赤ひげのこころ

お客様の遺伝子(潜在意識)と対話しながら施術法を決めていく、いわばオーダーメイドの無痛療法です。

菅 家系記録 ⑭

2018-08-09 17:31:35 | 菅家系記録

 

皇太子殿下御下賜

金八拾疋 酒饌

右大正七年六月十二日 當部行啓ノ砌
御下賜ノ 各關係員ヘ配分スルモノ也

大正五年七月十五日

  軍馬補充部白河支部長  早川治甫

牧手 菅 喜代亀  殿

両皇子殿下御下賜

金六十疋 酒饌料

右大正五年八月二十二日 當部ヘ行啓ノ砌
御下賜ノ處 各關係員ヘ配分スルモノ也

大正五年九月十日

  軍馬補充部白河支部長 早川治甫

牧手 菅 喜代亀 殿

 

  *編者注

 菅 喜代亀は編者の祖父。

・金八十疋: きんはちじゅっぴき。 今の価値にしておおむね8万円位?
 疋は、古くは布地(特に絹布)2反分の事。 
中世(鎌倉・室町時代)に銭の単位として使われた。100疋=一貫文=1000文。
100疋でおおむね10万円~15万円位か。

酒饌: 酒や食べ物のこと。

・行啓の砌: ぎょうけいのみぎり。行啓とは皇后、皇太后、皇后、皇太子等が
 お出ましになる事。 
砌は丁度そのことが行われるとき。

・處: ところ。処の旧字。

・軍馬補充部: 旧陸軍省の外局の一つ。各地に支部が設置され、
 軍用馬の育成・供給などを行った。

・白河支部: 白河支部(ふくしまけん西白河郡西郷村小田倉)もその一つ。
 また支部の出張所や支部を本部(本厩)とする分厩が設けられ、
更にはその近隣に専用牧場がつくられた。

・牧手: 軍馬の管理や世話をする職員の事か。

 


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