銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

偽物を売りつけたという事でデパートが謝罪。驚いた。白田さんは、すでに亡くなっているー1

2021-02-12 12:13:21 | 政治

 さて、以下の章を、12から13日にかけて書きました。大意は、変える必要はないと、思うのですが、驚いたことにシロタさんは、すでに亡くなっていました。それで、以下の文章から、シロタさんと、いう部分に別の名前を入れないといけません。それは、あとで、致します。

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副題-2、『驚いた、シロタさんは、すでに亡くなっていた』

2017.12.25.夕方、ギリッギリで銀座7丁目 「シロタ画廊」へ・・・。8月に85歳で白田氏が亡くなられ、発表せずにいらしたとのこと・・・。

2日間だけゆかりの方の作品を展示。

上は、下記のblogより、取った情報です。

贈り物・・・。シロタ画廊「白田貞夫の聞いた足音」 | 田沼敦子公式ブログ (ameblo.jp)

 これは、私には入ってきていなかった事実です。しかし、思い当たる、むきはありますね。非常に頭がいいと、思っている白田さんが、采配をしているにしては、これは、ばかバカしい行動だと、思うことが、このころ以降に、頻発していましたから。

 以下の文章から、シロタさんの名前を抜いて、そこに別の人の名前を入れます。それは、あとで、直します。今は、新しい文章を書いている最中ですので、お待ちいただきたく存じます。

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副題-1,『この章は、総タイトルを最初は、【有名画家の画を、版画に直して手元に置くのは、しみったれた邪道で、偽物とか本物とか言うのもおこがましく、かつ恥ずかしい】としておりました』

 最近NHK他が、おおげさに報道をした、偽版画の件です。で、それを書くにあたって、私の版画のうんちくが展開しています。で、版画って、制作が、大変手間がかかるもので、上條陽子さん(安井賞受賞と、脳溢血か脳梗塞から復帰した画家として、伝説にまとわれている有名画家)、など、「携わるのは、まっぴらごめんです」と、おっしゃっている分野です。`子供の時に学校で、作った芋版とか、ゴム版(消しゴム版画)などは、楽ですが、銅版画、リトグラフ、シルクスクリーンなど、機械を使って摺るヨーロッパ原産の版画は薬とか、手順が、相当に面倒くさいのです。

 それを逐一文章で、説明しているので、読むのが、とても、面倒くさいと、お思いでしょう。でもね、これもまた、政治の分野の話なのです。私が最近、連続して書いているシリーズ、植木鉢の怪というのは、本当に忌まわしい話ですが、ご近所住まいの画家大原光孝さんが、主役で、行われた大規模な謀略です。殺人こそないが、心理的には、非常に恐ろしいものです。それを今書いている最中なので、

 大原光孝さんの、木口版画の先生である柄沢斉を、通じて、こういうニュースを大々的に発表をさせました。誰が?というと、例の、鎌倉エージェントで、井上ひさしが、発案し、伊藤玄二郎や酒井忠康氏が、動いて、設定をしています。

 一般の人は、そういう裏側をご存じないでしょうが、私には、裏側を推定し、正しく、わかることを、計算に入れて、発表をされたニュースです。それが、脅かしの役目を果たすので、その恐ろしい話を書かないだろうとみなされて発表をされたニュースです。しかし、デパートは、大損ですね。信用が亡くなったので。

 そういう結論を最初に置いておいて、以下の文章をお読みいただくと、わかりやすくなると、思います。

 でも、ここでいう偽版画とは、本物自体が、大いに怪しいもので、

 目くそ、鼻くそを笑うたぐいの、話です。本当の美とも、大画家の、一枚しかない、本作品とも、はるかに離れたものですよ。そこが、この文章の大義です。で、それは、正義を重んじる私には、とても大切なことなので、割と、一生懸命、力を入れて書きました。お読みいただければ幸いです。

 この文章ですが、副題ゼロから、副題3までも、むろん、お読みいただきたいのですよ。しかし、副題3の途中から、以降は、驚くべき書き方と、なっていくでしょう。誰も、知らない真実を書いていきます。

副題0、『昨日は、本当に変だった。起きてから、11時間で、眠たくなる・・・・・これは、おかしい』

 昨日短い、ブログを送っています。ご近所の様子が、『お前を弾圧してやったぜ。こっちが買ったのだ」という意思表示です。それは、よく経験していることだから、別にーと、言うたぐいの事象ですが、と、同時に、起きてから、11時間で眠くなり、11日に書くべきことと、して予定していた新稿もかけないし、前々報の後半を推敲加筆することもできませんでした。

 それで、こういう風に解釈をしました。推敲をまだ行っていない、後注2の後半部分をやらせないために、外部から肉体への攻撃として、睡魔に襲わせたと。

 では、後注2の、後半とは、非常に大切な部分となります。それで、こちらにコピペして、推敲やら、加筆をしていきましょう。しかし、少しは、変化をつけないと、読者の皆様も面白くないと、思います。それで、全く違った角度から、それに、向かって進みたいと、思います。

