出てくるのが面白い。

講評タイム。自転車は横方向から描くのが簡単と思っていたけど、横からの方がバランスの崩れがすぐに分かるので難しいのかもな。
でも他の人は私みたいに写真とグリッド線でバランスを写し取ったりせずに自力で頑張ったのは偉いと思います。
今度、アプリを使わずに自転車を描いたらどうなるか家で試してみようかな。
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2月の板橋アブシンベル

2024年02月19日 | 日記B

冬至の57日前と57日後に同じ位置を通る太陽が板橋区の小さなマンションの一室に光を投げ入れるという天文法則が発見されてから3か月半。
当時から57日後の2月17日の朝は残念ながら曇り空で太陽は見えませんでした。
実はその話はすっかり忘れていたのですが、2月16日の7時くらいにハレザタワーの反射光が和室の壁を照らしているのを見て思い出した次第です。
で、2月17日は曇り。翌2月18日は曇りの予報だったのですが雲に隙間があったようで見事に光線がキッチンの奥に届いていました。
昨年10月26日(当時の57日前)の写真と比べるとやはり薄雲のせいで光のコントラストは薄いですが、確かに光はあります。

窓の外はこんな感じ。

ということで、反射光が入るのは前後57日だけでなく、その前後何日間かも届いていました。何日間くらい続くのかな。
理科系の人だったら「一日でどれくらい光が移動するか、同じ時刻で記録を取ってみよう」とか考えそうですが私は文系なのでそういうのはしません。
ちょっと知りたいのはビルで反射している光の幅がどれくらいなのか、向こう側から見てみたいという気はします。
お向かいの小豆色のビルの給水タンクがある屋上に登らせてもらう方法はないかな。
ないか。
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東久留米散歩②南沢湧水群から市役所

2024年02月18日 | TOKIO散歩
つづきです。

小金井街道から東久留米駅まで真っすぐの道を歩きます。落合川沿いの方が気持ちよさげでしたが、ここは都道を歩くことを優先。
東京都道234号前沢保谷線という名称ですが、現在見ているこの部分が地図に現れるのは1998年以降です。
今昔マップ便利なんですが2005年以降がいきなり現在になってしまうのが残念。まあこれは今昔マップではなく国土地理院の問題ですが。
これから未来に向けて年代別の地図と航空写真をもう少しきちんと、せめて5年おきくらいに見比べられるようにならないものかと思うのです。

東久留米市立中央図書館。中央図書館コレクション追加。1979年開館で現在は図書館流通センターが指定業者として運営しています。

歩きながらふと振り返ると道の向こうに富士山が。私が横断歩道の真ん中で急に写真を撮ったので散歩中の男性が何事かと向こうと見ています。

都道が途中で北へ逸れたので、落合川の方に下って行きました。

南沢氷川神社。新全国神社検索だと東久留米市にある氷川神社は4社ですが、広く知られているのはこちらの南沢氷川神社です。

現在の社殿は昭和46年に建て替えられたもの。大変見事です。

こちらに回り込んできたのは南沢湧水群を見るためです。
東京の名湧水57選の一つですが、平成21年に環境省の「平成の名水百選」に都内で唯一選定されたことで一躍有名になりました。

氷川神社の前に「南沢湧水の場所」としてABCD4か所の湧水の地図もどきがあったのですが、地図としての機能がほとんどない(笑)これでたどり着く人はいないだろ。
うろうろしていたらたまたま市の作業服を着た管理者のような方が歩いておられたので話しかけて場所を教えてもらいました。

支流から支流に分け入った先に段差の下から水が出ている所がありました。この水が落合川から黒目川になって新河岸川から荒川に注ぐことになります。
地元の人が大きなペットボトル3本に水を汲んでいました。大事な水源地だからあまり場所を分かりやすくしない方がいいのかもな。

落合川を越えて駅前の通りに戻ります。駅の近くの大きなイトーヨーカドーもあるし、富士山は見えるし名水はあるし。東久留米は住みやすそう。

東久留米市役所。1997年竣工。市民プラザと名付けられた円弧を描いたアトリウムに散歩中にありこちで見えた塔屋。なかなか良き。
設計事務所の名前が出てこないんですが、佐藤か久米かという香りはします。

