赤ひげのこころ

お客様の遺伝子(潜在意識)と対話しながら施術法を決めていく、いわばオーダーメイドの無痛療法です。

後ろ向き運転で・・・

2007-12-30 08:46:19 | 肩・腰の痛み

004 H・和成さん(S.39・1・27生・男・土木作業員)

前述の、O・貴史さんの紹介。

2年前から、首、肩、腰に痛み。

H.14・5・15日来院。

道路工事用のローラーの後ろ向き運転の影響だと思う」

SL・R1/3。CW・U。逆S字側湾。

BCでは、週2回ペースで15回と出ていたのだが・・・

6,13日。8回目

SL・R1/4。

「もうほとんど、どこも何でも無いので、しばらく様子を見たい

との本人希望で、中断。

*以降、今日(H19・12月)まで再来なし。

★15回・・・:私のバランスチェックによる施術終了の目安と、患者さんの感覚による、「治った感」が、異なることも、間々ある。特に、生まれつき頑丈なタイプの若い人に多い。

バランスチェックによる回数以前に中断した場合、後で、再発、再来院というケースが多い。

 


足場から、飛び降りて・・・

2007-12-26 23:28:40 | 肩・腰の痛み

19_009 O・貴史さん(S.50.12.27生・男・土木作業員)

前述の、H・正弘さんの紹介。

H14.5.13日来院。

「2~3日前、足場から飛び降りたときに腰を傷め、徐々に、ひどくなってきた。特に左の腰と大腿部の痛みが強い」

SL・R1/2。CW・U。

連続2回。1日置いて1回、計3回の施術で完治。

*以降の再来なし(H19.12.26現在)


重いものを持ち上げて・・・

2007-12-19 10:45:02 | ぎっくり腰

19_002

H・正弘さん(S52.10.15生・男・建設業関係)

当院の患者さんのお孫さん。

中学時代の部活で、脊椎分離症をやっている。

社会に出てから、何度も腰の痛みを経験している。

H14.3.24日来院。

「今日、仕事で重いものを持ち上げようとしたら、ズキッときてしまって・・・」

SL・R2/3。CW・Uを修正後、CW・Dが・・・。

足湯40分の後、軽い基本療法で。

3.25日。「昨日の治療のあと、すごく楽になりました!」

SLR1/4.CW・U。

3.28日。「ほとんどなんでもなく、仕事ができています」

足湯、10分間で、体が温まる。

*風邪で中断後、4.6日来院。

以降2度の来院で、施術終了。

*以降、今日(H19.12.2)まで、再来なし。 


多発性硬化症②

2007-12-13 21:16:59 | 自己免疫疾患

前項(N・Tさん)───の続き。

4月15日。11回目。現状のペースで施術を続ければ、8月月遅れお盆のころには、さらに大きな変化が見られるとのバランスチェック。

4.18日。排尿困難が改善されつつあり。

施術中とと施術後にそれぞれ一回、「トイレに行きたい」と!!

4.21日。「昨日初めて、左足が、地に着いている感じがしました!」と。

伏臥位で、顔を左に向ける動作が、楽にできるようになってきた。また、、異常に盛り上がっていた右の肩甲骨もほぼ平らに。

8月の月遅れお盆のころには、さらに大きな変化が・・・とのBC。

*以降、要点日のみを記述します。

?     ?     ?     ?

5.2日。「毎日1~2回の足湯、実行しています」

手の冷えが改善し、大腿部の硬さもだいぶ取れてきた。

5,13日。足湯の後、(施術に入る前に)すたすたと歩いてトイレへ!

5.23日。施術後、(ふらつかずに)すっと立ち上がり、肩をぐるぐると回して見せてくれた。

6.8日。「今日、ツエを忘れてきてしまいました!」

左首の痛みがなくなった。

6.15日。体の変化の状況等ををバランスチェック。

『緩やかに改善中。これ以上の急激な改善は、見込めない。

現ペース(週2回)で、後20回。以降は週1回で可』

6.22日。「今日もツエを忘れた。まだ、週一回ではだめですか?」

再度BC。やはり現ペースで、後17回は必要・・・と。

8.8日。「昨日、大量に汗をかいた」

左の足首回し、ずいぶん柔らかくなってきた。

8.15日。左足の指先第2~4指、自分で閉じ開きができるようになった!」

8.26日。6.15日のBCによる、今日が20回目。

「家の中はもちろん、屋外での散歩や買い物等も、ほとんどツエなしで歩けています

以降、週一回の施術でよいとのBC!!

?     ?     ?     ?

