アラシャン通信(オイスカ阿拉善砂漠生態研究研修センター便り)

阿拉善からウズベキスタンのシルクロードの砂漠化防止活動配信。肉体疲労、更年期、男女不妊には日本最濃の薬味酒、遼伝来福酒!

偽物

2009-06-01 22:11:44 | つぶやき
今日はスタッフのウハスさんがうれしそうな顔をして携帯電話をみせびらかしていた。「これ、もらったんだ!」「えー!」皆、うらやましそうな顔をしている。何せ、一台5000元くらいするような金ぴかの携帯だからだ。得意そうなウハスさん。「ちょっと、待って...」「これ、SAMSONG」と書いてあるよ。「サムソンだよ、韓国製の」何の疑いもない顔をしている。でも、本物はSAMSUNGなのだ。「これ、偽物だよ」と言うと、真っ青になり、「やっぱりな~、だからくれたんだ」そして、数時間も経たないうちに液晶が動かなくなってしまっていた。ちなみに北京のJETROにある展示資料室にはそっくりな偽物がたくさんおいてある。被害額も相当のようだ。あるある...。有名なHONGDAのバイクからそっくりな松竹梅の酒、マキタの電動のこぎり、panosniecの携帯まで。例えばプラグ。デンソーと書いてある現地で売っていたプラグは日本のメーカーだと思って使っていたのだが、毎月一回はかならずプラグがダメになってしまう。おかしいなあと思っていたのが、ここに来て偽物とわかった。最近はさらに巧妙になって来て香港松下などの香港の商号をとり、中国でライセンス生産するケースが多いそうです。そういえば日本ヤマハというバイクもあったなあ。提案ですが、ここでいろいろと集めて種類を増やして、JETRO偽物博物館をオープンさせれば、きっと北京で一番の国際観光名所になると思います。世界遺産になるかも?その売り上げの一部を偽物対策にあてれば、きっと偽物も減ると思います。そして偽物がレアになって、ニセモノマニアが殺到して価値のあるものになる可能性もあります。ぜひご一考を。たぶんやらせないかなあ?そこで、私達のような環境NPOに一部寄付してもらえば、環境も良くなり、偽物もなくなって一石二鳥という理由がたつではないですか!あと、一ヶ月研修等で日本に行くのでブログを休みます。
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