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副題1、『昨日もちらっと述べたが、CIAエージェントたちが、私を弾圧するための、一手法として、ニュースを用いる。今、取り掛かっている河合杏里元議員の選挙違反運動など、ほぼ、6か月以上にわたって、少しずつ、拡張されながら、繰り返し、浮き上がってきて、報道をされた。それは、すべて、私のブログが、鎌倉市内、および、雪の下2丁目、および、同窓会へ、言及したときに、それを欠かせないがために、膨張していったのだ。

 それに付随して、並行的に、水虫薬もんだいと、鳥インフルエンザ問題が、起きた。両方とも、うそであろう。どういう形で、小林化工という会社が、言うことを聞いたのかは、わからないけれど、これは、JTの冷凍餃子に、毒が入っていた問題、マルハニチロの冷凍食品に毒が入っていた問題、GSユアサのバッテリーが、空中飛行中に黒煙7を出し始めた問題、川沿いの地盤が弱い場所で、建設されたために、基礎が、ゆがんだ、旭化成建材の、くい打ち疑惑と、軽井沢スキー事故などにも同じものが見られる謀略で、水虫内服薬で、死んだ人など、いないと、信じている。

 千葉県での鳥インフルエンザも同じ。鳥インフルエンザは、処分した分の鶏、は、国家賠償されるのだろうと。推察している。7兆円を超す、官房機密費が、必要なのは、そういうわけで、実質上、それは、鎌倉エージェントのお財布だと、言ってもよいだろう。

 で、それらと、似たものとして、出てきた、ニュースが、偽物の版画が出回り、間違えて、それを、売ってしまった、三越と、西武などは、お客に賠償金を払って、買い戻すというものだ。これは、誰も、死者が、出ていないニュースなので、無視しようかと、思ったけれど、やはり、裏側については、きちんと書かないといけないと、思っている。その原文は、%%%%%罫線以下に置いておく』

 このニュースでいう版画とは、美大で、版画を専攻した人間とか、美大卒でなくとも、現在版画を実際に作っている人、例えば私などは、それを、版画とは、認めない分野であって、心の中で、軽蔑している作品たちです。で、そういう人たちの中で、よく物事が分かっている人は、エスタンプと、それを、呼びます。版画とは、言いません。

  私が、版画の講習を最初に受けたところは、OMと、言う大きな版画工房でした。版画を作家として作る人間は、二階を使います。しかし、一階に作家連中は入れない部屋があって、そこにものすごい大きなプレスと、言う機械が三代ぐらい置いてあります。もしかすると、こういう場所で、特別な(有名美大卒を含む)スタッフが、引き受けている仕事なのではないかと、推察している製品です。まず、版画として、一つの長い紙に、原画が6号なら、それと同じ6号サイズで、制作した版を置きます。が、その、最初の版に、同じ図柄が50枚程度、彫り込まれている、そういう版で、長いロール紙に、印刷をかけ、それを、後で、切り分けます。そのあとでだろうと、思いますが、美大出身の、専門家が、平山郁夫作品だったら、日本画の画材のできるだけ、本画に近い色彩を選んで、膠、もしくは、薄めたボンドに、とかして、薄く乗せていきます。本画には、各、部分に応じて、たくさんの色彩が使ってあります。

 ここですが、これは、1998年に見た新横浜での工房の内部です。しかし、本日夜に入って、尾崎正志さんのホーム頁類を見て、今では、新横浜から、綱島の、東に、移転し、名称を尾崎正志、版画工房と、変更した模様です。建物も、新横浜時代と比べると、シンプルで、建設費が安そうです。その移転が、2016年で、それ以降はエスタンプは引き受けていないと、推察できます。彼は、金儲けから、芸術家支援の方向へ、シフトした模様です。しかし、この文章は、1990年代の、私の観察に基づいたまま、しばし、進行をさせます。

 今回、偽版画が、作られた三人の作家は、すべて、日本画家です。でも、今、私が語りつつあるエスタンプは、それら偽版画と、呼ばれているものと、全く手法で、作られている正当な、版画(?)の方です。偽物ではなくても、一種のコピーです。だから、それらは、傷みやすいですね。薄ーく、絵の具が乗っているだけだから。で、掛け軸と、して、制作される事はなくて、2cm~3cm程度の深さを持った、6号とか、8号のパネル(木の台)に貼り付けられ、絵の表面に、しっかりとガラスが、はめ込まれた、豪華(?)な額に入れられて、裏側は、ぴっちりと、封印して、あかない様にして売り出すと、思います。

 しかし、もし、裏側が開封できる形で、糊付けされていなかった場合は、証明書が、入っていると思います。

 その証明書には、

 1)、遺族、もしくは、その作品を保有している、人物とか組織のコピーをとること=版画化すること=を、許す文言があり、

 2)、今回の制作で、「何枚、完成品を出しました」という部数を、証明する書類。・・・・・版画の場合は、枚数のことを慣例的に、エディションと言います。浜口陽三が、多数制作したサクランボの版画などで、300枚程度のエディションでしょう。そして、浜口陽三の版画では、エスタンプは、作られていないはずです。

