青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

君よ永遠の嘘をついてくれ ~ まだ旅の途中だと

2020年11月29日 16時32分11秒 | 文芸・アート

君よ永遠の嘘をついてくれ
いつまでもたねあかしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ
一度は夢を見せてくれた君じゃないか

 

御存知、中島みゆきの作詞作曲の「永遠の嘘をついてくれ」の一節だ。中島みゆきが吉田拓郎に提供した唯一の楽曲だ。(1995)

多分、彼女の曲の中で私の一番好きな曲だろう。

嘘が多い、しかも堂々と嘘がつかれる世の中になったからか、最近この曲をどうしても思い出してしまう。

 

相手の言うこと、それが嘘だと分かっていながら、それでもその嘘を嘘でないかのように、できたら永遠に私にその嘘をついていてほしいと懇願しているような「永遠の嘘」とは何か?

諸説あるようだ。

一番筋の通った説は、①相手は元左翼活動家。社会変革の夢を熱く語ったが、海外逃亡のあげく挫折。今NYで病んでいるとの想定。

 

 

しかし囁かれている説は、②相手は人生を謳った拓郎。中島はデビュー前からそんな拓郎を敬慕していた。近時もう歌は止めると言い出した拓郎に、中島が奮起を婉曲に促している。

 

 

しかし一般的な解釈は、③相手は恋人。自分を本当は愛していないことを知りつつも、「愛している」との嘘をずっと続けてほしいという女心を歌った。

色々と解釈は可能だが、ボクは中島の大きな世界観が反映されていると思っている。

「永遠の嘘」とは、信条・信仰・宗教みたいな大きな人生の意味体形。それなしには人間は生きていけない。しかし、それが本当・真なるものかとの証明はできない。できなくてもいいのだ、単なる「物語」でもいいのだ。種明かしは要らない。生きる力になるなら「永遠の嘘」だっていいんだ

 

かような「永遠の嘘」を欲する人間の心理をずばり突いたセリフは、

 

人はみな望む答えだけを聞けるまで
尋ね続けてしまうものだから

君よ永遠の嘘をついてくれ

 

「人は望む答えだけを聞けるまで尋ね続けてしまう」とは、人というものは自分が聞きたい答え(永遠の嘘)だけを聞きたい、もっと言えばそれ以外の答えは聞きたくない、聞かないようにする、ものだと。

 

さて、ここで現在の世相に入り込もう。

トランプ大統領が、「大統領選に民主党の不正があった」とその証拠も示さず繰り返すのはいい。彼は大嘘つきだし、大統領でなくなれば大きな負債を背負うから必死で嘘をつく動機は大で理解できる(笑)。しかし、トランプの支持者が「民主党は選挙で不正をした、盗んだ」とかプラカードを掲げて練り歩いたのは奇妙だった。もちろん支持者は証拠を示せない。そうであっても、恥ずかしげもなく「不正があった」とオウム返しに断じることだった。

 

 

トランプ支持者は、望む答えだけを求めて、種明かし(証拠)は示してほしくないのだ。

 

わが日本では、アベちゃんの「桜を観る会」問題で、当初野党は後援会の金を流用しただろうと、何回も何回も尋ね続けた。しかしその尋ね方が単純で能がないから、「出してない」で終わってしまっていた。永遠の嘘で終わるだろうと思っていたら、それが検察の応援で、今また「尋ね始めた」(笑)。

 

 

嘘だと立証できないだろうからといって、政治家が見え見えの嘘ばかりついていれば、政治不信はますます強まる。

 

ひるがえって、我々一般人は政治的嘘をつく必要はないが、嘘を自ら信じていく罠に陥る可能性が増えてきている。情報は氾濫しているが、聞きたい情報だけを集めて信念を固めてタコ壺に隠れていく傾向はないか。(情報的タコ壷化) ネット上にも議論はさまざまだが、どこまで正しい根拠に基づいているかは疑わしいまま、互いに空中戦をしているような議論が多くなっているような気がする。

 

ああ、またご託を並べてしまったが、この歌を聴きたいだけで。

では、どうぞ

 

拓郎&みゆき 永遠の嘘をついてくれ

ニューヨークは粉雪の中らしい
成田からの便はまだ まにあうだろうか
片っぱしから友達に借りまくれば
けして行けない場所でもないだろうニューヨークぐらい
なのに永遠の嘘を聞きたくて
今日もまだこの街で酔っている
永遠の嘘を聞きたくて
今はまだ二人とも旅の途中だと
君よ永遠の嘘をついてくれ
いつまでもたねあかしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ
なにもかも愛ゆえのことだったと言ってくれ

