荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

富岡八幡宮大関力士碑の周辺

2020年05月07日 | 散文

大相撲5月場所が中止になりました。思いついてやって来ました。新緑萌える富岡八幡宮です。随分久し振りに鳥居を潜ります。参拝者は疎らです。一昨年の、元宮司の弟が姉の宮司を日本刀で刺殺した後自らも日本刀で自害した事件以降、参拝者が極端に少なくなっています。

 

今日の目的は、大相撲に関する各種碑を見ることです。

 

先ず、大関力士碑が建立されている一角に行きます。左右に円柱が立っています。「巨人力士身長碑」と書かれています。向かって右側が古いです。右手に行きます。

 

「釈迦獄等身碑」です。2m26cm45mmですか!

 

これです。

 

私、平均身長より高いんですが、届きません・・・ 手先だけが黒く自転車焼けして、シワが寄った手が恥ずかしいです・・・

 

左側へも行きます。

 

こちらには数人の巨人力士の身長が刻まれています。成人男子の身長が150cm位しかなかった時代に大男は神の化身でした。相撲は豊年満作を祈る神事でした。民衆は大男を敬い崇め畏怖したのです。それが2mを超えるのです。だからこうして記録に残っているのです。

 

こちらはなお高い! 青鯨太左エ門なんて2m30cmです。

 

釈迦獄の身長碑の裏には巨人力士の手形・足形もあります。これです。合わせようと思いました。足形は靴を脱いで仰向けに寝転ばないと合わせられないので、手形にします。一番大きな上段の真ん中か左のに合わせようとしましたが、左手を合わせると右手が画面に入ってきてスマホのシャッターが押せません。私が左利きのせいもあるかも知れません。

 

仕方が無いので、隣の少し小さいのにしましたが、それでもこの大きさです。こんなので張り手されたら、死ぬな・・・!

 

さて、大関力士碑を見ます。要は横綱になれなかった人ですが、とは言え大関です。昔、外国人力士が「大関はチャンピョン、横綱はグランドチャンピョン」と言っていました。的を得た表現だと印象に残っています。こちらは知らない力士ばかりです。江戸から明治対象時代の大関です。

 

この辺り、昭和末期から平成になると知った力士が登場します。

 

懐かしい面々が並んでいます。勿論、琴照菊や栃ノ心や照ノ富士や高安などの現役元大関はまだ入っていません。まだ横綱になる可能性があるもの・・・ 豪栄道は資格があるけど、この相撲関係の「刻印する仕事」が遅いです。後ほどもその仕事ぶりが出てきます。

 

・・・付け足し(「付け出し」と表現すべきか? 大相撲だけに・・・?)のように小さく「強豪関脇碑」もあります。関脇は沢山居るから選抜するのが大変だと思います。一人だけ白く名前が刻まれています。「力道山」です。彼は大相撲を辞めてプロレスに行った人です。大相撲協会に後ろ足で砂をかけるようにして(言いすぎ?)。そのあと大人気者になったので、協会も人気にあやかって追加したのだと勝手に思っています。そこだけ凹んでいます。これを見る度に削除された力士は誰だろう、と考えてしまいます。

大相撲が観たいばっかりに、こんな散策をしています。

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新緑の水元公園2020年/中央広場

2020年05月07日 | 散文

緑の草原です。

 

木々が影を落とします。

 

風がそよぎます。

 

緑の丘です。

 

木漏れ日が濃いです。

 

緑の濃淡が好いです。

 

寛ぎの丘です。

 

風が渡ります。

 

枝が揺れます。

 

 

遠くメタセコイアの森が色濃いです。

 

緑は好いです。時の経過を忘れます。

緑は好いです。心に隙が生まれます。無防備に解放されます。

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新緑の水元公園2020年/メタセコイアの森

2020年05月07日 | 散文

桜の季節に訪れて以来です。対岸の桜がすっかり葉桜になりました。

 

メタセコイアも新緑の森です。

 

森への路も緑です。

 

いつもの路を行きます。

 

南風が新緑を揺らせます。

 

振り返ります。

 

木漏れ日の影が濃いです。好い季節になりました。

 

風が森を揺らせます。

 

森の小路です。

 

森の中へ入って行きます。

 

木製のテーブルがあって、人々が寛いでいます。

 

 

 

緑は好いです。心が落ち着きます。

 

木漏れ日は好いです。心が寛ぎます。

 

物思いは好いです。コロナ禍を忘れます。

 

見上げる空です。

薫風が木々を揺らせますが、音は聞こえません。沈黙の風です。

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