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副題2、『私がエスタンプをことさらに嫌うのは、価格が高すぎる設定になっていると、言う点もある』

 私が、このエスタンプの、実際の、売り物を見たのは、馬越陽子展が、三越の、画廊で、開かれていて、そこに行く際に、五階か、六階のエスカレーター乗り口に、小さな、おもちゃの、イーゼルに立てかけて、売っていたのを見たのが、最初で、最後です。それ以降は、三越日本橋店の、五階か、六階まで、行かないからです。その時の販売ですが、三越本体が、売っていたのか、テナントとして、場所を借りて、出店した、どこかの画廊が、売っていたのかは、知りませんが、馬越陽子個展とは、まるで、違うものとして、売られていたのでした。

 つまり、まことにはっきり言うと、そちらの方は、ド素人相手の販売であって、馬越陽子展の方は、本当に絵が分かる人相手の商売なのです。ノーベル賞受賞者の大村聡先生が、毎回、この個展で、馬越陽子作品をお買いになったかどうかは知りませんが、そういう人を相手の商売であって、エスタンプの方は、成り上がり物で、教養がない人が買う作品と、言う違いがあります。

 値段としては、馬越陽子さんの作品も油絵で、一号10万円ですから、一枚・小品・六号を買っても60万円支払わなければなりません。しかし、馬越さんの作品は、本画というたぐいで、この世の中に、一点しかありません。そして、馬越陽子は、すでに、レジェンドを持つ、有名・油絵・作家ですが、文化勲章でも、受賞して、さらに、画家として、格があがれば、将来、240万円に化けることはありうるのです。それが、絵画好き、で、お金持ちである人の、購買の形式です。もしかすると孫が、本当に苦境に立って、売るかもしれない。でも、利ザヤが、50年の間に、180万円になっているので、ほかのどの投資よりも、高率です。

 エスタンプに戻ります。その価格設定が、「一枚、50万円以上で」となっていたので、ひどく、憎む様になりました。私が取り組んでいた版画はへいたー方式と言って、抜群の手間がかかります。一日、10時間働いても、準備と後片付けに、6時間程度かかるので、三枚から、五枚程度しいかすれません。逗子のアトリエで、鶴岡八幡宮のぼんぼり祭りに出す予定の、作品を摺ろうとしてことがあるのです。版が深堀りと言って、いち、いちの線の境目が、紙が破れそうで、怖くて、プロの摺師に頼んだのでした。普段だと、フランス製の、厚い紙に、摺りつけるわけですが、鶴岡八幡宮が、下さる日本紙(奉書紙か?)は、そのフランス製または、ドイツ製の、版画専門紙と比較すると、薄葬で、しかも弱そうで、そこの上にに摺る自信がなかったので、専門の摺師にお願いをしました。相手は、一枚につき、一万円をとって、しかも片づけないで、帰りました。

 浜口陽三風の作品をする場合、ガラス板は、30㎝平法のものを使い、その上に、30g~50gのインクを溶剤少量で、伸ばしていきます。その際は、へらで、練ります。サクランボの作品だったら、黒と、赤のガラス板、二枚に、溶剤で、インクを伸ばしますが、赤の方は、少量で済むでしょう。少量つかうか、大量つかうかは、消費するインクの値段が、カラーだととても高い(鮭缶一個程度で、5000円以上)と、言うことも関係があるのですが、片付けが、ひどく大変なのです。パリなんて、アルコールしか溶剤を使えないし、日本でなら、買うことのできる。木綿のウエース(ぼろ布)というのを売っていないので、インク除去は、本当に大変でした。ニューヨークでは、灯油を、インク除去のために使っていいのでしたが、ウエースの方はありません。日本は江戸時代に、物を大切にする習慣が人々の間に根付いたので、古布を回収して、特に木綿は、洗濯したのちに、1キロか2キロの角型に圧縮したものを、売っているのです。すべて20年前の値段ですが、500円です。パリにもNYにも、それは、ありません。しかも、私の場合は、1m平方のガラス板二枚に、インクを伸ばし、かつ、へらではなくて、直径30cmの、金属芯のゴムローラーで伸ばします。それも二本を使います。それらの道具類は、毎日洗浄しておかないと、使えなくなるので、毎日の労働は、すさまじいわけです。

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副題3,『版画工房、OMの主催者、尾崎正志という人物は、摺師一族の二代目か三代目だと、聞いている。ただ、彼は、不動産にも目がない人物で、横浜駅周辺の、高層ビルに一室、使ってはいない部屋を確保していたほどで、富裕層になることを目指す人だった。その工房が、金儲け主義ではなかったら、私の人生も、相当に変わっていただろう。OMが、パリや、ニューヨークで、私が、見つけた、作家(または、芸術家)優先のプロ用の、工房であって、使う人に、それなりの会費は、取るが、鍵を渡して、一日中、朝の五時から、夜の10時まで、(その時、プレスと言う機械が空いている限り)、使わせてくれる様な、工房だったら、私は、逗子に、自分専用の工房を作る必要もなかったし、パリやニューヨークへ修行をしに行くこともなかった。

