心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに ナンバー1588

2017-07-10 21:11:53 | Weblog
ナンバー1588 2017.07.10 宗教と現代物理学もフラクタル
月刊雑誌ムーの続きです。
『ユダヤ教では「アイン・ソフ」という、人間には知覚不能であり、結果として隠されている至高神がいるとする。
アイン・ソフが理想の宇宙を作り上げ、その鏡像として現実世界(分離した世界と呼ぶ)が存在しているとする。
そしてふたつの世界をセフィロトが結ぶとしている。
アイン=無からアイン・ソフ=無限が生じ、アイン・ソフからアイン・ソフ・オウル=無限光が生じたとカバラにはある。
無から無限が生まれ、無限から光が生まれたのだ。
非粒子物理学では、この宇宙=空間は人間には知覚できないエネルギーに満ち、その無の空間に満ちているエネルギーを素粒子という有の物質へと転換するメカニズムがある。
そして、それはフラクタル構造に従うとしている。
フラクタルは無限であり、フラクタルな空間から生成される。
非粒子は質量を持たない(正確には、確率的な質量しか持たない)。
光を構成する素粒子、光子は質量を持たない。
非粒子物理学の世界観は、カバラの創世神話や宇宙観とよく似ているのではないだろうか? 
生命の樹という世界のシンボルは、フラクタルが樹木に象徴される自己相似形の世界を記述することと呼応しているのではないか。
オカルト=隠された知に非粒子物理学は肉薄する。
たしかに存在するが、見えない世界が私たちの世界をすみずみまで満たしている。
LHCによるヒッグス粒子の発見が、今までは理論でしかなかった重なり合う世界を現実のものに変えた。
魔術的な直感をなぞるかのように、物理学は世界を記述していく。
最新の物理学の世界観が魔術的思考に寄せられつつあるのは、ただの偶然だろうか? 
仮に、魔術の世界観が物理学の世界観を先取りしていたとしよう。
では次に何が来るのか? 
非粒子物理学で世界が重なり合い、その構造が魔術における自己相似形と同じであるなら、その次は? 
魔術では、惑星も生命と見立てている。
星の運行で運命を占う占星術は、星がセフィロトに対応しているからこそ可能になる。
「ネツァク」(勝利)は金星、「ホド」(栄光)は水星というように。
魔術においては星も生物であり、エネルギーのターミナルなのだ。
量子力学の扱う極微の世界が魔術的な世界観へと変わってきているのなら、次はマクロコスモス、巨視的な世界も魔術的に解釈されるのではないか? 
いずれマクロコスモスとミクロコスモスの自己相似形が発見されるのかもしれない。
宇宙は天の人、巨大な人間なのだと、遠からず私たちは知ることになるだろう。』
ナンバー1589につづく
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