この国を見限ってやるのは俺のほうだと
追われながらほざいた友からの手紙には
上海の裏街で病んでいると
見知らぬ誰かの下手な代筆文字
なのに永遠の嘘をつきたくて
探しには来るなと結んでいる
永遠の嘘をつきたくて
今はまだ僕たちは旅の途中だと
君よ永遠の嘘をついてくれ
いつまでもたねあかしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ
一度は夢を見せてくれた君じゃないか

傷ついた獣たちは最後の力で牙をむく
放っておいてくれと最後の力で嘘をつく
嘘をつけ永遠のさよならのかわりに
やりきれない事実のかわりに
たとえくり返し何故と尋ねても
振り払え風のようにあざやかに
人はみな望む答えだけを聞けるまで
尋ね続けてしまうものだから
君よ永遠の嘘をついてくれ
いつまでもたねあかしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ

君よ永遠の嘘をついてくれ
いつまでもたねあかしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ
出会わなければよかった人などないと笑ってくれ 

君よ永遠の嘘をついてくれ
いつまでもたねあかしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ
出会わなければよかった人などないと笑ってくれ 

 

~・~・~・

今はまだボクたちは旅の途中だと ボクは信じていたい。

お二人よ永遠の嘘をついてくれ

中島みゆき、吉田拓郎 二人のスーパースターよ 永遠なれ

 

 

 

 


光る黄葉の下を歩く

2020年11月28日 21時41分24秒 | 日々の思い

11月28日(土)

週末の公園へ。

混むだろうと(駐車場が)、朝食のあとすぐウォーキングに来た。

 

う~ん、ここまで黄色くなっていたか・・

 

 

みごとだ。

 

 

▲ 我が町のメタセコイア並木 (^^)。

北半球では化石でしかみられず絶滅したとみなされていたが、中国に残っていた。で、別名「生きた化石」。

日本のメタセコイアは、すべて戦後中国から苗を移したたもの。

 

 

イチョウは、その実の名前から「銀杏」と書いたり、または漢名で「公孫樹」と気取ってみるが、ボクは誰でもが読める「イチョウ」がいい。

実は、このありふれたイチョウも全世界的には「生きている化石」として絶命危惧種に指定されている。

 

 

▲ イチョウくんも、生きた化石として、いつまでも晩秋に光り輝いてくれ。

 

 

 

 

我しみじみと歩く。

何をこれ以上言う必要あろうか(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おいおい、追い立てたらあかん。

 

 

帰るときには、駐車場はもういっぱいだった。

 

 

午後3時半にトヨペットへ。

キャンカーの12か月検診・・  じゃなかったな点検で。

 

17,160円 請求された。

おおッ、点検代だけだ。

何の部品交換も無かった。

こんなのは初めて。満15年、19万キロの総走行だというのに。

 

 

オイッ、Harmony!

どこも悪くないってよ。良かったな。

 

てなると、何処かへ行きたくなるよね。♬

俺たちの旅はまだ終わらない。

 

 


カムロードのスタッドレスタイヤの買い替え

2020年11月26日 17時40分29秒 | Harmony のこと

11月26日(木)

4年ぶりにタイヤ館へ出向いた。

 

▲ ご用向きは、この冬に向けてスタッドレスタイヤを新しくすること。

 

 

 

▲ いま履いているスタッドレスタイヤは、ブリザック W979の195/75R15 109/107L 。

4年前の12月にここで購入、装着。

4シーズン(冬季)使った。

 

 

事前にブリザックのラインアップを調べてきたが、全く4年前と変わっていない。いまだ「昔の名前で出ています」ていうやつだ。

進歩ないなあ?

キャンピングカー・カムロードに装着するスタッドレスタイヤは

① 215/70R15 107/105L

② 195/75R15 109/107L

③ 215/65R15 110/108L

だろう。

ロードインデックス(耐荷重)的には、③>②>① だ。

しかし、③は値段が高い。で②を4年前に選択した。その詳細は。

カムロードのスタッドレスタイヤ選び - 青い空とわたし (goo.ne.jp)

 

そして、②のブリザックで過去4シーズンで、青森県の八甲田山スキー場、安比高原スキー場へも行った実績がある(笑)。

 

同じ名前で出ているのなら、むしろ選択は簡単。同じ型のタイヤでいいや。

 