 で、別にそれを恨んで言うことでもないが、尾崎さんが、強い意志を持って、お金を儲けたいという主義の人なので、エスタンプも作っているはずだと、私は考えている。で、自分の工房がとる制作費より、安い費用で、作り上げる、今回の奈良の工房を、つるし上げようとした、人物の一人ではないかと、最初は、推察した。各地の画商や画廊に、安い価格で、格の低いエスタンプ(作品保有者などに、許可をとっていないと、言う点では偽物だが、質としては、ほぼ同じものだ。私に言わせると、どっちも同じだと、言うことになる。しかし、)を、尾崎正志という人は、自分の利益が、少なくなるので、それを許さない人だと、思っている。

 ここに書いた尾崎さんへの批判ですが、後半に行くと逆転します。お待ちいただきたく存じます。彼は、一時期は作っていたエスタンプを、今は、作っていないでしょう。ただ、エスタンプとは、スタッフの、大勢いる、相当に大きな工房でないと、作れないと、言うのは確かですよ。

 で、今般、このニュースが、表面化した陰には、版画界の大企業OMが、躍起となって、正式な許可を得ていない、一種の海賊版の出版元である、大阪の画商と、奈良の工房をひねりつぶし、殺しをやろうと、していると、私には、見えてきてしまう。だが、OMだけが主役ではなくて、どうも、シロタ画廊さんが、もう一方の、主役であると、見えるのだ。

 ところで、自分の方の人生の、さらに、詳しいことを言うと、OMが、自由に使えないのなら、鎌倉の自宅で、制作をするべきだと、なる。ところが、プレス(版画を摺る機械。日本の木版画と違って、西洋の版画は、高圧をかける必要があり、それを行う、鉄製の機械)を作っている会社が、まず、「鎌倉のご自宅には、プレスは、持ち上げられません」といったので、どうしても、逗子のマンションの一階に、アトリエを作らないでは、いられなかった。が、そういうことは、知らないで、いる安野智紗夫人は、洋服などを自宅へ、とりに時々かえって来る、私に、わざと、自己顕示をして、「見たよ」と、知らせ、その後、大原光孝さん一家などに、「川崎さんは、離婚をするよ」といううわさを流した模様である。

 人の私生活の、本当のところは、なかなか、他人には、わからないものだと、思う。その時点=1998年で、私は、まだ、メルマガも、ブログも始めておらず、彼らが、1985年以来、連続して、やってきている悪事にも、一切触れていない。美術一本やりで、生きていた。だけど、記憶は確かに、あって、今、大原光孝という人物とか、安野智紗夫人が行っていることを詳細に、分析している。実は、この章も、シロタ画廊が、主人公であって、それは、すなわち、柄沢斉、大原光孝と、つながっていくのだった。シロタ画廊さんは、月刊ギャラリーの編集長、本多隆彦さんにも、強い影響力を持っているので、月刊ギャラリーの連載を、たった、一年で、終わらせられてしまったのもシロタさんの采配だったと、見ている。そして、日曜美術館が、この正月以来三度も、、李禹煥(リ・ウファン)を、取り上げるのもシロタさんの存在を誇示し、したがって、大原光孝について書くなと、言う婉曲の命令だったと、言うことは、わかっている。』

::::::::ここで、、李禹煥(リ・ウファン)を、取り上げた、日曜美術館の番組の、ごく単純な紹介をNHKのサイトから、引っ張ってきて、置いておきます。スターの方は、二回、放映をされました。

「STARS それぞれのデビューから現在」

東京・六本木に、日本が世界に誇る現代アーティストたちが大集結。草間彌生、李禹煥、杉本博司、宮島達男、奈良美智、村上隆。1950年代から2000年代まで、それぞれの時代で日本を飛び出し、世界に衝撃を与えた6人です。彼らは、いつどのようにして世界に認められ、今何を考えているのか。「出世作」と「最新作」を通して、日本の現在地を読み解きます。豪華な対談とインタビューは必見!

出演者

  • 出演村上隆
  • 出演李禹煥
  • 出演奈良美智
  • 出演杉本博司
  • 出演宮島達男
  • 出演草間彌生

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「李 禹煥(リ・ウファン) わたしと雪舟」

去年生誕600年を迎えた雪舟は、日本絵画史上ただ一人国宝6点を描き、“画聖(がせい)”と呼ばれた男。その雪舟にかねてから惹かれているのが、現代美術のトップランナー、李禹煥(リ・ウファン)。「雪舟の自然観に、呼びかけられている」と語る。<絵を描くとはどのような行為なのか>、<現代において雪舟を見るとはいかなる体験なのか>。李のまなざしを通して、時空を超え今、雪舟が語りかける!

