AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

これからも目撃者として

2016-04-10 16:35:48 | Weblog
 高橋みなみが卒業した。

 秋元先生が「AKB48とは高橋みなみのことである」とおっしゃったから、ではなく、おそらく古参の多くが「高橋みなみの去る時は、AKB48が(少なくとも自分たちが初期に信じた形でのAKB48が)終わる時」だと思っていたはずだ。それくらい彼女は、少なくともある時期からは、AKB48グループそのものを象徴する存在だった。

 私もかつてはるか昔、AKB48が終わる瞬間を妄想し、その最後の瞬間にステージにいるのは、高橋みなみともう一人、私の推しだと思っていたことがあった。しかし私の推しは意外なほど早くAKB48を去り、そして今回、10年余の長い時間を経て、ついに高橋みなみがAKB48を去った。卒業公演を見届けて、私も一区切りをつけるべきなのかな、という思いが、少しあったことは否めない。だから卒業公演の後、エントリを上げられなかった。

 この10年のAKB48で、私の胸に刺さってどうしても抜けない棘があった。だがそれも、とうとう、時間が押し流してくれたらしい。どこかで幸せに暮らすその人も、きっと、かつての盟友の卒業を見届けてくれた。それもまた、高橋みなみの人柄のおかげにほかならない。AKB48の第1章は、誰にとっても、私にとっても、明確に幕を下ろした。もはや誰一人として、そして私自身もまた、過去に囚われているべきではないのだ。

 そうなった今、これから私はAKB48と、どう向かい合うべきなのだろう。迷いを残したまま、今の推しが出演する劇場公演に向かった。もしそれで思い切れてしまうのならば、それはそれで私にとっての卒業タイミングなのだと思った。果たして今日の昼公演、まさかの1順、センター最前。自分で書いても嘘みたいだと思うけれど、いつか「AKB-HOLIC」に寄稿した時に書いたように、AKB48劇場は、こういう奇跡が現実に起きる場所なんだ。私たちは劇場の女神が次々に起こす魔法の中で、この10年余を生きて来たのだ。

 公演内容もすばらしかった。高橋みなみが去った後、自分たちこそがAKB48を支えようという気概で取り組んでいる人たちがほとんどだったと思う。年長のさっほーやゆかるん(ヘルプ出演)は言うに及ばず、キャプテンの高橋さん(もう「もう一人の高橋」じゃないんだね)、公演2topのこじまこ・さややから、このチームでは中堅の13・14期生たち、兼任のりょうは、いちごちゃんず、若手の飯野さんや最年少の千葉さんに至るまで、皆気合の入った、良いステージングだったと思う。

 大丈夫だ。こうやってみんなが、一生懸命に日々の劇場公演に取り組んでいる限り、AKB48の物語は何一つ色褪せることなく、これからも続いて行く。そして私も、この素晴らしい物語を、まだ見続けていたいと思った。第1章の棘が抜けたこの日、まだ私は劇場の女神に呼んでもらえて、この素晴らしいステージを目の当たりにできた。ここで降りるわけにいかない。私は引き続き、第2章の目撃者になろう。それを語り残す者であり続けよう。そう思えた今日の昼公演だった。
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【虚報】48グループが定住アイドルによる町おこしに参画へ

2016-04-01 02:08:23 | Weblog
 今年もまた4月1日になって、私の妄想アンテナが電波を受信した。詳細は未確認だが、取り急ぎ記録しておく。

 AKB48グループが、新たにアイドルの移住・定住を前提とした「定住アイドルによる町おこしプロジェクト(仮称:TMO48)」への参画を協議していることが分かった。地元自治体と協力し、廃校となった学校の校舎を劇場およびカフェの代替として利用する。メンバーは原則として移住および活動期間中の定住を前提とした専用のオーディションで募集するが、現在の48ファミリー各グループのメンバーならびに研究生の中で希望者がいれば、相談の上で移籍を認めることもあるという。

 TMO48(仮)メンバーはグループの一員でいる間は、当該グループ地元での居住が義務付けられる。住民票だけ移しても、居住の実態がない場合はメンバーとしての資格を失う。空き家を借り上げてメンバー数人とスタッフが同居するシェアハウス型の寮を用意するほか、若年メンバーには地元の一般家庭が預かる形での下宿のあっせんや、年長メンバーには一人暮らし用、家族ごと移住する場合には家庭向け不動産物件の紹介も行うという。

