「無の空間」の中にあるものとは
「無の空間」あるいは「量子真空」「ゼロ・ポイント・フィールド」など
と呼ばれる場は、私たちの周囲の空間として広がっています。
量子真空は空っぽの空間のように見えて、実は、プラスとマイナスの電荷を
持つ仮想粒子が無尽蔵に存在し、これらの粒子は常に結合と消滅を繰り返して
いて、まるで沸騰し煮えたぎるお湯のような状態と考えられています。
また、そこから素粒子と4つの力が生まれ、物質ができることで、
この宇宙が誕生していますから、この量子真空には、ものすごい力や
エネルギーがあると考えられていて、このエネルギーを
「ゼロ・ポイント・エネルギー」と呼んだりもします。
このエネルギーは、この物質世界の中にあるすべての
粒子と粒子の間から、宇宙全体にまで拡がっているすべての
空間の中にあり、宇宙全体のすべての物質に含まれるエネルギーの
総量を超えますから、膨大な量のエネルギーとなります。
晴れた日に空を見上げると、空一杯に太陽の光があふれていて、
あらゆる所に光が拡散して存在していることを観察できます。
この光はすべて、秒速30万キロメートルで動いていますから、
何かが常に一定の速度を光が出し続けるための
エネルギーを提供していると考えられます。
それは「無の空間」あるいは「量子真空」
「ゼロ・ポイント・フィールド」にあると思われます。
ということは、私たちの身近にある空間から、無限の
エネルギーを取り出して、万物を創造すこともできれば、
今あるエネルギー問題もすべてが解決できると思われます。
このようなビッグバン理論は、アインシュタインの相対性理論から生まれています。
たとえばボールを投げる時、ボールに力を加えて加速させれば、
ボールの速さは加速された分だけ速くなります。
ところが電子や原子核などを、加速器を使って
どんなに加速させても、光速度になることはありません。
光速度になると、加えられた力はその物質の質量に加えられて、
光速度に近づけば近づくほど重さが増えます。
電子などが光速度に近づいた場合、現状維持の傾向が強くなってきます。
通常、大きな物体ほど強い力で加速されると、すぐには現在の状態を
変えることができないため、なかなか止まらなくなります。
同じように電子や原子核などの軽いものも、どんどん加速されて
光速度に近づくほど、質量も大きくなりまいます。
電子の速度が光速の90%になると、電子の質量は静止している時に比べて2倍に増えます。
そのため同じ力では、半分しか加速しなくなります。
速度が光速の99.5%になると、質量は10倍になります。
ということは、10分の1しか加速できなくて、
いくら加速しても光速度に達しないことになります。
№1420 につづく
「無の空間」あるいは「量子真空」「ゼロ・ポイント・フィールド」など
と呼ばれる場は、私たちの周囲の空間として広がっています。
量子真空は空っぽの空間のように見えて、実は、プラスとマイナスの電荷を
持つ仮想粒子が無尽蔵に存在し、これらの粒子は常に結合と消滅を繰り返して
いて、まるで沸騰し煮えたぎるお湯のような状態と考えられています。
また、そこから素粒子と4つの力が生まれ、物質ができることで、
この宇宙が誕生していますから、この量子真空には、ものすごい力や
エネルギーがあると考えられていて、このエネルギーを
「ゼロ・ポイント・エネルギー」と呼んだりもします。
このエネルギーは、この物質世界の中にあるすべての
粒子と粒子の間から、宇宙全体にまで拡がっているすべての
空間の中にあり、宇宙全体のすべての物質に含まれるエネルギーの
総量を超えますから、膨大な量のエネルギーとなります。
晴れた日に空を見上げると、空一杯に太陽の光があふれていて、
あらゆる所に光が拡散して存在していることを観察できます。
この光はすべて、秒速30万キロメートルで動いていますから、
何かが常に一定の速度を光が出し続けるための
エネルギーを提供していると考えられます。
それは「無の空間」あるいは「量子真空」
「ゼロ・ポイント・フィールド」にあると思われます。
ということは、私たちの身近にある空間から、無限の
エネルギーを取り出して、万物を創造すこともできれば、
今あるエネルギー問題もすべてが解決できると思われます。
このようなビッグバン理論は、アインシュタインの相対性理論から生まれています。
たとえばボールを投げる時、ボールに力を加えて加速させれば、
ボールの速さは加速された分だけ速くなります。
ところが電子や原子核などを、加速器を使って
どんなに加速させても、光速度になることはありません。
光速度になると、加えられた力はその物質の質量に加えられて、
光速度に近づけば近づくほど重さが増えます。
電子などが光速度に近づいた場合、現状維持の傾向が強くなってきます。
通常、大きな物体ほど強い力で加速されると、すぐには現在の状態を
変えることができないため、なかなか止まらなくなります。
同じように電子や原子核などの軽いものも、どんどん加速されて
光速度に近づくほど、質量も大きくなりまいます。
電子の速度が光速の90%になると、電子の質量は静止している時に比べて2倍に増えます。
そのため同じ力では、半分しか加速しなくなります。
速度が光速の99.5%になると、質量は10倍になります。
ということは、10分の1しか加速できなくて、
いくら加速しても光速度に達しないことになります。
№1420 につづく