東京国立博物館蔵 TMN Image Archive

 斉年寺蔵 京都国立博物館寄託:::::::::::ここで、本文に戻ります。

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 この節、副題4でいっているシロタさんと、いうところは、別の名前を入れないといけない。後で、直します。

副題4、『シロタさんは、ニュースに登場しない。顔を隠して、首から下を映した、奈良の工房の主とも、違って、このニュースの、どこにも、その影も形も見えない。しかし、このニュースが、「画商協同組合から出ている」と、聞いて、・・・・・きっとシロタさんが、主導をしたのでしょうね。そしてそれは大原光孝さんについて、これ以上書くな。僕は、力があるんですよ」と、言う暗喩的、支配と、脅かしですね・・・・・と、私は、受け取った。

 しかし、山口みつ子さんが、殺され、さらに、その7年半後、妹も殺されている私にとって、かれは、シロタ?  who?  という存在でしかない。しかも、こういう風に、本当の、原因者が隠れているケースは、特措法の罰則規定が、全国知事会議から、菅内閣へ、提示されたという流れと、そっくり同じだ。

 黒岩神奈川県知事は、そのニュースの中では、姿を現さない。しかし、公的には、自分を死んだことにしては、いるが、実際には、生きていて、各種謀略を発案している井上ひさしが、この案を鎌倉在住の酒井忠康氏などと、図って創出し、柄沢斉、もしくは、伊藤玄二郎を通じて、シロタ画廊に、働きかけた可能性は、高いのだ。

 というのも、シロタさんが、版画商協同組合の、偉い人の一人であるのは、確かだから、今、組合長ではなくても、全体を動かすことは可能だからだ。

 なお、今から、外出しますので、長時間、書くのを中断させてくださいませ。

  今、帰宅して、気合を入れなおして、書き始めているところです。夜の10時半から再開しています。

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副題5、『シロタさんが、なぜ、版画商協同組合の偉い人であるかを考えると、版画協会での、賞を出して、若い人を発掘する、三つの大きな画廊の一つだからだ。三つの大きな画廊とは、養精堂とギャルリーユマニテを含む。この三つのうち、養精堂が、一番、地価の高い場所で、経営をしていて、しかも、池田万寿夫をお抱え作家として、擁していた。そして、一般の人にとっては、版画を、買いやすいシステムを持っている。一階が、版画売り場であって、手に取って、版画の実物を見て、選ぶことができる様になっている。こういう画廊は、神田神保町に、古い版画を扱う画廊があるけれど、現代の作家を扱う画廊で、これほどに、買いやすいのは、養精堂だけだと思う。したがって、大画廊と言えるのだ。だけど、創設者が、亡くなっていて、二代目だと思う。で、年齢的には、シロタさんとか十束さん(ギャルリーユマニテのオーナー)の方が、上になっているだろう。

 また、池田万寿夫に次いで、マスコミに、乗って有名人となっている山本容子を擁しているガレリアグラフィカも、当然版画商組合に入っていると、見られるので、ここのオーナー栗田玲子さんが、「このニュースをマスコミに流しましょう」と、提案をしたのかもしれない。

 いずれにせよ、これが、私狙いであることは確かなのだ。このニュースは、誰も、本名をさらしていないからこそ、対、私弾圧用ニュースであると断言できる。目的は、大原光孝について書くなと、言うこと。このニュースの裏に、シロタさんがいて、そのお抱え版画家のひとりとして、李禹煥(リ・ウファン)がいて、柄沢斉がいる。鎌倉エージェントの面々にとって、大原光孝さんの動きを詳細に書かれることは、本当に困ることなのだ。というのも、彼らは、ばれないと思って、彼に相当にあくどいことをさせている。彼は、誰からもらったのかは知らないが我が家の合いかぎを持っているし、

 三越本店で開かれた、(第X回目の)春季院展に・・・・・べニア板にアクリルを使って描いた、乱暴な日本画・・・・を、中島千波さんと酒井忠康氏等の援助によって入選させている。画題が、そっくりそのまま、後輩の画題を盗んでいる。目的は美術評論家として、好評を博していた、私をつぶすためだ。他人の画題の剽窃という、プロの画家としては、あるまじき恥ずかしい行為を行いながら、酒井忠康氏などという大物と会食を一緒にするなどと、言うパフォーマンスに、舞い上がって、有頂天になっていて、すれ違いざまに捨て台詞を吐くなどという行為とともに、それ以外にも恐ろしいことを数々、おやりになってくださっている。それは、むろんのこと書きますよ。だって、植木鉢の怪などという現象は、人間としては、行いえない行為です。それを実行するのですから、こりゃあ、文章書きとしては、面白すぎる素材です。しかも、18年ぐらい前から、始まっていて、ちゃんと、最初は、警告というかたしなめていますよ。しかし、全く持って、わからん人です。だから、彼については、引き続き書きます。

 ところで、私は、このブログのいたるところで、『私は小細工が嫌いです」とか、「すべての物事は、わかっていますよ。今は、壮大なミステリーを説いているところです」と、一般論を、話しているし、

 大原光孝さん個人に対しては、「あなたが、ちゃらちゃら動くと、シロタさんにやがて迷惑をかけますよ」と、常に言っているのです。しかし、やります。奥さんの、恵美子さんが「川崎さんて、あなたの手におえる人ではないから、付き合ってはダメよ」というのは、その種のあくどいことをやるなと、言う意味だと、思うのですが、彼は、自分の方が上だと、思い込んでいるので、次から次へと、小細工を弄してきます。

