銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

C・I・A君の、真の狙いは、セックス、それとも暗殺

2010-01-19 16:22:21 | Weblog

 これは、『CIAがうちに来る』の三ですが、間が三時間という早さで更新しています。夜いつもパソコンを開ける方は、どうか、下にある一とニもごらんをいただきたく。

 さて、我が家にお客に来る予定の人は、たいてい、鎌倉駅から電話をくれます。で、私は彼が既に鎌倉駅に到着をしているものと考え、道順を教え、「迎えにいきます」といおうと思っていたら、東京にまだいるらしく「アポを取るだけです」といいます。

 で、次の日の土曜日も、日曜日も駄目だということで、主人が休みで家にいる月曜日を抜かして火曜日に設定をいたしました。午後一時。こちらにとっては、大切な会見ですから、一人で対応したほうがよいのです。主人はこのごろでは、見事に紳士的に、私のお客へも対応をしてくれますが、本当のことを言うとウィークディも人の話を聞き続けいてる人で、休日は休みたいのです。それに、絵を描くということ、そのものが、大きな負担を将来、主人に再び、与えるのですから、一種の裏切りであり、この外人の、来訪の段階で、巻き込むのが失礼だと感じています。

 かつ、このごろでは、主人の休日は、たいてい私も一緒に外出して、何かの行楽をともにすることになっていて、それゆえに、他人との会合は設定できません。

 で、無事に会合設定は終わり、相変わらず、何も自分の方については、情報を与えてくれないのを、『変だね。やはり、CIA君は、違うね。根性が座っている』などと軽く考えながら、一安心をしていると、もう一回彼から電話がかかってきて、「必ず、一人で在宅していてください」と念を押されました。

 そのときに突然ですが、非常にいやな感じがしました。大型キャンバスを張りに来た業者さんを入れれば、私が一人のときに、来宅した男性の一人客は、延べ、60人(同じ人が複数回来たのを含む)はいます。でも、「一人でいてください」と念を押されたことは初めてです。信用をされていない、尊敬をされていないという感覚を受けました。まあ、善意に取れば、「オープンハウスをよくしますから、私は気楽にお迎えしますよ」といったから、ことさらに一人で、と、念を押されたのかもしれません。

 だけど、もし、他人がもう独りいても、それは、女主人(私のこと)の才覚で、「後で、また、会いましょうね」とか、言う、ことはできるから、相手の能力を信頼する日本人の間では、出ない言葉です。

 じゃあ、反対に外人の間だったら、簡単に出る言葉かというと、実はそうでもないのです。きちんとしたしつけを受けた外人の男の子だったら、こういう場合は『変な会話を交わしていませんよ』というサインとして、必ず玄関の扉を開けておきます。

 変だなあ。外人って、こうなのかなあ? いや、日本人同士の間でも、こういう風に、マネージング業務を引き受けるか否かの場合、まず、「セックスで、逆らわないように縛ってしまうのかなあ?」 今評判の『のだめカンタービレの予告編(テレビ特番)』でも、マネージャーは辣腕だったわ。別にセックスの描写は無かったけれど、スターを縛りきる、・・・・・それに宇野千代さんは、中野翠さんに「仕事上の関係者とはすべて寝ました」とおっしゃったそうだから、業界の深奥には、そういう慣習があるのだろうか?・・・・・と、あれこれ、考えると、一方で、『文章から離れられる、うれしいチャンスだ』とも思いながら、一方で、・・・・・嘘の契約で、セックスまで迫られたら大変だ。しかも、裸の映像を秘密裡に撮られたりしたら、一種の精神面の暗殺が可能になるよ。これは、困りました。・・・・・・と、なります。

 『どうしようか、これ』と思います。で、何はともあれ、自分はしっかりしていて、何事も起こさないつもりではありますが、一応主人に、詳しいことを言っておいたほうがよいと判断をしました。

 ところで、我が家では、重要なことはすべて、手紙で情報交換をします。部屋そのものに盗聴がかけられていることを、恐れているからです。

 で、簡単に委細を書くと、主人が怒り出してしまいました。妻のセックス問題で怒ったのではなくて、人を疑うという、この際の、私の行為を嫌がったのです。「その人を、CIAなどと思い込むのは失礼だ。そんな感覚を持っているのなら、招かないこと」といいます。

 私も普通なら、疑惑のある人は招きません。しかし、今回ばかりは圧倒的に相手に交渉の主導権を握られていて、今から断ろうにも、相手の連絡先は一切知らないのです。

 で、その晩、私は心配で眠られなかったのです。そして、一人で黙って考えていると、午前二時ごろだったでしょうか、突然、天からひらめきが降りてきました。
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 天の声はこういうのです。「あなた間違っているわよ。今日の午後、彼が相談したいと言ったときに、あなたは、「美術の分野でしょう?」と、かまをかけたけれど、彼は何も答えなかったじゃあない。つまり、彼は画商を偽装することも無く、ただ、簡単な目的のために来訪するのよ。つまり、あなたを暗殺しに来るのよ」と。

 まったく思っても見なかった方向でした。そんなことを思いついた途端に、怖くて怖くてたまらなくなり、彼を一人で迎えることができなくなりました。今まで、自分が、どんなに、甘ちゃんであり、また、『ポジティブな方向でしか、物事を考えられなかったか』を思い知らされました。私は常に、和解を自分自身が求めているからこそ、そういう方向で、すべてを考えて、『和解案が提示されれば、文章も、タイトルとか、テーマを、絞りますよ。当たり前の普通のことに絞りますよ』と考えているのです。しかし、それは、私一人の考えであり、世間はもっと非情な、ものかもしれません。

 もうひとつ、どうして、そんな、方向でのみ、ものを考えるかについて、も、思い当たるポイントがありました。
 文章の世界で悩みを告白したり、トラブルを、告白したりしていますので、子供っぽいとか、繊細だとか思われている可能性もあります。しかし、絶対にあきらめない、強さをも持っていると、他人から見抜かれていますし、我が家内でも、「お母さんがすべての中心だから、お父さんを支えてあげなさい」と娘によく言われています。実は芯は強いのです。

 その強さは、ポジティブシンキングにその秘密を依存しています。だから、ポジティブシンキングは私にとって、肌アイそのものであり、捨てられないものです。しかし、そんな強いはずの、私が、震えました。

 これが二週前の金曜日の2010年1月8日の真夜中のことです。その後どうなったかは明日までお待ちください。興味本位にひっぱるためではなくて、もう、本日は、これ以上は書けないのです。

 実はまったく、寝ていません。こんな簡単な文章でも、書くか書かないかの決断は大きいのです。また、何を切り取り、何をフォーカスするかも、考えます。それが、夜中中続いて、一睡もしていません。悩んでいるというより、思考が、一定のところまで行って落ち着かないと、私は、眠ることができないたちなのです。で、続きは、どうか、明日をお待ちくださいませ。2010年1月19日  雨宮 舜

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