心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに ナンバー2213  預言者エリヤ

2024-05-10 20:59:49 | Weblog
ナンバー2213 2024.05.10  預言者エリヤ
神によって選ばれて、神から計画や命令を預かった使者(メッセンジャー)を預言者といいます。
エリヤはイスラエルの信仰と正義のために、神の名において、権力者と対決する反体制的な預言者の象徴です。
アハブ王がバアル神に従うため、エリヤはカルメル山の上に450人のバアルの預言者と、イスラエルのすべての人を集めます。
そして彼らに、祭壇を築いて一頭の牡牛をいけにえとして、たきぎの上に捧げて火をつけずに神の名を呼び、神にたきぎに火をつけてくれるように祈るように、と言いました。
450人のバアルの預言者たちは祭壇を築くと、朝から昼間まで祈りますが、たきぎに火はつきません。
そこで彼らの習わしに従って、祭壇のあたりを大きな声で踊り回り、剣や槍で血を流すまで自分たちの身を傷つけますが、バアルの神は現れず祭壇のたきぎに火はつきませんでした。
エリヤも部族の数に従って12個の石で祭壇を築いて、たきぎを置くと、いけにえの牡牛を捧げて、いけにえもたきぎも祭壇も水浸しにします。
エリヤが主である神に祈ると、水浸しのたきぎに火がつき、牡牛もたきぎも石もすべて焼き尽くし、祭壇を水浸しにした水もなくなります。
これを見たイスラエルの民は、主こそが神であることを認めました。こうしてエリヤ一人でバアルの預言者450人と対決し、奇跡によってヤハウェの優越性を示すと、人々を信仰と正義の正統なヤハウェ信仰に戻します。
またナボトという農民の土地を奪おうと、アハブ王は無実の罪でナボトを処刑します。
エリヤはこれを批判して、アハブ王家の滅亡を予告します。
エリヤの最後は、神が遣わした「火の戦車」に乗り、嵐の中を生きながら天に上げられたといいます。
馬に引かれた戦車が、当時の最も速い乗り物だと思われますが、炎のように光り輝いて馬よりも速い乗り物が「火の戦車」とすると、今でいう未確認飛行物体UFOだと私は思います。
エリヤが生きたまま天に上げられたことから、ユダヤ教とイスラム教、キリスト教に共通の、世界の終わりに人間が生前のおこないを、神によって審判されて天国か地獄におくられるという「最後の審判」に先立って、エリヤが再び地上に戻ってくるという信仰が生まれたといいます。
ナンバー2214 2024.05.14  につづくことでしょう
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