 で、今般、このニュースを聞いて、シロタ画廊さんを、叱る方向で、文章を書くことといたしました。『シロタさん、あなたは、エスタンプを作っていませんね。お仲間たちも、作っていません。銀座とか、京橋で、画廊を開いている人はレベルが高いので、模倣作品であるエスタンプには手を染めていません。

 しかし、今般のニュースは、エスタンプをさらに、上回る、大衆だまし業者がいると、言うニュースです。しかも、デパートさんが軒並み、謝罪をして、「返却に、応じます。お金は賠償します」といっています。

 しかし、そういう流れって、エスタンプを売る人々の助けになりますか? 大衆をだまして、高額のお金をとる。そういうエスタンプの仕組みに、大衆を、覚醒させてしまい、結局は売れないという方向に流れるのではないですか? 

 下に出てくる尾崎さんが、今は、エスタンプを作っていないらしいのは、大型プレスが、すでに、現在の工房にはないから、私が、そう判断をしたのです。オリジナル版画を作る、作家(芸術家)向けのプレスしか置いていないからです。それは、高度な気概に目覚めたというよりもエスタンプが作っても、予想通りには、売れなかったから、   一時期、経営が不振に陥ったうえで、見切りをつけて、撤退したと、考える方向もあるのです。

 むろん、売れなくてもいいのですよね。エスタンプってあくまでも、大衆をだましていく、まがい物です。50万円以上のお金をとるのは、本当におかしいことです。しかし、それで飯を食っていた人が、大勢いたと、思います。そういう人たちの恨みを買いませんか?

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副題6、『ところで、今、ちょっとというつもりで、開いてみた尾崎正志氏のネット情報を見て、23年ぶりに接した彼の顔が、立派なものに変化していることを知り、ちょっと、見直した。

 実は、1998年には、小さないじめを色々受けた。

 まあ、今、彼が開示している経歴を、読んだが、その経歴や、生活歴が、私のそれとは、全く違うので、いじめられたという側面もあり、一方で、すでに、CIAエージェントがまとわりついていたのを、今では、知っているので、尾崎さんの後ろに、そういう筋からの讒言が入っていたのかもしれないと思う。

 ただ、ほかの人にもそれは、共通するのだが、彼からの嫉妬を、私の方が浴びていた可能性もある。私は、あっという間に、技法やそのほか、いろいろ、習得するのだが、それを見て、15歳の時から、この職業に入り、ひたすらにたたき上げ的努力を繰り返してきた彼が、悔しい、とか、憎たらしいと思う側面もあったであろうし。

 ただ、彼には通じないとは思うが、私は、ニューヨーク一古い版画工房を、経営していたロバートブラックバーン氏から、高く評価されているのですよ。日本人の友人(女性版画家)を通じて、2003年か、2004年、「ぜひニューヨークに来てほしい」といわれています。それはね。彼が、死ぬ直前、彼の工房の、一部屋に貯蔵してあった、相当数の、版画コレクションの、一部を私に託したかったのだと、推定しています。

 私が、自宅を画廊喫茶にしたいと、言うのは単純なる日銭稼ぎが、目的ではないのです。ニューヨークの版画家の作品は、結局廃棄されたと思いますが、別の人の作品を支援する、ための個人美術館に発展をさせたいと思うのです理想は高いのです。が、最初は、画廊喫茶ぐらいから始めるのがよかろうと、思っているのです。しかし、台所とトイレを、家族用とは、別に作れとか、台所には三つに分かれた流しが必要だとかが、あって、改装費、および初期運営費(今79歳なので、週の半分は、他人を雇って、お給料を、出さないといけないと、思います)で、一千万円がかかると、思って、今は、それに回すほどの余分なお金がないので、ただ、ただ、我慢をしているところです。

 私の【黄色いサクランボ】という書物は、この間、アマゾンで、11200円という値段がついていましたが、それらの登場人物を含む、ニューヨークでの、ニューヨーク一古い版画工房でのお話です。

 それから、尾崎さん、私はね。ニューヨーク滞在中は、とても元気なので、あらゆるチャンスを利用して、自分の版画を批判をしてもらいに行きました。自分が学んでいた、プラットインスティテュートでは、版画と油絵の小品を、見せるだけで、大学院入学許可です。で版画の講座は、一学期、26万円(日本円相当です。2000ドルだったか?)・・・・・・それだけの授業料を支払っていないのに、ソーホーのビルの六階に住んでいるレディクリシュナ氏の最終講義に参加してしまったのですよ。というのは、私が、籍を置いているのは、クリシュナ氏が、美術学部長をしていたニューヨーク大学ではないわけですから、今思えばなんと勇敢なことか?となりますが、絶対に、自分の才能を信じている私には、わけもないことでした。というわけで、私は、海外にいるときは、時間に期限があると、思うので、ひたすらに、積極的になるのです。で、授業料を払っていないから、疎外をされているなんて、気が付きもしないし、信じもしないのです。だってとてつもないレベルで、性善説の人だから。