 TMO48(仮)に関して、他のAKB48グループと最も異なる点は「恋愛禁止」ルールの大幅緩和(事実上の撤廃)にある。ただし、双方が18歳以上であることと「相手も地元に住民票があり、居住の実態があること」という条件がつく。これには、ファンがアイドルを「遠方から一時的に見に来る」だけでなく、ファンも含めて移住することで人口増加を図り、町の機能を高めたいという自治体の思惑がある。

 現在、5箇所ほどの候補自治体と協議を進めており、夏の終わりまでには最初の実施自治体が決定する見通し。実は意外にも、東京の特別区の一つが現時点でまだ候補自治体に残っているという。オフィスに通う昼間人口は多くとも、定住する夜間人口が少ないことを補いたいとする。実施自治体が決定した後、秋にオーディションを実施、年内に移住し、来年早々の公演開始を目指す。なお「TMO48」はこのプロジェクト全体の呼称とし、実際のグループ名は町の名前に基づいてつけられる予定。

2016.04.02 18:32 追記
このエントリはエイプリルフールの嘘であり、事実ではありません。
このコメントを追記し、記事タイトルを変更しました。元のタイトルは
48グループが定住アイドルによる町おこしに参画へ
でした。
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横浜スタジアムの余韻の中で

2016-03-28 02:57:25 | Weblog
ここしばらく大箱のコンサートは回避していたのだけれど、さすがに高みなの卒コンだけは行ってきた。
ステージから遠いスタンドで、豆粒みたいなメンバーを見ていただけだけれど、良いコンサートだったと思う。
発券が遅過ぎるだろ、っていうのはあるけど(^_^;)、まぁ転売対策で仕方ないのかなぁ。

卒業生がいっぱい駆け付けたのも良かったね。
あの子もこの子も、ぅゎこの子もいるよ、みたいな。
高みなの門出に、一番いて欲しかった人は、やっぱりいなかったけれど。
それ以外だと、個人的には、あゆ姉がせっかく来てくれていたんだから、一言メッセージもらう場面があると良かったな。
強くて立派な総監督、だけじゃない高みなの一面を見られるのは、多分その瞬間だけだったと思うので。

あと、昨日も書いたけど、10周年記念誌「涙は句読点」、本当にすばらしい。

高みなの話からズレて申し訳ないが、はるごんがその本のインタビューで、JKTのファーストインプレッションについて「初期のチームBみたいでした」「シンディーの気持ちが分かった」とか言ってるわけですよ。そのシンディーを困らせていた筆頭格だったはずのはるごんが。もうね、はるごん推しでもシンディー推しでも、いやどっち推しでもなくてもその辺のことが分かる人はみんな、この一言読むだけで号泣できますよ。

そしてそのはるごんが、今やインドネシアのものすごい人気タレントでありながら、今回高みなの卒コンには駆け付けてくれるわけですよ。そしてシンディーもね。これ、いろんな意味でものすごいことだと思うのは、私が歳食って感傷的だからなだけではないと思うのだけれど、どうなんだろう。
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眠れないじゃないか

2016-03-25 09:16:37 | Weblog
3/25(金)、つまり今日、日刊スポーツ新聞社から『涙は句読点~普通の女の子たちが国民的アイドルになるまで~AKB48公式10年史』という書籍が発売される。実は私もその中の古参ヲタ座談会の記事にちょこっと参加させてもらったもので、見本誌が届いていたのだけれど、終電で夜中に帰り着いたこの夜、うっかりパラパラ読んでしまったら、大変なことになってしまった。

眠れない。いやいつもの睡眠障害のような眠れないではなくて、眠かったはずなのに、それを忘れて読み進めてしまう内容の熱さ、濃さ。すごい。本当は全部読み切ってしまいたいのだけれど、しがない会社員としては、まだ金曜日も1日仕事しなきゃならんので、なんとか2時間くらいは寝ておこうと本を閉じ、電気を消した。でもダメだ。このことを書かずには眠れない。

これだけ多角的に、かつ網羅的にAKB48を語り、まとめた本はワニブックスの『48現象』以来だ。白夜書房の『AKB48裏ヒストリー』もおもしろかったけど、あくまでもファン視点でのストーリーだった。この『涙は句読点』は、メンバー、卒業生、スタッフ、関係者、そしてファンに至るまで、さまざまな立場から、それぞれのAKB48への関わりと思いを語っている。