アトリウムのガラスに真向かいにあるヨーカドーの看板が写っています。

塔の部分がどうなっているか見たくてエレベーターで最上階まで登ってみましたが、塔の天辺には近づけませんでした。窓から富士山。

駅前にブラックジャックとピノコの像が。東久留米は手塚治虫が晩年暮らした町でした。
像は手塚真さんの監修のもとで製作され、2020年3月に東京都の2度目のコロナ非常事態宣言明けを待って除幕式が行われたそうです。

本日の東久留米散歩コース。約7.5km、約2時間半。なかなか良いコースです。おすすめ。
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東久留米散歩①竹林公園、たての緑地、六仙公園

2024年02月17日 | TOKIO散歩

二度目の東久留米駅。一度目は朝霞台から黒目川を遡上した時。ひばりヶ丘駅から行った自由学園も東久留米市でした。

駅の北側を黒目川、南側を落合川が流れています。二つの川の距離は西武線の線路上で500m。1km東で二つの川は合流します。
今回は駅から南西方向に落合川周辺をうろうろしながら東京の名湧水を見たり、まだ行っていなかった都立公園に行ったりします。
こちらが初めて見る落合川。川沿いはかなりきっちりと遊歩道が整備されていてお散歩に最適。川に面した家もおしゃれな洋風住宅が多いです。

市内にはたくさんの庚申塔があるそうで、これらを巡るウォーキングマップを一瞬見かけたのですがなぜか二度と見つからなくなりました。

この日は満開の梅もたくさん見ました。まだかなり多くの農耕地があって、なぜか農地の隅にかなりの確率で梅の木があります。これはこの日見た中でも最大のひとつ。

東久留米市の名所の一つ、竹林公園。

落合川の支流の脇の傾斜地で2,000本の孟宗竹が見られます。

一番底の部分には東京の名湧水57選のひとつがあります。

東久留米駅と南西2.8kmの場所にあった旧中島航空金属田無工場を繋いでいた引き込み線跡が「たての緑地」という名の遊歩道として残されています。
この辺りは東西の川筋を越えるためにかなり高さのある築堤になっていました。

「たての緑地」は高圧線の鉄塔の建設地としても使われました。遊歩道は鉄塔を左右に除けながら南に進みます。

農地の脇には梅の木が。

都立六仙公園に行くためにスマホで経路を出したらこんなところを歩かされました。これは人様の土地の庭先を歩いているのではないかと不安になります。

その道の終わりは棒で塞がれていました。やっぱり入っちゃいけなかったのかな。でもGoogleMapには黒い線で表示されるやつです。

都立六仙公園へ。都立公園71か所中の68か所目。残り3つになりました。

東久留米市にはもう2本、小金井街道と新小金井街道のGPSの軌跡が残されています。小金井街道の軌跡と繋いでおきます。

普通の住宅のお庭に見事なしだれ梅がありました。

その近くの農地では菜の花とほうれん草。菜の花も食用なのかな。植物には疎いのですが、散歩中に見える花は気分を高揚させてくれます。
Part2に続きます。
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都内梅見ポタ

2024年02月16日 | 後楽園円月橋日記

久しぶりにクロスバイクで梅を見に都心方向へ。最初に伝通院前から牛天神北野神社の梅祭り。



甘酒が振舞われていましたが、自転車なので飲めません。

続いて小石川後楽園へ。10年以上買っていた年間パスポートが昨年の夏で切れていて2年ぶりに買い直しました。

梅園前はこんな感じ。午前10時だとまだ静かです。

種類によって早いの遅いの差があります。

こちらはまだまだ蕾。

勤め先が近かったおかげで後楽園には本当にしょっちゅう来ていました。今は年にせいぜい2~3回です。

最初は円月橋の解体修理をきっかけに日本庭園にはまりました。修理が終わったのが2012年ですからあれから干支が一回りしたようです。

12年間でいろいろなことがあって、昔と今とどっちがいいのかよく考えます。
生まれてから63年ほど生きてきましたが、人生の最大の区切りを考えると50歳の時の東日本大震災のような気がします。
もちろんそれまで50年間いろんな体験をしてきましたが、それまでの出来事は全て「一連の流れ」の中でした。その流れが突然ぶち切られたのが2011年3月。
そこからちょっと歯車がぎくしゃくしながら今日に繋がるっているような感覚です。私には。
後楽園の涵徳亭、いまは「びいどろ茶寮」。ここで食べるお昼ご飯は高くても650円だったのですが今は今どきの値段に変わっていました。