平成15年1月25日。

年に一度の検査をうけてきた。

「新しい傷は、できていない。古い傷が、神経を圧迫しているため、歩行が多少困難になっている状態でしょう、って言われました!!」

「さらによくなっていきますか?」の問いに、

「現状維持を優先。これ以上悪化させないために、定期的な施術を続けたほうがよい」とのバランスチェック。

以降、ほぼ定期的な通院を続け、

平成15年9月29日。家庭の事情から、施術を中断することに。

最後のBCでは、足湯の実行や、食事療法、軽い運動療法で、

ほぼ現状を維持することができる!と。

★NTさんのその後:平成19年正月現在まで、元気でやっていますとの年賀状を、毎年贈ってくださっています。


多発性硬化症

2007-12-10 21:31:25 | 自己免疫疾患

040 N・Tさん(H46生・女・無職)

6年ほど前から、歩行困難、排尿困難、左右股関節鼠けい部の痛み(特に左側)、両足首から先のシビレなどの諸症状を発症。

東京の大学病院など、5箇所の病院を回り、最終的に「多発性硬化症」と診断された。

入院歴6回。整体を受けたこともあるが、余計おかしくなってしまい、やめた。

現在、左ひざが曲がらず、ほとんど棒状。左の足先は、シビレを通り越して、ほとんど麻痺している感じ。

口元がしまらず、(特に左)口元にチック症状。

「レクリングハウゼン氏病」の持病もある。

*     *     *    *

H14.3.11日。杖を突き、両親に支えられての来院。

慎重にバランスチェック。「私の力量で、現状を改善できるか?」

答えはイエス。週2回ペースで10回くらいの施術で、本人が自覚できるような変化を出せる、と!

ある程度まで、改善させるには、50回以上という答えも・・・)

SL・R1/3。仙骨CW・D。

仙骨のダウンを取ってから、軽い基本療法のみを施術。

左足首が超硬く、足首回しは、ほとんどイメージで(いくらゆっくり小さく回そうとしても、ビクビクと反発)。

施術後、杖なしで、一人で室内を歩けた!!

*手足の冷えがひどいので、家庭でも足湯を実行するように指導。

3月11日。「前回の施術後、一人でズボンをはけました!歩くのも楽になっています!!」

スープも、自分ですすって飲めたんだよね!」と、お母さん。

本人にも家族にも希望が出てきたようです。

3月17日。「左のひざが、ある程度曲げられるようになり、(体の)調子がいいのでつい動きすぎてしまう。昨日は、掃除をやりすぎてしまって、足が(棒状に)戻っちゃいました!」

SL・L1/3。CW・U。

3月31日。7回目。「前は、1回でずしんときて、動けなくなったのに、昨日は、場所は動いちゃうけど、飛び跳ね運動が17~8回できました 

最近、左の腕がだるくなってきた、とか、太ももの裏が、重い感じになってきた、

等と、訴える。

が、いろいろと変化してきているんだね!よい傾向ですよ!」と、励ます。

4月11日。10回目。

右股関節内側の痛みはほぼ取れてきた。両大腿部の内側に痛みが出てきた}

口元のぴくつき(チック症状)が、ほぼ治まってきている。

SLは、R1/3~1/2で、落ち着いてきたが、ダウンが時々顔を出す。

*バランスチェックで、テップ」が非常によい反応を示しているのだが、ご家族の事情で、断念されている。

(この項続く──)

*     *     *     *   

★多発性硬化症:自己免疫疾患のひとつと考えられているが、確かなことは、よくわかっていない難病のひとつ。脳や脊髄の障害(脱髄)により、知覚障害や、運動障害等を引き起こす。

★レクリングハウゼン氏病:遺伝性の疾患のひとつ。乳幼児期に皮膚に褐色の色素斑が生じ、6~7歳ごろから、皮膚に多数の小腫瘍ができるようになる。

★本人が、自覚できるような、変化:整体の施術に限らないが、初めての治療を体験する場合、本当に効く(自分にあっている)のだろうか?とか、効果がなかったら?いやいや、全く逆効果だったらどうしよう!などと、さまざまな不安を持つもの。

一日も早く「あ、これはいいかもしれない!」という実感を持ってもらえるまでの目安を伝えるようにしている。

★ある程度まで改善させるには・・・:日常の生活に、さほど不自由を感じない程度まで。

やはり、お金がかかわる世界。かつての(患者役だったときの)私のように、延々と、先の見えない不安感を持たせたくない。患者さんの不安を少しでも解消し、希望をもたせるための、目安としての回数。

★ほとんどイメージで:バランス活性療法では、通常の施術であっても、術者のイメージを大変重要視している。

★飛び跳ね運動・・・:私の場合もそうだったが、体が動かないときほど、何とか動かさなければ・・という、不安がつきまとうもの。

しかし、体の立場からは、動いてほしくないから、痛くしたり動けなくしてくれているということも多いのです。この患者さんの場合は、無理の無い範囲での動きは、むしろプラスとのバランスチェックが出ていました。

★体が変化してきて・・・:この世の、すべての治療法は、体を変化させている(さっきと違う状態にしている)のだと、「三軸修正法」の池上先生に教えられました。

自分の体の変化を、自覚できる患者さんほど治りが早いものなのです。

★テップが、よい反応・・・:テップは、赤ひげ塾取り扱いサプリメントのひとつで、希少な、動物性レシチン製剤。この患者さんは、経済的な事情で、使用を断念された。