▲ 価格交渉開始。

4年前は、税込み総額95,720円で購入。

今回は、また11万円なにがし(おそらく社内定価)で提示してきた。

「前回と同じ価格にしてくれ」、と言ったら、「物価が上がっているし、消費税が上がったし・・」とボソボソと言ってきた。4年前に比していかほど消費者物価が上がったかの経済議論はする気はないし、前回のように競合他社の安い価格を聞いてまわる元気もないし、最終 103,220円オールインで妥結。8千円ほど高くなったが、もういいや。

これより高い価格を提示されたキャンパーは、頑張ってくれ。これより低い価格を提示されたキャンパーは報告要らない。黙っていてくれ。

一般に、値崩れを防ごうとするブリジストン直営のタイヤ館より、他の独立タイヤ専門店のほうが安いイメージをボクは持っている。

で、いつ納入なるのか。他店にも在庫無く未定。特殊タイヤだから、今から作るのではないか(笑)。隣の隣の町に、ブリジストンの大きな本社・工場があるが、そこにもないのだから。日本全国どこにも、今無いよ。

 

実は、この冬に新しいスタッドレスタイヤにするつもりだったから、前シーズンに装着したスタッドレスタイヤのままで、この夏も走り続けていた(笑)。

 

▲ 「このスタッドレスで、まだ新タイヤが納入されるまで走れる?」

と係員に聞いてみると

 

 

▲ ゲージみたいなもので、測っていたが

「はい、もうワンシーズン行けるかもしれません」

それを聞いて、「じゃ発注キャンセル」・・なんて、せこいことは言わない。

 

「そう、良かった。12月にでも山を走るかもしれないけど、万一雪が降ってきても安心だ」

「じゃあ、タイヤが入ったら連絡して」

 

 


シンガポールの孫娘たちへ (追記あり)

2020年11月20日 17時59分59秒 | 日々の思い

11月20日(金)

 

▲ シンガポール(星國)の夜景

 

シンガポールに赴任中の息子嫁のYちゃんから、毎月の依頼LINEが先日入った。

 

▲ これこれを送ってほしいと。

今は商品絵を添付すればいいから分かりやすい。

本当は、毎月拙宅に転送されてくるYumiちゃんの学習教材を、シンガポールに再送するのが本旨だが。孫たちはなんといっても日本の食べ物・グッズに(しか)興味が無いようで。

今月も鬼滅の刃とかの漫画本を送って、との依頼があったが。そんなもん送らんでいい、とはジジの弁だったが。ババは本屋を駆け巡ったようだが、売り切れ、入手できなかったようだ。

 

 

▲ ばばは、買いそろえてパッキング。

 

 

▲ ジジは送付状をPCで作成。

英語で品物名を書き、単価、総数、重量も品物事に送付状に載せる。

半年前までは、手書きの送付状でよかったが、今は日本郵便にマイページ登録してPCで入力、アウトプットしないとダメになった。こんなことの代行業もあると聞く。そりゃそうだろう、高齢のジジババはもう自分では国際小包を送れない。その代わり以前はコロナもあって1か月かかったものが、前回は四日で届いた。メールで送付状況も送られてくる。ITによる効率化が進む。

 

 

▲ 品物総額は7500円、送料も7500円。(重量5kg)

めちゃ高くつく、おにぎりのり、アンパンマンソーセージだが、しょうがない(笑)。

我々も海外にいたときは、日本から送られてくる小包は、そりゃあ楽しみだったから。

 

 

Yumiちゃんは、小学校3年生。

 

「今日は明日がインドのお祭り(ディパパリ)なのでインド衣装をきて登校しました👗」 とYちゃんの書き添えがあった。

これに長いショールみたいなものをまとったら完璧だ(笑)。

日本人学校にインド人が来るとは考えられないが、多分、国民の多様性の理解を深めさせる教育の一環だろう。大いによろし。

 

▲ じいちゃんは、こういうのがいいな。

(飛躍し過ぎだよ。叱られるよ。)

 

さて、シンガポールのコロナ状況は

 

▲ 昨日は新規感染者がいなかった。感染はもう終息に近い?

