続いてもう 1 つ、チーム K ネタを書いておくことにした。
最近、あちこちで大島優子大絶賛を良く見かける気がするのだが、そんなに良いだろうか。私は大島優子さんについて「まあ実力があるのは分かるけど、個人的には今いちピンと来ないんだよねえ」という印象しか持てないんだよなあ。先日、といってももう 2 週間ほど前だが、K-2nd を運良く最前センター付近で見る機会があったので、いろいろな人のことを良く見るように心がけて、もちろん大島(優)さんのことも良く見てみたつもりなんだが、印象はやっぱり変わらなかった。
個人的に何が気に入らないのかというと、あり余る実力の 8 割程度でゆうゆうと「こなして」いる感じがしてしまう、ところだ。それでも表現レベルとしてそれなりの高さはあるから、文句のつけようはない、と言うよりむしろ、さすが、と思うことも多いのだが、それにも関わらず、少なくとも私の気持ちには響かない、のだ。なお、いつも言っていることだが、これはあくまでも「私の」印象、感想に過ぎず、事実がどうであるかとは違っている可能性があることを、改めてお断りしておく。
あと、何と言うか、ステージ上で、お仕事モードのオンとオフがはっきりしている、ような気がするのだ。もちろん、それ自体は悪いことじゃない。ただ、ほとんどもったいをつけず、あまりにもあっさりとオフにしてしまうのが、物足りない気がするのだ。オフにするタイミングが微妙に早い気がする、と言うべきだろうか。客はステージ上の人が裾にハケていく後ろ姿まで、意外にきっちり見ているものなのだ。全身が完全に黒い幕の中に入り切ってしまうまで、スイッチを切らないで欲しい。
具体例を 1 つ挙げると「禁じられた 2 人」でハケる時に、河西智美さんと手をつないではいるけれど、2 人の視線が平行に前を向いて、すたすたと歩いてしまっているように見える。あれを日によって、小指と小指を絡めながらにしてみるとか、お互いに視線を内向きにして、時にはうなずきあうように意味ありげな表情を交わし合うとか、そういう工夫をしてみてくれないものか ( 必要なら演出の先生と相談の上で )。せっかく 2 人だけの世界に漕ぎ出していく象徴的なシーンなのだから、たとえ次の曲のイントロが重なり、どーぶつ組が出て来ていても、2 人が完全にハケ切るまで客の視線は渡さない、くらいのつもりで良いと思う。
舞台の上の人は、舞台の上での表現でこそ、客を魅了し、ライバルを圧倒すれば良い。それをできるだけのキャパシティがある人が、十分にやり尽くしていない ( ように見える ) というのが、何とももったいない気がしてしまうのだが、どうだろう。
なお、このエントリに関しては、大島(優)さんの魅力を語ってくれるコメントも歓迎、ということで。どうしてもコメントでは語りにくいという方はメールでもどうぞ。メールアドレスは goo ID から分かる通りということで。
最近、あちこちで大島優子大絶賛を良く見かける気がするのだが、そんなに良いだろうか。私は大島優子さんについて「まあ実力があるのは分かるけど、個人的には今いちピンと来ないんだよねえ」という印象しか持てないんだよなあ。先日、といってももう 2 週間ほど前だが、K-2nd を運良く最前センター付近で見る機会があったので、いろいろな人のことを良く見るように心がけて、もちろん大島(優)さんのことも良く見てみたつもりなんだが、印象はやっぱり変わらなかった。
個人的に何が気に入らないのかというと、あり余る実力の 8 割程度でゆうゆうと「こなして」いる感じがしてしまう、ところだ。それでも表現レベルとしてそれなりの高さはあるから、文句のつけようはない、と言うよりむしろ、さすが、と思うことも多いのだが、それにも関わらず、少なくとも私の気持ちには響かない、のだ。なお、いつも言っていることだが、これはあくまでも「私の」印象、感想に過ぎず、事実がどうであるかとは違っている可能性があることを、改めてお断りしておく。
あと、何と言うか、ステージ上で、お仕事モードのオンとオフがはっきりしている、ような気がするのだ。もちろん、それ自体は悪いことじゃない。ただ、ほとんどもったいをつけず、あまりにもあっさりとオフにしてしまうのが、物足りない気がするのだ。オフにするタイミングが微妙に早い気がする、と言うべきだろうか。客はステージ上の人が裾にハケていく後ろ姿まで、意外にきっちり見ているものなのだ。全身が完全に黒い幕の中に入り切ってしまうまで、スイッチを切らないで欲しい。