とにかくこの本はすごい。AKB48ファンの全員に勧めたい。これが唯一の正解というわけではない、と言うよりも、むしろこの1冊の中でさえ、語られていることの中に、それぞれの捉え方の違いが垣間見えることがある。しかし、だからこそこの本は、より価値のあるものになっていると言える。AKB48について何かを語りたい人ならなおさら、隅から隅まで熟読すべきだろう。

…という文章を朝5時くらいまでに書いたまま、ブログに上げる前に寝落ちしていた。夜中に書いた文章にありがちな、妙な勢いがありありと出てしまっているが(^_^;)、まあどうせ私のブログはいつもそんな感じだよな、ということもあり、せっかく書いたので、そのまま上げておくことにする。
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新チームA「M.T.に捧ぐ」公演初日の感想・その1

2016-02-10 22:28:44 | Weblog
 実に5年半ぶりの新公演。劇場の女神は今回も微笑んでくれて、センターブロック3列目。柱の陰になるので上手側の視界が限られるものの、メンバーの表情までちゃんと見られる良席だったのはありがたい。いつも20順以降ばっかりでも、こういう時に良順で入れるのは、やはりちゃんと見ろということなんだろう。ちなみに3列目の逆サイドでは秋元先生や高みなが観ていた。

 以下、ネタバレもあるので、自分で観るまで知りたくないという方は嫌な人は読むのを回避していただきたい。あと、以下はあくまでも私の個人的な感想なので、「そうは思わない」という人がいて当然だが、どちらが「正しい」か、そうでないかという話には応じないので、あらかじめご了解いただきたい。

 全体として、いわゆる「神曲」は少なく、「神セットリスト」と言うほどではないと感じた。だが、やや小粒ながら佳曲を揃っており、曲ごとに目先を変えて来ること、そしてこれまでにない舞台演出の工夫が凝らされていることなどで、全体としては約2時間、弛緩せずに観ていられる、非常に楽しい公演になっていると感じた。

 曲ごとの世界観がはっきりしていて、メンバーはそれらを演じ分けて表現する力を求められる。王道のアイドル曲は少なめだが、歌詞や衣装などの雰囲気のかわいらしい曲はそれなりにある。いわゆるMIXが合う曲も多くはないが、アップテンポな曲やノリの良い曲はそれなりにある。このあたりの、あえて微妙に直球を避けた雰囲気が、吉と出るかどうかは分からない。とは言え、MIXが好きでない私ですら「ここで『よっしゃいくぞー』だろうに」と思う曲に、初日は音沙汰もなかったので、客側が曲に慣れれば、それなりににぎやかになって行くのかも知れない。

 舞台演出の点では、これまでにないものや、あるいは過去に例はあったが、さらに工夫されたものがいくつも見られた。特に目新しかったのは、サンドアートの映像と曲をシンクロさせるユニット1曲目「リスケ」や、ステージ背面のどんでんを全開放して、これまで通路だと思っていたところまでをステージの一部のように使う演出など。あと、劇場公演にしてはスモークが多用されていると感じた。

 メンバーのパフォーマンスは、さすがに初日だけあって、ほとんどの人は良かったと思う。ただ、それだけに、誰かが特別すばらしく目を引く、ということもなかった。ちなみに、ほとんど、と言ったのは、良し悪しを言えるほどの曲数に出ていなかった人がいるためで、ついでに言うとそのわずか数曲でもあまり良いとは思えなかったからだ。健康状態が相変わらず芳しくないのだとすれば、お大事にしてほしい。また、これは私のスタンスではあまり言わないことなのだが、今の大和田さんはたぶん、峯岸さんの後釜でどこかの会社のCMを狙っている段階なのだと思う。結果にコミットする方向で頑張ってほしい。

 ほかにも語りたいことは山ほどあるのだけれど、今日のところはこれまで。
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チーム4「夢を死なせるわけにいかない」2016年初回公演に寄せて・その1

2016-01-04 22:12:00 | Weblog
 チーム4「夢を死なせるわけにいかない」を観た。元旦公演というスペシャルはあったものの、通常公演としては年明け初の公演。そのこともあってか、メンバーが皆はつらつと、やる気に満ちたステージングだった。実を言うと私にとっては、1箇月遅れでやっと新チーム4の初見でもある。もしかすると「何を今さら」な内容もあるかも知れないが、私なりに初見の感想を兼ねて綴っておくこととする。