第1波だけで封じたということか。

 

東アジアでは、現在日本が断トツに特異な増加フェーズにある。

パンツを履いたまま、トイレするのは・・難しいよね(笑)。

(例えが下品だよ。「二兎を追う者は一兎も得ず」のほうがスマート)

 

残念だが、しばらく東京に戻ってこないほうがいいかもしれないよ。コロナリンピックを実行するなら、絶対戻ってこないほうがいい。

 

追記

11月24日(火)

息子からLINEメールが入った。

 

▲ もうすぐ3歳になるMayちゃんの動画と一緒に

きょう届いたと。

今回も4日で届いたようだ。

 

 


こんにちは こんにちは コロリンピック (12・21追記あり)

2020年11月18日 16時13分31秒 | 新型コロナ

11月17日(火)

現在IOCのバッハ会長が訪日していることは、ご存じのとおり。

バッハ会長はドイツ人。母国のドイツ公共放送ZDFは、バッハ会長の海外からの選手・関係者にはコロナワクチンをIOCの負担で接種するとかの発言を放送していた。(NHKBSワールドニュースより)

以下全文。

▲ 「新型コロナのパンデミックを理由に2021年夏に延期された東京オリンピックは予定通りにそして観客を入れて実施すると16日IOC国際オリンピック委員長のバッハ会長と日本の菅総理大臣が強調しました。」

 

 

▲ 「東京の人口密度は1平方Kmあたりおよそ3千人です。この東京でオリンピックを本当に開催するというのはほとんど想像できません。」

 

 

▲ 「日本国民への敬意からバッハ会長は開催のために全力を尽くすと断言しました。またIOCはワクチン接種のための費用を一部負担するとしました。そして観客を入れることができると確信していると述べました。」

 

 

▲ 「今の時期のこの発言、この国でのオリンピックの開催には違和感を抱きます。」

(下線は筆者)

 

バッハ会長の訪日の背景には、① 12月末で日本企業のスポンサー契約が切れてまだ契約継続するのに半分以上が決めかねている現状と、② ワクチン費用を負担するとまで発言するのにはIOCが延期費用の負担を避けたいという意向が強い、といわれている。更に会長自身の任期が来年3月で切れることもあろうと。

外国からの選手は2百ヶ国1万1千人。スタッフを含めれば約3万人。夏までにある程度ワクチンが完成しているとして、米国選手団はもちろんファイザー製、モデルナ製で、ロシヤはロシヤ製スプートニクⅤ、中国は中国製コロナバック等々、さまざまな開発途上の?コロナワクチンを接種してくるのだろう。百万人から数百万人と推定される外国人オリンピック観光者も、自国で優勢な新型コロナをある者は体内に秘めて来日。

日本は、各種コロナワクチンの有効性を競う格好の試験場になる(笑)。

さらに、コロナは変異する。第三波でも、観光客をぼこぼこ受け入れていたスペインからスペイン変異コロナがヨーロッパに広がったと言われている。それが年末になって、今度は英国発の変異コロナが英国を席巻。その対応でEU諸国があわてふためいている。これからもコロナは変異を続け感染力が強い変異種が残っていくだろう。日本は、オリンピックで変異種のるつぼとなり一番感染力を競う格好の競技場にもなる?(12月21日追記)

つまりオリンピックでなくてコロリンピックが開催される。これ、粛々と三密回避・行動自粛を続けてきた我々日本人にとっては、とんでもないことだとボク自身は思うが・・ へたすると、日本列島全体のダイアモンドプリンス号化だ。今度は逃げられない。

 

こんにちは こんにちは 西のくにから 東のくにから

こんにちは こんにちは 握手をしよう ♬

 

あ、もといこれは万博音頭だった

 

ハアー 待ちに待ってた世界の祭り

西の国から東から

北の空から南の海も

越えて日本へどんと来た

ヨイシャコーリャ どんと来た ♬

(東京五輪音頭・三波春夫)

 

 

 

夕方の7時半のTBS 報道1930 では、

日本の現在の対応方針:

▲「外国に住むチケット保有者(百万人以上)に条件を課すことは現実的にできない」、からといって「チェックをしないという結論」にするのは医者からは賛成できないと倉持先生。そりゃそうだろう。日本の利益関係者はとにかく実施したいのだ。

 

 

▲ 「五輪をやるべきか」という正面切った世論調査をやること自体、五輪放送で恩恵を受けるメディアは及び腰だと思うが、TBSエライ! サンプル数は少ないがTBSの11月16日のアンケートが最新。

 

大会組織委の森喜朗会長は

「コロナがどんどん増えて、そういうニュースばかりを見ていると『こんなときに五輪なんかやるんじゃない』っていうふうになる。世論調査の取り方はいつもそう。社会現象を説明して、それでは今の政府はいいと思いますか? 安倍内閣はいいですか?って聞かれると、やっぱり不安を持っている人たちは安倍はダメだよってなる。世論調査で全部、我々が動いたら何もできないんじゃないでしょうか」

 

はい、不安がった私が悪うございました。国民一致団結して、この国の祭典を成功させねばなりませんね。八紘一宇 の精神でがんばります(泣笑)。

コロナ禍にあっても、コロリンピックを堂々と成功させ、世界の希望の光になろう!!(泣笑)