具体例を 1 つ挙げると「禁じられた 2 人」でハケる時に、河西智美さんと手をつないではいるけれど、2 人の視線が平行に前を向いて、すたすたと歩いてしまっているように見える。あれを日によって、小指と小指を絡めながらにしてみるとか、お互いに視線を内向きにして、時にはうなずきあうように意味ありげな表情を交わし合うとか、そういう工夫をしてみてくれないものか ( 必要なら演出の先生と相談の上で )。せっかく 2 人だけの世界に漕ぎ出していく象徴的なシーンなのだから、たとえ次の曲のイントロが重なり、どーぶつ組が出て来ていても、2 人が完全にハケ切るまで客の視線は渡さない、くらいのつもりで良いと思う。
舞台の上の人は、舞台の上での表現でこそ、客を魅了し、ライバルを圧倒すれば良い。それをできるだけのキャパシティがある人が、十分にやり尽くしていない ( ように見える ) というのが、何とももったいない気がしてしまうのだが、どうだろう。
なお、このエントリに関しては、大島(優)さんの魅力を語ってくれるコメントも歓迎、ということで。どうしてもコメントでは語りにくいという方はメールでもどうぞ。メールアドレスは goo ID から分かる通りということで。
あるように見えてしまうこと自体、
よくないことだと思いますね。
人がなにに魅力を感じるかと言えば
ぼくの考え(カギさん風に言うなら妄想)では、
前にも書きましたが「謎」であって、
理想は「これはオンなのかオフなのか分からんw」という状態だと思います。
そういう意味では例えばカギさんご推奨の中西さんも、
常時オンに見えるという意味では完全ではなく、
AKBで言うなら最も理想的なのは篠田さんだと思います。
次点でタカミナや戸島にもそういうところがありますね。
ちと大島さんの話からそれてしまってすみません。
ただ、実力の8割しか出してないとは思いませんけどね。優子ちゃんはいつでも全力で精一杯やっているように(僕には)見えます。(カギさんらしい表現を使いますが。)
何にしても優子ヲタじゃない人間からこれだけ高い評価を受けているのはちょっとうれしいですね。
他の記事もざっと読みましたが、面白かったです。特に「チームKのチームワークの良さについて」とか。この記事が正しいかどうかは知りませんが、視点が面白かったです。
私はちゅんと申しますが、是非一度会ってお話したい気持ちになりました。いつか劇場でお会いできることがあったら、うれしいです。
カギさんの言うところの「8割」も、「いっぱいいっぱいと感じさせない」「まだ高みを目指せるはず」と読み替えて、優子さん始め皆さん「その全て、もう虜」と思わせるように頑張って欲しいと思います。
>とすさん
なるほど、独特のご意見ですね。私はステージの上の人は「常時オン」で良いと思っています。「オンかオフか謎」はテレビ的な印象ですね。
>ちゅんさん
大島優子さんのファンの方から、冷静なご意見をいただけたのは幸いでした。この書き込みの後、まだチーム K の公演を見られずにいるのですが、次に見る時には「禁じられた二人」のハケるところをはじめ(^_^)、大島さんにより注目しようと思っています。
ただ、私の場合、劇場では「カギ」です、と名乗らないことにしておりますので、お会いしてお話する件は、どうかご容赦ください。
>うさみすと。さん
楽しそうですね(^_^)。あの曲で、大島さんが随所に工夫しているのは感じます。まあ、だからこそ「早めのオフ」が、なおさらもったいなく感じてしまったわけです。
また、私が「実力の 8 割程度」と感じたことも、もしご本人が「いっぱいいっぱいと感じさせない」ようにしているためだとしたら、私の受け取り方の違いだったかも知れませんね。その点も、次にチーム K 公演を見る際には注目してみたいと思います。
一つだけ言わせて下さい。禁じられた二人の意見は大島さんだけが悪い訳ではないと思うのですが…
河西さんと大島さん二人が直さないといけないと思いました。
そういうつもりで書かれた訳ではないと思うのですが、あの書き方だと大島さんのみが悪いという風に取れました。
失礼しました。