 かつてのひまわり組2ndも、Gロッソでの「夢をしなせるわけにいかない」公演も観ていたのだけれど、今回改めて気づいたのが、この公演ではポジションによる格差が少ないなぁ、ということだった。一応センターと言えるポジションはあるのだけれど、露骨な「干され」ポジションがなく、どのポジションでも全員曲でそれなりに見せ場がある。そのことが、この新しいチーム4にとって、非常にマッチしていると同時に、すごく良い影響をもたらすだろう、と感じた。

 新しいチーム4には、エースがいない。本来であればそうであるべきだったこじまこは、前チームKで伸び切れなかった。と言うより、センターの素質ないし可能性を持つ人をどう伸ばし、どうすれば真のセンターに育てていけるのか、その方法論は大人たちですら誰も知らない、分かっていないということを露呈した日々だった。そうしてアイドルが花開くべき17歳を十分に活かし切れずに過ごしたまま、やっとこじまこはチーム4に戻って来た。しかし、そこで演じるこのセットリストは、センターを持ち上げてくれない。全ポジションが(本人にその気があれば)ガツガツと自己主張できるポジション割の中で、自らセンターとしての輝きを放っていかなければならない。

 ただ、それこそは、今のこじまこに必要な環境なのだ。これが偶然か、意図したものかは分からないが、この状況はこじまこにとって、大変好ましいものだと思う。同期を中心とした若手メンバーとの切磋琢磨の中で、進んでセンターに相応しい力を勝ち取って欲しい。それはこじまこ本人だけでなく、チーム4、ひいてはAKB48全体にとっても、とてもとても重要な意味を持って来る。果たして今日のこじまこはどうであったか、というと、こじまこ自身は決して悪いパフォーマンスではない、というか、むしろかなり良いパフォーマンスだったと思うのだが、いかんせん他の人がすご過ぎた。これはこじまこ、大変だぞ~、と、うれしくステージを観ていた。

 特に、あまりポジジョンが良いわけではない岡田(奈)さん、西野さんのハジケぶり、ポジションもそれなりに良いうえにフリと表情の両面での表現力に磨きがかかって来たさっほー、やはりポジションは良くないがそれを逆手にとってのびのびと演じているゆいり、といった同期が、もうセンターをまったく目立たせてくれない。ゆかるん、こみはる、みゆぽん、岡田(彩)さんもそれぞれの持ち味を十分に発揮している。正直、ちょっと心配だったきあらも、ユニットでは意外なほど曲にマッチした魅力を放っている。ユニットの有華ポジであれだけやれるとは、申し訳ないが私としてはまったく想定外だった。

 以下は個人的な好みというか、推し贔屓も少し入っているかも知れない、ということを事前にお断りしておく。私はできるだけフラットにステージを観るようにはしているけれど、評論家ではなくあくまでも一ファンなので、やっぱり推しにはついつい目と心が惹かれてしまうことは否定しない。ただそれにしても、今日のさっほーはかなりクオリティが高かったと思う。メンバーの中では年長、というアドバンテージはあると思うが、やっぱり歌詞を解釈して、曲ごとに演じ分ける、という点では、他のメンバーより一段上の力があると感じた。もちろん今が完璧というわけではなく、まだまだ磨きをかける余地はあると思うけれど、年少メンバーが多い中、アイドルという存在がどうあるべきか、常日頃から考え続け、体現しようとしている意識の高さは、手本になり得るものだろう。どうかこれからも、自ら信じるアイドル像に近づくよう、精進して欲しい。
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木崎チームB「ただいま 恋愛中」公演初日に寄せて・その1

2015-12-26 22:26:16 | Weblog
 うん、わりと悪くないんじゃないかな、というのが正直な感想だった。ものすごく感動したというほどではないけど、まずまず幸せな気分で劇場を後にできた。セットリストの力もあるけれど、そのセットリストを「自分たちのものにしよう」という意欲はちゃんと伝わってきた。難点はいくつもあるけれど、可能性も感じさせてくれた。まゆゆ・ゆきりん・たなみんの3期生を結集したチームBの伝統と、ゆりあ・りょーかの正副キャプテンがコドモタチを束ねて作り出そうとする新チームBの息吹が、うまく溶け合っていきそうな予感を持たせてくれた。総じて、まずまずの滑り出しだったのではないか。