 

 


道の駅ちちぶ で

2020年11月17日 10時00分00秒 | 青い空の日は旅立(全般)

11月15日(日)

 

大持山登山の翌朝

▲ 道の駅ちちぶ での朝。

きょうもいい天気で、秩父の盟主・武甲山もはっきり見える。

 

フジテレビで橋本の「日曜報道」を見ながらゆっくり朝食。

大野埼玉県知事が吉村大阪府知事ともにゲスト出演。

大野クンも、当初の「逃げ」からようやくコロナ対策がナンバーワン、オンリーワンの知事課題だと悟ったようだ。覚悟を決めれば彼は元官僚、中央とパイプもありやるべきことの理解も早い。頼むぜ、大野クン。

 

秩父市に寄り道したのは、秩父の名物「豚みそ丼」「わらじカツ」を食べたかったから。

 

▲ テイクアウトができた。このほうがいい。

持ち帰って、きょうのお昼にしよう。 ♬

 

今回もGOTOの補助は一切受けられなかった。ま、コンビニ助六寿司398エン、豚みそ丼600エンx2 だけしか使わない ”MY GOTO” ではね(笑)。

しかし、急がなければ GOTOキャンペーン自体 無くなるかもしれないぜ。

いや、息子・孫の世代に負債を残してはいけないのだ・・ なんちゃって。

 

帰ろう!

 


晩秋の飯能・大持山に登る ~ 伝説のウノタワを訪ねて

2020年11月16日 18時01分07秒 | 同上 (山歩き)

11月15日(土)

 

飯能市・名郷(なごう)バス停前の駐車場での朝。

 

▲ 名郷駐車場(有料)

昨夕には、1000円の徴収に地主が来た。

平日500円、週末700円。車中泊には300円加算されるようだ。

自宅から1時間ほどの地元みたいなものだが、ボクは車中泊余裕派でして。

 

 

▲ 7時45分ごろに出発した。

5時半に起きるつもりが、目覚ましが鳴らなくて6時半に。いやこれも、余裕登山の一環だ。

右奥に見えるのが ↑ 大持山・小持山だと思う。

 

 

▲ きょう登る山は大持山 1294m。駐車場の標高が326mだから、単純標高差は968m。そこそこ高低差がある。

ルートがガイドマップとは逆に時計方向で周る。

駐車場⇒ 鳥首峠 ⇒ ウノタワ ⇒ 大持山 ⇒ 妻坂峠 ⇒駐車場

大持山の先にある小持山は行かない。代わりに中途の雨乞岩までは行って帰ってくる。

コースタイムは6時間強。

初めてのコースだし4時には暗くなるから、気は抜けない。それに1時間寝坊したし(笑)。

一番の関心は、「伝説のウノタワ」。 他のかたのブログ記事を1週間前に読んで来る気になった。

 

 

▲ 白岩集落跡を横目で見ながら進む。

よくこんな山中で住んでいたもんだ。

白岩集落の歴史は古く、平家の落ち武者伝説につながる。戦後には2集落・二十三軒の家が残っていたが昭和60年ごろまでに消滅した。

 

 

▲ 鳥首峠932mまで上がってきた。9:35AM

左は有間山、棒の嶺へ続く。 ボクは大持山・小持山、武甲山へ続く右の稜線を進む。

 

 

▲ 左手に、奥秩父の連なりが見えてくる。

先の八ヶ岳は、カラマツの植林を進めたが、飯能・秩父の当地はスギ・杉だ。

向こうに、植林の杉樹林帯と元からの広葉樹林帯がはっきり判別されるだろう。

 

 

▲ 杉だと思うが、林間のあいだを進むと・・

 

 

▲ 公園みたいに広がりを見せる平地に出会う。

ここが、ウノタワかな?

 

 

▲ 落葉がカサコソと音をたてる。

地表が、なんだか柔らかい。

積もった落ち葉だけのせいではない。ふにゃらと感じるのだ。

 

 

▲ そのうちに、地表にはこれ苔だろうな。

苔が繁茂している地表につながってきた。

登山靴が、モフモフと沈み込む。

ワオっ、苔の絨毯だ。

 

 

▲ うん、ここがウノタワだ。

 

 

 

▲ 「ウノタワの伝説」

昔ここは大きな沼。山の神様の化身の鵜が住んでいた。しかし猟師が誤って撃って死なせた。すると、鵜とともに沼は消滅。ウノタワとは「鵜の田」からきたもの。

 

