日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

やりたいことができる身体を育てよう!

2017-10-14 22:44:47 | 発達応援
 体調を崩しやすい季節なのでしょうか。
知り合いも、そのまた知り合いも、そして私自身も体調が良くない週末です。

 自分のことでいうと、身体の右半分だけがだるくて、
右目がつらく、右肩がつらく、右の脇がつまった感じで、とにかく、右側が絶不調です。

 いつまで続くことやら。

 11月の「根っこを育てるコンディショニング講座」について、
チラシを配ったり、配るときに聞かれることとして、
「根っこを育てるって、どういうこと?」というようなことを聞かれることがありました。

 本を読んでいらっしゃる方々は、それぞれの「根っこ」の捉え方があるかと思います。

 チラシを作った、私が本を読んで思ったことや、
今回鹿児島で「根っこを育てるコンディショニング講座」を開催しようと思った理由などを書いてみたいと思います。

 教室に来るお子さんと色々な遊びをしていくと、
道具を使う遊びでは、遊びにならないお子さんや道具を使わず押し合いっこや引っぱり合いをしても、
まったく力の出し入れができない感じのお子さんと出会うことがあります。

 そんなお子さんたちは、遊びたい気はするのだけど、
どの遊びをしても、自分の身体を扱いかねて、遊ぼうとはするものの、
ちょっとやってみて、「ああ、だめだー」という感じで遊びから手を引いてしまうような感じがしていました。

 そんなお子さんたちが、自分の身体を自分が思うように動かして、
自分がやりたい遊びができるようにするには、どうしたものかなぁ、と思っていたときに、
栗本さんの『人間脳の根っこを育てる』が出されて、ああ、これだ!と思いました。

 子どもたちは、例えば、やりたい遊びの中で自分でイメージした感じで身体を動かそうとするけれど、
実際には、まったく、イメージのようにいかずに、遊びがつまらなくなってしまう。

 遊ぶときだけではなく、座っていたり、立っているとき、歩いているときなど、
普通の日常の動作でさえも、疲れたようになってしまう。

 日常の動作に疲れていては、遊ぶことやましてや、身体を鍛えるというところまで、
身体はついていかないと思うのです。

 そこで、年齢に関係なく、
「その人の人としての動きの発達段階はどのくらいか」を見極めて
「無理なくできる動き」まで立ち戻って、その段階に合った身体育ての実践をしていくことで、
「やりたいことができる身体」を育てていきます。

 鹿児島では、まずは、各自がそれぞれ、
「自分の動きの発達段階はどのくらいかなぁ」ということがつかめたら良いかなぁ、と思っています。

 そして、それぞれが動きの発達を促すための動きを知ることができれば、
今より、動きやすくなり、また、そこで動きの発達段階を知り…と繰り返していくことで、
やりたいことができる身体を育てることができると思っています。

 まずは、この講座で、はじめの一歩を踏み出してみましょう!

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