 で、格の高い指導者(もしくは学者、特にニューヨーク大学の美術学部長)なら、批判を乞う人間の、作品を批判をしてくれると、言うことを、一豪も、疑わないわけです。 それでも、クリシュナ氏は、予定されていた、講義時間の間中は、私を、無視し続けました。で、時間が終わってから、学生たちが、帰った時を狙って、私は、氏の住居の工房部分の作業机の上に、自分の作品をさっと広げたのです。すると氏は顔色を変えて、お嬢さん(インド・アメリカ混血・・・・・奥様が白人なので)に、「学生たちを呼び戻しなさい」と、おっしゃったのです。学生たちと秘書(日本でいう助手)はすでに、一階まで、降りていたそうですが、エレベーターのないビルを、6階まで、戻ってきてくれて、私の版画を中心に技法や、芸術的表現について、後、20分ぐらい時間をかけて、クリシュナ氏は解説をなさったのでした。

 まあ、こういうことを今言うのは尾崎さんが、私をいじめた陰に、一種の嫉妬があったと思うのです。それは、プラットインスティテュートの女性教授もそうでした。私と密に接する人は、いずれ、そういう状態になるのです。しかし、そういう状態を、二年も続けると、相手にとって、私が大切な、同僚と、なっていき協力関係が成立するのですが、雇用関係のない場合は、そこまで、到達できないうちに、どちらかが、我慢ができなくなって分かれると、言うこととなります。

 ところで、尾崎正志氏の、全貌を知るのは、横浜市が、平成21年に、氏を、マイスターに選定しています。そのリンク先が、版画の、全体像を示していますので、ここに置いておきましょう。URLだけですが。

https://www.city.yokohama.lg.jp/business/kigyoshien/ginou/mystar/042ozaki.html

 まあ、CIAエージェントが裏にいるので、こういうエピソードはすべて、消し去る様に、レディクリシュナ氏にも、通達が入っていることでしょう。2002年に、もう一回、ニューヨークへ行くことがあって、プラットインスティテュートを訪問したら、ロバートCモルガン教授の態度が、激変していたので、それは、推察できます。

 しかし、ここで、重要なことを発見しました。プリントハウスOMは、尾崎正志版画工房と名前を変えて、住所を新横浜から、綱島の、東へ、移転をさせています。それは、ちょっとの間。経済的に苦しかったことを示唆します。地価の高い、新横浜の立派なビルを売って、鶴見区駒岡に、ソーホーとか、ウエストチェルシー風(元、工場風)の建物で、版画工房を開いています。その建物は、元本当に工場だったものを、彼が買い取ったのか? それとも、彼が、新築したのかは、わかりませんが。でね、新しい工房の写真を見ると、どうも、もう、エスタンプはやっていないと、見えます。昔、エスタンプを作っていたのではないかと、思われる、スタッフしか入れない秘密の場所は、無いみたいで、二階部分は、広い画廊スペースになっています。もし、貸画廊として、その場所を、運営をするのだったら、経営は、それなりに安定をするから、エスタンプに手を出さないでもいいと、思います。

 いじめられた記憶があるから、厳しい言い方になってしまったけれど、彼の成長を見て、喜ばしく思います。厳しい顔に変化していますが、その方がいいですよ。以前は、どこか、怪しげなところというか、浮ついているところがあったけれど、・・・・・

 

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平山郁夫などの偽物の版画流通か 奈良の工房が制作関与認める

2021年2月8日 21時20分

戦後を代表する日本画家、平山郁夫などの作品をもとにした偽物の版画が、数年前から百貨店などで流通していたとみられることが関係者への取材で分かりました。画商でつくる組合の調査に対し、大阪の画商が販売したことを認めているということで、警視庁は著作権法違反の疑いで捜査しています。

偽物の版画が流通していたのは、日本画家の平山郁夫や東山魁夷、それに片岡球子の作品です。

版画を扱う画商でつくる「日本現代版画商協同組合」などによりますと、原画をもとに職人が制作する版画は通常、画家本人や遺族の許可を得たうえで数を制限して販売していますが、去年の春ごろ、特定の版画が百貨店などで多く流通していることに組合員が気付いて調査したところ、色合いなどがわずかに異なる偽物が含まれていたことが分かったということです。

さらに、流通ルートを調べた結果、大阪市で画廊を営む50代の画商が関わっていることが分かり、組合の調査に対し、数年前から販売していたことを認めたということです。

偽物の版画は、確認できただけで10作品あるということで、組合は去年12月、この画商を除名処分にしました。

また、捜査関係者によりますと、偽物の版画は奈良県にある工房で制作していた疑いがあるということです。

警視庁は去年12月に著作権法違反の疑いで関係先を捜索し、複数の版画を押収したということで、今後、鑑定を進めるとともに流通ルートなどを調べることにしています。

奈良県の工房経営者 8年前から偽物制作していたことを認める

偽物の版画が流通していることについて、奈良県にある工房の経営者がNHKの取材に応じ、大阪市の50代の画商から依頼されておよそ8年前から偽物を制作していたことを認めました。一方、「何に使うかは一切関知していなかった」と話しています。