イメージ

 

ふむ、ふむ。

古いものでも、年を経れば跡形もなく消失する世の習い、哀惜みたいなものを表象しているのかな・・

 

 

▲ それでも「ウノタワ」に、もと沼地だったことを想起させるようなモフモフが残っている(^^)。

 

 

 

▲ モフモフじゃなかった・・ウノタワ さいなら。

ウノタワだけを見に来たという夫婦がいた。

紅葉の時期に来ると、ここはもっと素晴らしい地だとか。

そうでしょうね。

消え行くものの美 だな。

立つ鳥跡を濁さず? ちと違うかな。

なんとなく納得して、次へ。

 

 

▲ 稜線は、もう枯れ木。晩秋つーもんだ。

 

 

▲ 落ち葉をかきわけて進む、Sora。

 

 

 

▲ 大持山の肩

妻坂峠へ下る分岐点だ。視界が開けていて、二組のかたがここでランチを食べていた。

遥か向こうの町並みは、嵐山とか坂戸の関東平野だろう。

 

ここからもう少しで大持山頂上へ。

▲ 大持山頂上 1294m 11:38AM

視界はよくないとガイドブックには書いてあるが、もう晩秋。

樹々は葉を落として、結構、視界はいいじゃないか。

 

 

 

▲ ここで、ボクは昼食、助六寿司だ。

 

昼食のあと、子持山(片道40分)まで行く気はないが、そこまでの中間地点にある雨乞岩行ってみよう。

 

▲ 雨乞岩。

山道沿いにあった高台。

スペースは狭い。

見晴らしが良いというから来たのだが、どれどれ。

 

 

 

▲ うむ・・確かに。

奥秩父の山並みが、つらつらと続く。

 

 

▲ 視界の右端の、もっこりの山は・・・

 

 

▲ 両神山だ。1723m。百名山。

帰りが長かったなあ。

 

よしっ、戻ろう!

 

▲ 先の大持山の肩までとって返し、分岐点を妻坂峠をめざして稜線を下る。

山道の両脇は、ブナ、杉が林立する気持ちのよい坂道だ。

他の方のブログ記事では、ここの稜線の紅葉が素晴らしいとあった。

しかしもう晩秋。ほとんどの葉は落ちている。

紅葉はちらほら。

 

それでも下降するにしたがって、

 

▲ まだ紅葉が綺麗な一帯も出てきた。 ♬

 

 

 

▲ 陽も傾いてきているので、樹の影も長くなって

ボクの好きな明暗のコントラストだ。

 

 

▲ 妻坂峠まで下りてきた。

ここで右折して、さらに下り続ける。

ここまでくれば、迷うこともなかろう。

楽勝ステージに。

 

 

▲ 飯能・秩父の山に特徴的な杉林を下っていく。

先の妻坂峠でボクを追い抜いていった女性親子が前を歩く。

負けまいと、ボクも付いていったので、下りで急減速するボクのペースも今回はキープ。

若いもんには、若いもんには・・とつぶやきながら(そんなことしません)。

 

 

▲ 駐車場に無事戻ってきた。14:33PM。

6時間50分ほどの山行に。よろしいのではないでしょうか。

クルマも満車状態になっていたが、ボクが車内でスタバフレンチローストを啜(すす)っているうちに、みなさん帰っていった。

ボクだって自宅へ帰れるが、そこは余裕の山登り。

このまま、隣の秩父へ行こう。

 

▲ 武甲温泉へ。

きょうは土曜日。ここに来たときは、満車状態。

秩父市内の祭り温泉に行ったら、車高制限で入れてもらえず。

もう一度、武甲温泉へ行くと、今度は空車スペースもできていてセーフ。

では、温泉へ。

そのあとは・・道の駅に移ろう。

今晩は、丸ちゃん焼きそば大盛りでいくか。

 

 


キャンピングカーの総走行距離が19万Kmを超えた・・

2020年11月13日 17時00分00秒 | 青い空の日は旅立(全般)

11月13日(金)

おでかけ前に、走行距離メーターを一瞥する。

 

▲ おおッ、19万キロを超えてる・・

超えたか。

このキャンピングカーを購入したのは、2005年12月5日。

まもなく、ちょうど満15年になる。

あと、どこまで走れるかなあ。

御年69歳のSoraも来年は70歳。あたりまえ? そーゆうことではなくて、古希になる。

うむ、Harmony ちゃんがくたばるか、ボクがくたばるかのカウントダウンだな。

がんばろうね、My Harmony 。

 

 

 

▲ 途中の河原で停止。

ここは気持ちがいいや。

 

