林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
週明けに店長、水曜にVROOOM、金曜につぁんが投稿します。

ヴァン・モリソンの曲をやるならばっ! その8

2023年03月29日 08時17分03秒 | 演奏曲

いよいよ、今年度が終わりますなあ。

おいらは、やっと仕事の忙しさから、ひとまず解放されて、ゆっくり過ごせておりまする。

ところが、みなさまお気づきにように、このブログに店長の記事が上がらなくなっております

いや実は、店長の身内の方に、ご不幸がありまして、今バンド活動はお休み中です。

この場を借りて、ご冥福をお祈りいたします。

そしておいらは、店長の復活を待ちつつ、練習したり、曲のアレンジを考えたりしたいと思ってます。

 

さて前回、ヴァン・モリソン「ムーンダンス」を演奏することにして。

歌は頑張るにしても、ハーモニカがうまく合わせられない・・・

というところまで語りましたな。

 

そう、ハーモニカの吹き方は本当に奥が深くて・・・

前回紹介した、ファースト・ポジション、セカンド・ポジションくらいしか、おいらは知らなかったのですが・・・

サード・ポジション、フォース・ポジション、フィフス・ポジション、なんていうのがあるのです(驚愕)

 

一応、簡単に解説すると、

 

Cメジャーの曲Cのハーモニカで演奏するのが、ファースト・ポジション

FのブルースCのハーモニカで演奏するのが、セカンド・ポジション

Dマイナーの曲Cのハーモニカで演奏するのが、サード・ポジション

Aマイナーの曲Cのハーモニカで演奏するのが、フォースポジション

(これ前回、ファースト・ポジションと間違えてましたね)

Eマイナーの曲Cのハーモニカで演奏するのが、フィフス・ポジション

 

うわ、こんなにあるのか・・・(絶句)

 

 

ただ、これは一説であって、他にも説があります・・・(遠い目)

たとえば、別のサイトだと・・・

こんなふうになっていて、混乱してしまいそうです・・・

 

 

とは言っても、フィフス・ポジションを使うことは、まず無いので。

とりあえず、サード・ポジションを使ってみることにしたのですわ。

 

前回も書きましたが、ムーンダンスの曲のキーはAm

ということは、Gのハーモニカを使えばいいわけですね。

 

これが、挑戦してみると、いつもと違う感覚で吹けて、気持ち良い(恍惚)

もともとジャジーな曲だから、少々音が外れても、そんなに気にすることないし。

雰囲気が崩れなければ、何でもあり、というのがおいらのハーモニカの吹き方なんで。

 

 

まあ、良く言えば臨機応変、悪く言えば、行き当たりばったり(笑)

 

 

2014年には路上でムーンダンスを演奏していて、その映像はYouTubeにあげてあります。

 

さらに、2019年のホット・ロッキン・ナイトのステージでも、演奏したわけですが・・・

それらの、動画を見直してみて・・・恥ずかしい(笑)

まあまあ、でも、あの時は、あれでベストを尽くしたわけですから(遠い目)

 

それにしても、ハーモニカの道も、ものすごーく奥が深いものですなあ。

ハーモニカだけで、一生かかって追及する価値がありますな。

 

 

そして、しばらくの間、この曲は演奏しないで寝かせることになります。

やっぱり、うちは3人編成のバンドですからね。

おいらがギターを弾かないと、どうしても音が薄くなってしまうからです。

 

 

そして、数年寝かした後、最近になって、またこの曲が復活することになるわけですわ。

それについては、以下次号じゃ!


ヴァン・モリソンの曲をやるならばっ! その7

2023年03月22日 05時34分30秒 | 演奏曲

さて前回、うちのバンドでやる曲を考えて・・・

ヴァン・モリソン「ムーンダンス」をアレンジして、バンド・メンバーに提案した、というところまで。

 

その時のアレンジでは、

店長 ギターでコード・バッキング

VROOOM カホン・パーカッション

つぁん ヴォーカル・ハーモニカ

という編成にしました。

そう、おいらがギターを弾かない、という編成ですね。

 

これは当時としては、かなり画期的な編成でした。

このブログでは何度も書いていますが、おいらと店長は師弟関係です。

おいらは店長と出会って、はじめてギターを弾く楽しさを知ったわけでして・・・

 

当時は、店長に対して・・・

遠慮があった

んですわ(苦笑)

そう、今は遠慮なんてしてませんけどね(笑)

なので、当時は店長にバッキングだけをやらせるなんて、おそれ多くて頼めなかったのですよ。

 

ところが、店長は、

面白いリズムじゃん、やろうやろう!

