銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

CIAがうちへ来るー2、本当に来るが、名前を明かさない

2010-01-19 12:47:02 | Weblog

 最初にお断りをしますが、本日は、たった三時間で更新しました。で、下に、『画商を装って、CIAがうちへ来る』が、ありますので、それをもごらんをいただきたいと感じます。

 その日、大理石で囲まれたその廊下で別れるときに、私は総合判断として、やはり、彼はCIAだと感じました。それでも、『ここは、騙されてみよう』と感じて、住所と、地図を書いて渡しました。適当な紙がなくて、別の画廊でもらってきたフリーペーパー(ただの雑誌)の余白に小さな地図を書いて・・・・・

 でも、やり取りの中で、「すぐ帰国しなければならない」というので、ホテル滞在なのは確かでしょう。が、ファックスもメルアドも携帯の番号も、そして、自分の名前さえ教えてくれません。私の方は『彼は、CIAだから、仕方がないのね』とは思うものの、でも、礼儀上は、彼のほうが、失礼に当たりますので、無論不満です。まず、私への思いやりが無いし、彼にとっても不便なはずです。普通の外人なら、こんな少量の知識では鎌倉の山の中の我が家にはたどり着けないはずですから。

 ただ、私はそういう疑問は一切伏せました。彼が、私の顔写真および住所を、上の組織から会う前にもらっていて、私からの情報を必要としていないことは、簡単に推察ができたからです。
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 その後、一週間、私は熱に浮かれたような状態に陥りました。これは、当たり前です。画商が、家へ来るなんていうのは、千載一遇のチャンスであり、普通は画家のほうが、作品を手に持って画廊を訪れるものなのです。ものすごい幸運なことなのです。同じことが、他の画家に起きたら、その人も当然、夢うつつになるでしょう。

 この間、録画しておいたヴァン・クライバーンコンクール時の辻井伸行君の映像を見ましたが、あれと、同じ種類の喜びごとなのです。もちろん、量は、その千分の一か一万分の一でしょうが、ともかく、人にサポートをしてもらうとか、押し出してもらうのは、非常にうれしいし、ラッキーなことなのです。相手が日本人の、東京住まいの画商であっても、大喜びなはずです。
 私は過去に一度だけ、日本人の画商に逗子のアトリエを訪問してもらったことがありますが、その人が『どれだけ、多量に、私が作品を持っているか』を知っていてくれるのは、そこはかとは無い喜びです。だけど、日本では、絵は普通は売れないので、画商さんも働き場が無くて、画家にとっては、名誉だけが収穫ですけれど、それでもうれしい。今回は外人です。それが、嘘であっても、夢に浸りたい・・・・・

 しかし、掃除をはじめとする準備は、やる気は起きませんでした。冷静なのです。絶対に、これは嘘であり、騙されるだけである。だけど、絵を描く川崎さん(雨宮の本名)は、他人に好かれています。文章を書く、川崎さんは他人に警戒をされていますが、・・・・・

 『そういう、昔の姿を、取り戻すチャンスかもしれない。どうせ、お金など美術では儲からないのだ。私は子供もいるし、孫もいるから、そこで、幸運を味わっているのだから、別の世界(お金や、肩書き)まで、欲しいというと、それは、強欲というものだろう。ここは、単なる機縁を与えられるだけにしよう。だけど、それは悪魔の誘惑でもあるのだ。私の唯一の武器である、使命感を奪われるのだから・・・・・抜け殻になる可能性もある。危ない危ない賭けである。あまり、身を乗り出さないようにしよう』と思う気持ちも強くて、

 ここで、掃除をしてしまうと年末の大掃除をしなくてよいと思うのだけれど、そこまで、期待をする自分があほみたいで、たまらない。

 そして、私は保険として、さらに、政治に対して、うがった見方を続けて行き、それを文章に、記し続けるのです。そのうち12月の第三週はあっという間に過ぎ去り、彼は来ませんでした。私はぼんやりとした頭で分析を続けました。大体、読めているのに、強情にも、政治の文章を書き続けたから、和解策は「こちらが蹴った」と相手は取ったので、訪問が無かったと、結論はでました。で、第四週に入って、主婦として、新たな気持ちで大掃除をはじめ、淡々としてお正月準備をこなし、きんとんも、くちなしの実や、栗を使って作り、客あしらいをして、主婦100%で、年越しをし、小さな幸せというものを文章に書き連ねる、お正月を過ごしたのです。それらの日々の文章が、まだ、書き足りていないほどですが・・・・・

 しかし、一月の八日にかかってきました。彼から「訪問をしたいという」という、電話が、我が家に。その日の午前中に私は藤井財務大臣の辞任について文章を書いており、まだ、情報開示が少ない段階でしたが、『問題は、小沢民主党幹事長にある』として、読者にこういうメッセージを送っていました。

 「どうか、皆様、政治への観察を続けましょう。一人一人がしっかりして、考えましょう」と。書きながら『これは、CIAが最も嫌がるメッセーのひとつである。やばいかも』と思っていました。CIAは万能ではなく、日本人、一億人のすべてを監視することができません。だけど、日本人の行動と意思決定を、小沢幹事長に一極集中をさせれば、彼一人を牛耳れば、ことが済むのです。だから、小沢幹事長をもてはやせるだけもてはやし、大権力を与えていますが、『他の人間は、政治に関与するな』というのが、CIAさまの本旨ですから、『一億の国民が一人一人、責任を持って政治を監視し続けましょう』などという提案が、彼らに、受け入れられるはずもありません。

 私は受話器を耳に当てながら、『とうとうやってくるわ、彼が、よかった、面倒なことが、片付いて』、と思い、「あ、今すぐ、いらっしゃい。(お正月の余波で、適宜に片付いているから)」と話しかけていました。この項続く。2009年1月19日  雨宮 舜

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