奈良県大和郡山市にある工房の経営者は、これまで40年以上にわたって版画の修復に携わってきたということですが、さまざまな画廊とのつきあいの中で、およそ8年前に大阪市の50代の画商から制作について依頼を受けたとしています。

その後、依頼されたとおりに平山郁夫や東山魁夷などの作品をもとにした版画を制作し、納品していたということです。

一方、偽物の版画が百貨店などで流通していたことについては「結果的に加担したことは悪いと思っているが、何に使うかは一切関知しておらず、このような形で流通するとは知らなかった」と話しています。

「そごう・西武」販売の71点に偽物の疑い 調査進める

大手デパートの「そごう・西武」は、これまでに販売した版画の71点に偽物の疑いがあるとして、顧客から作品を預かって調査を進めていることを明らかにしました。

「そごう・西武」によりますと、偽物の疑いがあることが分かったのは、2009年から去年までの間に販売した3人の日本画家の作品をもとにした71点の版画で、販売額は合わせて5500万円分に上るということです。

関係者によりますと、この3人の日本画家は、平山郁夫と東山魁夷、それに片岡球子だということです。

そごう・西武は去年12月に画商の組合から連絡を受けて調査を進めていて、今後、顧客から作品を預かって第三者による鑑定委員会に調査を依頼し、偽物と判明した場合は作品を引き取って顧客に返金するとしています。

そごう・西武は「このような事態を招き、多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを、深くおわび申し上げます。抜本的な再発防止策を講じます」とコメントしています。

デパート業界では、このほか大丸や松坂屋を運営する「J.フロント リテイリング」や、「高島屋」も同じように偽物の疑いがある作品を過去に複数、販売していたことが確認されたということで、調査や返金の対応を進めているということです。

版画とは

画家の作品として流通している版画には、画家が描いた原画を基に職人が制作する複製版画と、画家が版画用に下絵を描くオリジナル作品の2種類があります。

画家自身や許可を得た画商などが版元に制作を依頼し、偽物の流通を防ぐため、画家本人や遺族などのサインや印、それに通し番号を付けて枚数を制限して販売されるのが一般的です。

関係者によりますと、偽物の版画を見分けるには、本物として流通している版画と比較して、絵の色合いやサインの形などが同じかどうかを確認します。

弟の平山助成さん「作品の価値が下がることにつながる」

 

平山郁夫の多くの作品を所蔵する広島県尾道市の美術館の関係者からは非難する声が聞かれました。

平山郁夫が生まれた尾道市瀬戸田町にある平山郁夫美術館には、原画や版画などおよそ70点の作品が所蔵されています。

美術館によりますと、今回見つかった偽物の原画や版画は所蔵していないということですが、偽物を流通させるのは作品の価値をおとしめる行為だとして非難しています。

平山郁夫の弟で、美術館の館長の平山助成さんは「今回見つかった盗作は、ラクダとブルーモスクという非常に人気が高いモチーフが描かれたものだと聞いている。本来、流通する版画は本人が確認して許可したものだが、偽物が出回ると、作品の価値が下がることにつながるので非常に迷惑でやめてほしい」と話していました。

調査委員会が鑑定 呼びかけ

この問題を受けて、版画に関わる美術商や組合などは臨時の調査委員会を立ち上げ、対象となっている作品の所有者に対して鑑定を受けるよう呼びかけています。

版画に関わる美術商や組合などは、美術品の公正な取り引きを確保して美術愛好家の安心を取り戻そうと、「臨時偽作版画調査委員会」を立ち上げ、調査を行ってきました。

それによりますと、これまでのところ平山郁夫が2点、東山魁夷が3点、片岡球子が5点の合わせて10作品について、偽物の版画を特定したということです。

いずれも非常に精巧に作られ、技術の高い版画職人によるものと考えられるということで、調査委員会は作品の所有者に対し、購入した美術商などを通じて鑑定を依頼してほしいと呼びかけています。

また、別の作品の偽物が新たに確認された場合、鑑定の対象にするよう努めたいとしています。

鑑定については、版画を専門とする機関が国内にないことから、絵画や工芸品を鑑定している「東美鑑定評価機構」が臨時に依頼を受けるということです。

調査委員会の代表に就任する予定の青木康彦さんは、「これまで築き上げてきた版画への信頼を大きく傷つける問題だ。真がんをはっきりさせないと版画の商品が取り扱えない事態になってしまうので、できる限りの協力をしていきたい」と話しています。

偽物版画 特定の10作品とは

「臨時偽作版画調査委員会」が偽物の版画を特定したのは、以下の10作品です。

【平山郁夫】
 ・月光ブルーモスク イスタンブール 
 ・流沙朝陽

【東山魁夷】
 ・秋映
 ・草青む
 ・風吹く浜

【片岡球子】
 ・富士
 ・河口湖の赤富士
 ・うららかな富士
 ・「冬」
   版画集「富士四題」より
 ・桜咲く富士

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