 個々のメンバーで言うと、あくまでも「私にとって」一番印象に残ったのは、後藤さん、次いで福岡さんだった。もえきゅんについては、EX大衆の座談会の時に某氏(って隠す必要もないんだろうけれど)が、彼女の意識の高さを絶賛していて、私は正直なところ「えー、そこまでかなぁ?」と微かな違和感を覚えていたのだけれど、いや、申し訳なかった。確かに高い意識でパフォーマンスの精度を上げに行っていることが伝わって来た。ずいぶん背も伸びて、きれいに伸びた手足(もともと体格の割に手足長かったけど)の隅々まで神経の行き届いた、美しいフリを見せてくれた。まだ曲ごとの演じ分けや、歌詞の物語の理解と表現力には課題が残ると思うけれど、でもあの意識の高さなら、年齢を重ねることで、軽々と越えて行けるだろう。せいちゃんも新しいチームでやっと最年少じゃなくなったと言っていたけれども、曲ごとの演じ分けや表現力を高めようとしているのが伝わって来た。若手の中で、こういう意識の高い(かつ、それなりに実績なり成果なりを出している)人たちがいるということが、本当に良かった。

 一方でやっぱり、まゆゆと柏木ちゃんは、選抜常連として力を示してくれたと思う。特今回、まゆゆは(おそらくは、あえて)あまり良いポジションでないことが多いのだけれど、劇場のどこにいても、曲ごとの世界観の解釈と表現が図抜けている。センターにいればなおさら輝くのだけれど、他を押しのけて輝くのではなく、正しくAKB48のスタイルを引き継ぎ、周囲を引き揚げながら輝くスタイル。このポジションのまゆゆは、本当にすばらしい。柏木ちゃんはわりとこってりしたアイドル風味だけれど、これはこれで定番のアイドルスタイルで、観ていて単純に楽しい。それに準ずるポジションにいるのはみるきー、ゆりあ、かとれなあたりなのだろうけれど、この3人の中では、かとれなが割と良かった。かとれながいつの間にか、ちゃんとアイドルオーラを出していいパフォーマンスができるようになっているなあ、という感を強くした。みるきーは決して悪くなかったのだけれど、一方で「今日が特別な何か」であるという感じではなかったなぁ。

 ゆりあはキャプテンでありつつ、かなりの曲でセンターや、またはそれに近いポジションであり、そういう意味では積極的に「背中を見せる」形でのリーダーシップを取りに行っているように思えた。その方向性は良いと思うし、今日のゆりあのパフォーマンスも決して悪くはなかったのだけれども、あえて厳しいことを言う。そのポジションで若手を引っ張り上げたいなら、もっと凄みのあるパフォーマンスをしなければならない。後ろで一緒に踊っている後輩を威圧するくらいの心持ちで良い。そして、あなたはそれができるはずの人だ。新チームBとそのメンバーたちを、さらなる高みに引っ張り上げて行くために、どうかあなた自身の、とんでもなくすばらしいパフォーマンスを私たちに、後輩たちに、見せつけてほしい。
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例によってちょこっと宣伝など

2015-12-15 13:59:25 | Weblog
 EX大衆の最新号、3回連続座談会の3回目に出ています。よろしければご高覧ください。その記事は脇に置いて、今回のEX大衆はグラビアといいアイドルどうしの対談などの企画記事といい、私から見てかなり良いページばかりで、かなりオススメです。

 まだ昼休みが少し残っているので、その他の話も少々。

 劇場10周年記念特別公演の話を書けていなくて申し訳ない。いつもの流れだと、一人で行きつけの店で1、2杯飲みながらノートPCでエントリを上げて、それから仲間との飲みに合流するんだが、あの日は楽し過ぎたのと、仲間との飲みの場所を知らない友人を連れて行かなきゃいけなかったもので、ついそのまま楽しく飲み語ってしまったもので。その後、平日はブログを書く余裕もなく、土日は仕事疲れと深酒の影響で終日グッタリ。そうは言っても休みならブログくらい書けよ、と自分でも思うのだが、あれだけ楽しかったことをきっちり書くには、それなりに心身の調子が良い時でなければならないのだ。

 まあでも何と言うか、日ごろは入場順の抽選で、確率的にあり得ない!と思うほど20順以降ばっかりなのに、よりによって10周年記念公演で2順、そしてさらにまさかのセンターブロック最前。つまり2年連続で12/8にセンターブロック最前だったのだ。2007年3月に行われた「春のちょっとだけ全国ツアー」のパンフレット(っていうか冊子)「AKB-HOLIC」に寄稿した文章にも書いたことだが、あれから何年も経た今でもなお、AKB48は私にとって「あり得ない偶然が起きる場所」であり続けている。いや、それよりも、やっぱりシアターの女神っているんだな、ということなのかも知れないが。
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10年前の名残