後楽園を出て言問通りで根津へ。この長屋、いつのまにかちょっとおしゃれになってました。昔はこうです。
建て替えたのか?とも思いましたがそうではなくておそらく後から取り付けられたものを取っ払って、建てた当初の姿に戻したようでした。

日暮里の一由そばへ。同時に家を出て王子でゴルフの練習をしていたRさんと日暮里で待ち合わせです。午前11時だとまだすんなり入れます。

11時半になるとこの行列。昔と違って大きなスーツケースを転がした海外からの旅行者が来るようになりました。
お店の前でポーズを取って写真を撮り合ったりしているのでツーリスト向けの情報として広まっているんでしょうね。
「地元の人で賑わう美味しくて安いローカル食堂」は旅行者からすれば一番望ましい場所です。私だって旅行中はそういうお店に行きたい。
今はまだ10分20分待てば食べられますが、そのうちここに100人とか並ぶようになったらもうそのお店は失われたも同然です。そんな日が来ないことを願う。

「あたたかい普通のそば、コロッケ、ごぼてん半分、玉子生」という注文で650円。紅ショウガ天半分の半分はRさんからのおすそ分け。
初めて来たときは370円で食べていましたから、ここも10年で倍近くに上がったのかな。それでもまだ安いけど。

おそばを食べ終わったらそこでRさんとはお別れして私は鶯谷から明治通りまで尾竹橋の未踏破部分を塗りつぶしに行きました。
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星空観賞バスツアー

2024年02月15日 | おとなの遠足
2月の3連休が予定なしになったので何か面白いことはないかと探していたら、日帰りの星空観賞バスツアーがあったので申し込みました。
それから出発日まで10日間、晴れと曇りを行き来する天気予報を気にしながら暮らしましたが当日にはには全面的に晴れ!という予報になって一安心。

新宿コクーン前を11時過ぎに出発、山梨県北杜市のサンメドウズ清里スキー場で星空を見て22時半に新宿に戻るという行程です。
まず2時間半、三連休で渋滞中の中央高速を走って甲府でほうとうを食べます。美味しいけど量が多くて最後ギブ。周囲の若い人たちは女性でもペロリでしたね。

山の中へ入ります。日本一標高が高い野辺山駅のちょっと先で車内から国立天文台野辺山の45m電波望遠鏡が見えました。

平沢峠で雪と山の景色を楽しむ。一年に一度くらいは雪が積もった所に行きたいので来られて良かった。

この辺りで行く手の山に雲がかかり始めて心配になります。

「萌木の村」という観光施設に立ち寄り。

山の斜面に山小屋風のレストランや雑貨店が並んでいるいわば郊外型のショッピングモール。

メリーゴーラウンドまでありました。

東側は青空が広がっていたのでなんとか夜まで雲がかからないで欲しいと願いつつ。

サンメドウズ清里スキー場に17時20分到着。駐車場の向こうには夕日のほんのり染まったきれいな富士山が見えました。
センターハウスのレストランで映像による星座の説明を聞いてからいよいよ出発です。

この頃すでに外はがんがん雪が降っていました(涙) 外はマイナス10度とうことで服を全て着込んでから、配られた使い捨てのカッパも着用。
ラップでくるまれた使いかけの野菜みたいになったRさん。

リフト乗り場に向かう参加者の列。これだけ雪が降っているんだから星なんか見えるはずもないと分かっていますが一縷の望みをかけて雪の中を歩きます。
この時55歳以上の参加者の脳裏には映画「八甲田山」のテーマ音楽が聞こえていました。

リフトの上から。身体の上に雪が薄く降り積もって行きます。

山頂に到着して雪の上に座ります。この後カウントダウンをしてから全ての照明が消されるとそこには十億の星空が、、、のはずだったんですが。無念。
ところが、いろいろ説明を聞いているうちに場所によって雲が薄れたようで光の強い星がちらほらと目に見えるようになって来ました。
オリオン座とか冬の大三角形とか冬のダイヤモンドとか。シリウスとかアルデバランとか。(天文無知)
満点の星空ではなかったけど、完全な敗北でもなかったことは喜ぼう。だいたい様子は分かったので、またいずれリベンジしたいと思います。

萌木の村で買ったモンゴル製のウールの靴下。あったかそう。まだ履いてない。
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