と言ってくれて、どういう弾き方をした方がいいか、真剣に考えてくれたのですよ。

そう、店長にとっては、ギターが弾ければ、ソロでもバッキングでも楽しくてたまらない、ということのようなのです。

いやあ、さすがはギターの求道者!

言ってみてよかった、この曲が突破口になって、アレンジの幅が広がりましたわ。

 

そして、VROOOMも、

この曲、カッコいいよ、やろうやろう!

と言ってくれて、いろんなライブの演奏曲を考えるときに、この曲を推してくれたのですわ。

この曲はジャズっぽいリズムだし、ブレイクも多いし、カホンを叩いていて、楽しいらしい。

マイナーな曲を嫌うVROOOMにしては、かなり珍しいことで、うれしいかぎり。

 

なるべく、メジャーな曲を選ぶのは大切なことだけども、こういう、

うちのバンドのこだわりの曲

を増やしていくのも、大切なことですな。

 

んで、問題は、おいらの歌とハーモニカですよ・・・

これが、難しい!(驚愕)

ジャズっぽい歌って、歌ったことないし、カッコよく決めるのは大変ですよ・・・

まあ、でも歌は、何度も歌い込んでいけば、なんとかなると信じたい。

 

ところが、ハーモニカが、うまく決まらないのですよ・・・

こういう曲に、どうやってハーモニカを合わせるのか、これは初めての経験でしたわ。

 

 

おいらが使っているハーモニカは、

テンホールズ・ハーモニカ

というものでして、ハーモニカごとに、キー(調)が設定されてるのですわ。

普通、Cの曲には、Cのハーモニカを使います。

もしくは短調の場合、その平行調のハーモニカを使うのです。

Amの曲に、Cのハーモニカを使うわけですね。

これをファースト・ポジションと言って、1番曲に合わせやすい方法です。

 

この曲はAmです。

だから、普通に考えると、Cのハーモニカを使うのが、第一候補なわけです。

 

ところがっ!

この曲のソロをCのハーモニカで吹こうと思うと、うまくいかないのです。

音は合うけども、カッコよくない・・・

 

ということは、ブルースと同じように、セカンド・ポジションで吹くべきか・・・

その場合、Dのハーモニカを使うことになります。(詳しい説明は、割愛)

ところが、それも、この曲の雰囲気に合わないのです・・・・

というか、音が外れているように聞こえてしまいます・・・

 

おいらは途方に暮れてしまいました。

でも、こういう経験をして、いろいろ調べることによって、音楽知識は増していくわけで・・・

おいらは、ハーモニカについて、調べまくることにしたのです!

 

以下次号じゃ!


ヴァン・モリソンの曲をやるならばっ! その6

2023年03月15日 05時28分01秒 | 演奏曲

さて、みなさま、お元気でございましょうか?

春になってきて、暖かくなってきましたな~。

さて、いきなりの写真、どうですか、ヴァン・モリソンばっかりです。

そう、おいらの家にある、ヴァン関係のものを並べてみました。

これ以外にも、DVDとか書籍とかありますからね・・・

 

んで、手前にあるのがCDたちで、いちばん上にあるのが、楽譜です。

そう、ヴァンの楽譜を持っているんですよ、おいら(自慢げ)

というのも、普通の書店・楽器店では、売っていません(笑)

この2冊は、今から25年くらい前に、海外から個人輸入したものです。

当時は、今みたいにネットでいろんな曲のコード進行を調べられるような時代じゃなかったもんで・・・

ヴァンの曲を演奏したくてたまらずに、手に入れたわけですね。

 

そこまでして、おいらが演奏したかったヴァン・モリソンの曲たち。

その中で、うちのバンドでやるには、どの曲が良いのか??