 

▲ PCをスマホテザリングで立ち上げて

ボクが所属している英語映画サークルのZoomミーティングに参加。

Soraは、キャンカーで、山にゲレンデに走り回っているだけではないのだ。

ちゃんと勉強も続けているのだ。しかもオンラインで。

これは強調しておきたい(笑)。

2時間弱実施。

 

 

▲ 飯能の山間の駐車場にトーチャコ。

うん、ここはトイレもあらあ。使わないけど。

では、いつものように登る前にここで前泊だ。

 

 


輝く落葉の中で~野辺山高原、清里を往く

2020年11月07日 15時19分34秒 | 青い空の日は旅立(全般)

11月5日(木)

 

未明に寝ぼけまなこでチェックしたら、車外はマイナス1度だった。車内は2度C。オオッ、冷蔵庫内状態。

急いで、FFヒーターを稼働させた。

 

▲ 標高1270mの朝。

このシーンの左側に目を移すと・・

 

 

▲ 八ヶ岳が、全部クッキリ、ハッキリ見える。

今日は、雲ひとつないめちゃ秋晴れ。

deco に言わせると「あらっ、この辺りは冬になればいつもこうよ」

 

下に降りて、

▲ 松原湖にて

冬は凍結して、ワカサギ釣りができる。榛名湖のワカサギ釣りが禁止になって以降、ワカサギ釣り客が急増したらしい。

ツレの小学生の時は、体育でのアイススケートは水を張った田んぼで。個人ではレベルアップして松原湖で滑ったとか。

今は昔。

 

松原湖の新設駐車場で、

▲ 朝食。

 

佐久甲州街道(国道141号)を南下。

野辺山に入って。

▲ いつものとおり、国道沿いの「びっくり市」で。

 

 

 

▲ びっくり市の駐車場

八ヶ岳がますます目の前に、近くなる。

主峰赤岳2899m と 横岳2829m

 

赤岳をズームしたら、

▲ 頂上に赤岳頂上山荘が見える

 

 

清里に入って、美ヶ森、川俣渓谷の方へ進む。

 

▲ 川俣渓谷ぞいの駐車場に停める。

ここからは、アレが見える。

 

 

▲ 東沢大橋。通称「赤い橋」。

背後の八ヶ岳。右のピークが赤岳だというのは分かるが、左の連なりのどれが権現岳で編笠山か・・。自信がない。

駐車場に以前有った「赤い橋のレストハウス」はもう無くなっていた。

 

ここまで来て、ちょっと引き返そうと再度清里へ。

 

▲ 清里・清泉寮。

ここに前回来たのは、2012年5月。

ありゃ・・ もうずいぶん変わっていた。

あの木造平屋のジャージーハットは、高床式の鉄筋のこの建物に変わっていた!!。

 

▲ ジャージーハットからの山並み

西(右手)に南アルプス、南(正面遠方)に富士山、東(左手)に秩父連峰。そして背後に八ヶ岳。

 

 

▲ 南アルプスの間ノ岳と北岳は冠雪している。

 

 

▲ そして正面に富士山。

清泉寮自体は英国聖公会の修道所として1938年にこの近辺に建てられた。

戦後、荒廃していた清泉寮の復興のため尽力したポール・ラッシュ博士は、富士山の見えることを理由に、この地を選んだ。

 

▲ 清泉寮で一番有名なのは・・「清泉寮ソフトクリーム」。

アンノン族が清里に押し寄せた80年代以降は、ソフトクリームを求める客がジャージーハットに長蛇の列をなしていた。(ボクも並んだ)

今は・・? コロナ禍のせいか? この時は誰も並んでいなかった。

 

 

▲ 宿泊施設としての清泉寮とラッシュ博士像。

少しだけ、昔の記憶があたたまった。

 

では出発。

先の赤い橋を越えて、まもなくそこへ。

 

▲ まきば公園。

 

 

▲ 駐車場の前には農場が広がる。

観光者も下までおりていける。

deco と Poron が散歩中。

 

 

▲ Harmonyと八ヶ岳。

 

 

 

▲ 12時を過ぎたし、公園のレストランへ行こう。

 

 

 

▲ 景色を見ながら

さあ、何にしようかな・・

 

 

▲ deco は「黒富士農場特製卵 まきば特製オムピラフ」 1260円(税別)

 

 

▲ わたくしめは、「清里ジャンボバーガー」1840円 (税別)

 

 

 

▲ 「ねえー、アーター、いつまで持たせる気なの?!」

「は、はいッ。もう少しで」

 

