シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

変わらないアホバカぶりが楽しい「パシフィック・リム アップライジング」

2018-04-15 09:35:02 | Weblog

昨日の初日に3D IMAXにて鑑賞
「パシフィック・リム アップライジング」

前作での考えられない人知を超えたアホバカな闘いを楽しんだ私としては
続編の製作が二転三転、なかなか進まないことに心を痛めていたが(嘘)

デルトロ君を励ます会実行委員の私としましては、
やっとできた第二弾は見ないといけないなーと思っていました。

でも、何回か劇場で予告編を見たけど、
「これ、大丈夫なの?」

案の定、全米公開第1週で1位になったものの以降5位、9位にまで後退。
5000万ドルをやっと越えたくらいで、このままのペースだと7000万ドルくらい????

まあ、それはこっちに置いておいて。

ものごっつ意外だったが、

面白かった!!!!

あまり積極的に感想を述べない相方ですら
「1より面白かった、良かった」

私も満足、満足。

バカデカいもの同士が戦いあうシーン。
決め手がまったくない殴り合いに近い戦いぶりは相変わらず。
ロケットパンチもただ出るだけ、全然仕留められないのがうれしい。

そして、比較的ちっこいイエーガー、スクラッパーのかわいさ。

思いの他、主演のボイエガがかっこよく、昔のエディ・マーフィーっぽいキャラで良かったね。おそらく、少し体をしぼったと思われる。

お父さんにそっくりな顔と声のスコット・イーストウッド。

お父さんにあまり似ていないマッケンユウ。

これはジャパンプレミアの写真だから、マッケンユウ君がこんな風に写っていますが、イエーガーのパイロット研修生の中で一番セリフは少なかったですね。

笑ったのは中国の扱い。最初、悪なのかと思わせといて。。。
完全に中国市場を意識した作りになっているので、そこが嫌だと思う方もいると思うね。

でも、これは最近のハリウッド大作あるあるだから、まあ、仕方ないか。

ラスト、
続編作る気満々ですけども、
この北米での成績では・・・

侵入者の星に行けるかどうか、要注目。

 


ちょっとなーと思った

2018-04-07 12:33:01 | Weblog

「アナと雪の女王」は劇場で観て、なかなか良かったですが、

先日の「リメンバー・ミー」の前に上映された短編

「アナと雪の女王 家族の思い出」は・・・

うーーーーーーーーん。

長いよ。

もっと短くて良かったよ。

絵は格段にすごくなっているなと思えたけれど、
何せ肝心の話があまり面白いと感じられなかったな。

アナ雪はヒットコンテンツなんで
今後もこうした短編が作られると思われますが、
切れのいいものをお願いしたいところであります。

 


お母さんもおばあちゃんもひいばあちゃんも「ママ」

2018-04-05 13:27:23 | Weblog

ピクサー最新作「リメンバー・ミー」

期待ゼロで観に行ったが、良かった・・・

予告編で観た時、あの少年のシモブクレ系の顔が好きになれず、
ガイコツにもそそられなかったので行く予定にしていなかったんだけどね。

相方が「いこっか」というので翌日に鑑賞。
初めての2D IMAX である。

自分が好きな音楽を大反対される少年ミゲル。
なぜって、ひいひいじいちゃんが、音楽で成功したくて、奥さん(ひいひいばあちゃん)と娘(ひいばあちゃん)を捨てたから。

この出だしでの説明が実にうまいし、かわいい。

早速映画に引き込まれる。

どんなに家族に言われても、音楽を捨てられないミゲル。あげくに家を飛び出して・・

なぜか、生きたまま、死者の国に飛んでいってしまう。

こういう異界に行く系にありがちな「○○時までに戻らないと本当に死者になっちゃう」という時間制限あり、アクションあり、意外な裏切り展開ありと面白さの詰め合わせになっています。

死者の国のなんつー美しさ、カラフルさ。
ガイコツにはなっているものの、みんな楽しんで暮らしている。

このあたりはメキシコならではの明るさなのか。
日本人の感覚とは違っていて、そこが面白いね。

ミゲルはどうする、どうなる。
音楽を捨てるのか、それとも。

原題は「coco」
ミゲルのひいばあちゃんの名前だね。
この方がいいと思うんだけどな~

それにしても、この世とあの世を結ぶフカフカキラキラの橋。
なんとなく、ピクサーの短編「星と少年」の手触りと似ている。

少年のスーパー丸顔もね。

思いもかけない素晴らしい作品で観て良かったっす。

次回はアホバカの極致「パシフィック・リム アップライジング」であるね。