 

バンドを再結成して、しばらくしてから、どうしてもヴァンの曲をやりたくなったおいらは・・・

猛然とヴァンの曲のアレンジにとりかかります。

その時には、もうネットで調べられたので、楽譜はあんまり役に立ちませんでした(涙)

 

うちのバンドは特殊な編成ですからね、それでもそれなりに形になるように考えるわけですわ。

ただ、ヴァンの曲はどれを取り上げても、日本じゃ、知る人はほとんどいないわけで・・・(涙)

もはや、完全に自己満足の世界です。

それでも、やりたいのじゃ!(開き直り)

 

 

そして、選んだのが、この曲です。

Moondance (2013 Remaster)

なんと、ジャズっぽいこの曲にチャレンジしたのです。

ロック・バンドでやるには、ちょいと難しいリズム

でも、お洒落でカッコよくて、演奏したくてたまらず、うちのバンドに持って行ったわけですな。

 

 

 

この曲は、ヴァン・モリソンのファンにとっては、知らぬ者がいない、

このアルバムの表題曲ですね!!(鼻息)

まあ、おいらは1ヵ月に1度くらいは、必ず聞きますね(遠い目)

 

ちなみに、このアルバムは、ヴァンの最高傑作の座を、

「アストラル・ウィークス」と争ってます。

ただ「アストラル・ウィークス」クセが強いアルバムなので・・・

「ムーンダンス」のほうが、断然、聞きやすいです。

ヴァン初心者の皆様、ぜひ「ムーンダンス」を聴いてみてください(懇願)

 

おいらとしては、ダメで元々のつもりで持って行ったのですよ。

完全に、おいらの個人的な趣味ですからな・・・

しかも、その時に持って行ったアレンジは、店長にバッキングだけをしてもらうというもの・・・

これまで、店長には必ずギターソロを弾いてもらって、見せ場を作る、という不文律があったのですが。

ヴァンの曲を歌いたい! 

という欲望に負けて、そんなアレンジをしたわけです。

そう、当時のおいらとしては、ジャズっぽいリズムを、弾きながら歌える自信がなかったのです・・・

 

袋叩きに合うかな~、と思いつつ、提案してみたところ・・・

なんと、2人とも

カッコいい曲じゃん!

と言ってくれて、チャレンジすることになったのです!!

 

以下次号じゃ!!


ヴァン・モリソンの曲をやるならばっ! その5

2023年03月08日 05時29分35秒 | 演奏曲

さて、そろそろ、今年度の仕事がひと段落しそうな、つぁんでございますよ。

なんか、今年度は新しい仕事が増えて、しんどかったなあ~(遠い目)

まあ、それもこれも、いろんな人の協力のおかげで、なんとかなりましたわ。

ありがたい、ありがたい。

 

それはともかく、ヴァン・モリソンの曲で、うちのバンドでやるなら何の曲か?

というテーマで書いているはずのこのブログも、どんどん脱線してますな(笑)

いやあ、ヴァン・モリソンについて語ることは、山ほどありますからなあ・・・

まあ、今しばらく、おつきあいくださいまし。

 

さて、これまで、ヴァンの楽器の腕前や、作詞作曲能力などについて語ってきましたが・・・

 

 

いよいよ、語らねばならない時が来たようですな・・・

 

 

 

 

そう、今回のテーマは、ヴァン・モリソンの、性格です(遠い目)

 

 

 

ヴァン・モリソンの性格を、調べれば調べるほどわかるのは・・・

偏屈

だということです(爆笑)

 

 

 

いやあ、おいらは、ヴァンの音楽を聴いているだけだから、幸せなんだけども。

いっしょに仕事をする人にとっては、とっても大変な人らしいです(苦笑)

 

 

いっしょにアルバムを作成したドクター・ジョンは、

セッション中に殴りたくなった、唯一の男だ!

と言い残してます(笑)

 

ヴァンの元プロデューサーは、

あいつとは、もう二度と仕事はしない、何万ドル積まれてもだ!

と言い残してます(笑)

 

バックで演奏していたミュージシャンは、

毎日電話をかけてきて、一方的に何時間も話すから迷惑だった!