 

▲ 長い串を抜いて、横にねかせて食べる。

肝心のバーガー肉は1cmの厚さで1枚きり。ベーコンが付いていたけど。

あとは部厚いトマト、レタス、ザワークラフト。

 

これ食べない方がいい。

パテが100%ビーフではない。つなぎが多く入っているのだろう、むにゃむにゃするだけ。

(あくまで私見だが)

 

 

 

さて、かなり腹ごしらえをしたし(笑)出発。

 

そして、これまたすぐ近くのここへ

▲ う~ん、ここは紅葉が見事。 

柳生さん、よく植栽されている。

 

 

▲ 八ヶ岳倶楽部。

 

 

▲ 先ずショップに入っていくツレ。

 

 

 

▲ リビングの壁に掛ける時計を買うという。

さあ、ツレはどの時計を選んだでしょうか・・・

 

 

▲ はい、あの木の葉、ハート形の時計でした。

 

 

 

▲ 外に出て

 

 

▲ 少し、落葉を味わいながらお散歩。

 

 

 

▲ いいね~

こういう雰囲気。

落ち着く~。

 

 

▲ 落葉の中を、ひと歩きして、また戻ってきた。

 

 

 

▲ 併設のレストラン

本当は、ここで今回も「フルーツティーポット」を飲もうかと思っていたのだが、あのジャンボがいかん。

もう、お腹いっぱいで、スルー。

 

 

では、帰ろうか。

 

▲ いまからなら、明るいうちに戻れる。

楽しかった、とツレさん。

それは、良かった。

家政婦さんの役、モデルさんの役、お疲れさまでした。

 


紅葉に照らされて~軽井沢雲場池、八千穂高原

2020年11月06日 14時53分00秒 | 青い空の日は旅立(全般)

11月4日(水)

10時頃に軽井沢に到着。

 

▲ 前回と同じ駐車場に停める。

ボクのクルマは右端のあの外車ね。(信じる人・・いないね)

 

歩いて5分ほどで、

▲ 雲場池(くもばいけ)に

今年は、ちょうど紅葉まっさかりのタイミング。

ニュースを見て、とんできた甲斐があった。

 

 

 

 

 

歩いてみよう。

▲ 平日だから、池に落ちるほど人が多いわけではない。

 

 

 

▲ 快晴のうえに風もなくて

紅葉が水面にも照り映える。

 

 

▲ 写真を撮って、知人友人に送る。

 

 

 

▲ 鴨が遊ぶ

 

 

 

▲ 鴨が行く

 

 

▲ 紅葉筏(もみじのいかだ)

 

 

▲ 雲場池(くもばいけ)でした。

 

今週末もまだまだ大丈夫と思う。

しかし、近場の駐車場は無理だろう。

ボクも帰る頃には(11時)長蛇のクルマだった。

 

付近の別荘を少し見てまわる。

 

▲ あ、ここだわ。ハルミちゃん。

ごめん下さいませ....。 わたくし大塚家政婦紹介所から参りました....。

あらいやだお留守かしら....。

ごめんくださいまーせー!!

 

 

南軽井沢発地のあたりで、

▲ お地蔵さんと浅間山

 

 

佐久平を過ぎて、道の駅ヘルシーテラス佐久南でdecoは友達と会ったのち

八千穂高原に来た。

 

▲ 白樺林とHarmony 

 

 

ここから土手に上がると

▲ 八千穂レイク

 

 

▲ いまはカラマツ(落葉松)が、黄色~茶色になって美しい

 

 

 

▲ ポロンちゃんと

オマエも老い先それほど無いのだから、この素晴らしい青を目に心に焼き付けておいてね。

 

メルヘン街道(国道299号)をさらに昇って

 

麦草峠への分岐にある茶屋のポイントで、

 

▲ 陽が傾きはじめて・・

 

向こうには

▲ 浅間山(右の台形状のピーク)と佐久平と手前のカラマツ樹林帯

 

からまつの林を過ぎて

からまつをしみじみと見き

からまつはさびしかりけり たびゆくはさびしかりけり

からまつの林を出でて

浅間嶺(あさまね)にけぶり立つ見つ

浅間嶺にけぶり立つ見つ からまつのまたそのうえに

 

北原白秋 「落葉松」より抜粋

 

 

▲ 北八ヶ岳松原湖温泉「八峰の湯」へ

露天風呂が拡張されていた。

お湯に浸かりながら八ヶ岳連峰をながむるは 楽しかりけり・・とSora。

 

 

▲ 秋に、紅葉に、カンパーイ。