2015-12-08 01:58:28 | Weblog
 10周年ということで、思い出の品物などを少々。写真があまり鮮明でない割にデカかったらすみません。

 劇場でオープン直後の2か月くらい配布されていたメンバー紹介冊子と、2006年4月からしばらく配布されたKチーム(当時の呼称)版冊子。



 2005年12月22日(のはず)、初期の冊子にいただいた秋元先生の直筆サイン。



 2005年12月11日、私が秋葉原の路上で受け取って、劇場に足を踏み入れることになったチラシ。
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12/5(土)夜のチーム8公演について

2015-12-07 03:35:37 | Weblog
 12/5(土)夜のチーム8公演は「PARTYが始まるよ」のリバイバル。メンバーも東北メンバーや中部メンバー、中国・四国メンバー、九州メンバーなどから幅広く混成するという、わりあい珍しい構成だった。まあ関東メンバーが横浜で、関西メンバーが大阪でイベントがあったようなので、その影響だろうとは思うのだけれど。なお、劇場10周年記念で、チケットの値段は昔、最安値だった立ち見チケットと同額の500円だった。

 公演の中身に関して言うと、この回はとにかく倉野尾さんがすばらしかった。身体の隅々にまで気配りの行き届いた動き、光り輝くような笑顔。もともと愛らしい顔立ちで注目度は高かったが、もはやそういう素材レベルの話ではない。明らかに本人の意識が高まり、表現者としての階段を上り始めていると感じた。

 この日は中野さんや横道さん、佐藤七海さんといった、チーム8の中でもこれまで目立ってきた人たちがいたのだけれど、彼女たちに引けを取らないどころか、ともすると上回るほどの存在感を放っており、ステージ上のどこにいてもすぐに分かるほどだった。総じて、アイドルとして「化ける」時期、すなわち格段の成長を見せるところに来ていると感じる。つい先日も別の人に関して同じようなことを言ったばかりなのだが、それでもやはり、今この時期の倉野尾さんを見逃すのは、アイドルファンにとっては大きな損失だと言わざるを得ない。

 もう一人名前を挙げておきたいのが、佐藤栞さん。公演全体を通して言うと、堅実な出来栄えというか、少なくともそんなに特別な出来ではなかった(と私は感じた)のだけれど、Wアンコールの「汚れている真実」が、めちゃくちゃにすごかった。全身から声のない叫びを発するかのような、気迫に満ちた鋭く大きな動き。強い目力とともに、彼女がこの曲に、とりわけそのMV選抜に対して何を感じているか、その情念をぶつけているかのように感じた。ポジションとしては2番手の(MVでは坂口さんが踊っている)ポジションだったのだが、この日のこの曲に関する限り、センターの中野さんを食って、いや、完全に他の9人全員を押さえ込んでのNo.1だった。

 この鬼気迫るほどの出来を全曲で、とは言わないけれど、何曲かで継続的に出せるようになったら、さすがにファンも、そしておそらくはメディアの人たちやスタッフも、あなたを無下には扱えなくなる。どうか腐らずに頑張って行ってほしい。

 話が前後したが、Wアンコールはチーム8オリジナル楽曲をすべてやるという大盤振る舞い。しかも「あまのじゃくバッタ」はMVフルの後、メンバーが歌うというぜいたくさ。ファンとしては単純にうれしいんだけれど、ただ、いくらPARTY公演とはいえ、セットリスト一つやり切った後にこれだけ歌い踊るのはメンバーにとって大変なはず。ほとんどの人は疲れの気配さえも見せなかったけれど、あまり無理はさせないで上げてほしい。

 最後の曲が終わったところで、劇場スタッフのG氏が忍者ハットリくん風の衣装で登場し、服部さんに手紙を渡す。服部さんは突然のサプライズに泣きそうになりながら手紙を開く途中で「透けて見えるぅ~」と言いつつ半泣き。開き切って読もうとしても既に大泣き。岐阜でのチーム8コンサート開催決定の報だった。服部さんはその後、お見送りの間中泣きっぱなし。初めて自分にサプライズが来たということで動揺してしまったようだけれど、こういううれしいサプライズ、うれしい涙は良いことだと思う。
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