と言い残してます(笑)

 

 

 

 

 

いやあ、うちのバンドの店長が大好きな・・・

この人のことを、悪く言えませんな~(苦笑)

音楽と人柄は、共存しないのかもしれませんね~。

 

ただ、ヴァン・モリソンは、イングヴェイみたいにインタヴューに応じないので。

元バンド・メンバーの悪口とかは、残ってないです(笑)

 

ただ、ヴァンの来日公演が、今まで1回もない理由は、

飛行機に乗るのがこわい

からだというのは、よく言われていることです。

いやあ、偏屈だなあ(たまらん)

 

 

なんかのライブのアンコールで、観客ともめて、一触即発の大喧嘩になったとか。

なんかの雑誌のインタヴューで、記者ともめて、一触即発の大喧嘩になったとか。

なんかのアルバムの録音で、ミュージシャンともめて、一触即発の大喧嘩になったとか。

 

ヴァンの武勇伝は山ほどあります(爆笑)

おいらも、ヴァンが好きなもんだから、いろいろと調べてしまって、その面では、大いに幻滅しとります。

 

 

 

 

ただ、ある記者が、

「ヴァン・モリソンは、頑固な農家の親父みたいなものだ。

農協の言うことを聞かず、有機農法で美味しい野菜(音楽)を作るんだが。

気に入らない奴は食わなきゃいい、って放言しているのよ。

そこらあたり、首尾一貫しているから、偏屈でも好感が持てる。」

みたいなことを書いていて、

 

あ~、わかる! 

そのとおり!

 

と思ったことがあります。

 

 

あれ、今回は、音楽に全く触れなかったな・・・(苦笑)

とりあえず、以下次号じゃ!!


ヴァン・モリソンの曲をやるならばっ! その4

2023年03月01日 05時31分42秒 | 演奏曲

さてさて、みなさま、お元気でしょうか?

いやあ、おいらはあんまり調子よくない・・・

前回のバンド練習の後、急激に咽喉が痛くなり。

次の日は1日中、寝ておりました・・・

うちの家族も、みんな、体調不良。

なんか、この季節は、風邪だのインフルだので、しんどいですなあ。

 

ただ、そんな中でも、バンドの音響を考えたり、新しいエフェクターを買ったり。

咽喉が痛くなる直前の、カラオケ練習の映像をyoutubeに上げたりと、いろいろ頑張りましたよ。

今年もいろいろと、あるだろうけど、良い1年になるといいなあ(遠い目)

 

それはともかく、ヴァン・モリソンですよ。

前回、ヴァン・モリソン楽器の腕前について語りましたが。

今回は、作詞・作曲能力についてですよ。

おいらは、ヴァンの作詞・作曲能力を、そんなには高く評価してませんでした・・・

とにかく、圧倒的な歌声と雰囲気に、ただただ魅了されていたわけでして。

 

 

ところが、数年前、職場の同僚に、

つぁんさんって、どんな音楽が好きなんですか?

と聞かれて、

いやあ、知らないかもしれないけど、ヴァン・モリソンとニール・ヤングなんだよね~。

と答えたら、

おお、ニール・ヤングはよく聴きますよ! でも、え? ヴァン・モリソン? 知らないっすね・・・

というお返事(笑)

そりゃ、そうだよね、日本じゃマイナーなんだよね~。

と苦笑したら、

よければ、貸してくださいよ~。

と言われて、喜び勇んで貸しました(笑)

 

 

すると1週間後くらいに、

つぁんさん、ヴァン・モリソン、すごいじゃないですか! 声もいいし!

とほめてくれたのです。

いやあ、砂漠でオアシスを見つけたような気持でしたね(歓喜)

それだけでもうれしかったのに、同僚はさらに、

なによりも、歌詞がいいですよ! 単語は平易なのに、内容が奥深いですよ!

とまで言ってくれたのです(感涙)

そういえば、同僚は英語がペラペラなんでしたわ・・・

おいらは英語がからっきしだから、おいらにはわからないヴァンの魅力が、彼には通じたわけですね(羨望)

 

そのやり取りがあってから、おいらはヴァンの作詞・作曲能力にも目を向けるようになりました。

歌詞については、英語ができないおいらには、その奥深さがいまいちわかりづらいけども。

作曲については、やっぱりすごいな、と思うようになってきたのです。

 

というわけで、このブログの「思い出の音楽」のカテゴリでもお話ししましたが。

 

おいらが大好きなこの曲を聴いていただきましょう!!

 

Van Morrison Into The Mystic

これは本当に、名曲です・・・

いつか歌いたい、と思い続けて20年以上・・・

うちのバンドでやるのが無理でも、いずれ、おいらのソロでこの曲を演奏する!

その気持ちをもう1度確認した、おいらでありました。

 

この跳躍するメロディ、やっぱり天才だと思うんだよなあ・・・(遠い目)

 

というわけで、以下次号じゃ!!