春節がやってきた。春節は中国では一番のお祭りの日であり、この日をどう過ごすということはとても重要である。爆竹により煙に巻かれて呼吸困難になった雲南省、昨年はウルムチで迎えた。北京では花火による火災もあったが、この爆竹や花火により新年を祝うという習慣は変わらない。この爆音を聞くといよいよ今年もスタートしたなあという実感が沸いてくる。しかし、今年の情況はこれまでとは違うのだ。街での爆竹の匂いが薄い。その訳は爆竹や花火の量が格段に減ったからのようだ。おかげで街の空気も今年は格段によい。家々を回る際に持っていくお酒やドリンクなども、以前はたくさん持って回っている人が多かったが今年は少ない。こういう所からも景気の波が分かる。この時とばかりに消費できる春節でさえも景気の影響が出て来ている。海外へ出国600万人という消費期待報道もあるが、2万元までの持ち出し制限、銀聯カードの引き出し制限(1日5ー10万円)、空港での持ち込み製品の検査強化など締め付けが厳しくなったせいで爆買いも急速にしぼんでしまっている。
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