Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

ああ美(うるわ)しの志賀高原エクストリームトレイル

2020-09-07 16:13:38 | ランニング
ばら色のあの尾根は はるかな未来♪
あ~なたと見つめた 高原ホテル
白樺の小立の中を バスがゆくゆく 唄ごえのせて
ああ 美わしの志賀~高~原 ♫


志賀高原は1年のうち100日住んでた。それを3年。もう35年も前ですわ。
一ノ瀬のスキースクールで働いていたんだ。
あわせて10年ほど単発で通うなどほとんど第二のふるさとレベルの場所だったな。

スキーでしか志賀を知らなかったし、
その厳しい自然には畏敬の念が強かった。
標高が高くて寒いんだよ。

志賀高原は一つの山ではなく様々な山を横に広げたスキー場。
だから滑っては登り、横に、場合によってはバスに乗り、レイアウトは非常に古い。
でも、だからこそ各エリアの雰囲気があって楽しい。
ブルジョアスキーヤーの天国だった一ノ瀬。
国内屈指のハードバーンの丸池Aコース。
俺がなぜか千葉真一氏にこっぴどく叱られた奥志賀高原。
私をスキーに連れて行って欲しい焼額。
各スキー場にあるロッジやヒュッテも個性的で、
スクール生を連れてツアーに出かけ、天気の良い昼にはジャイアントスキー場のロッジのバルコニーでランチを食べる。
ベルグっていうロッジだよ。今でも営業してるんだよ。

猛吹雪の午後にはレッスンを打ち切り奥志賀のスポーツハイムで昼から生徒さんとビールを飲み、一ノ瀬までバスで帰る。

とても思い出深い山なのである。

一ノ瀬のクアッドリフトを降りる。
生徒さんに、遠くの山をストックでさし、
左から戸隠、黒姫、妙高で、ほら奥にちょっと見えるの日本海です。
そんなツアーガイトみたいな真似をしたなあ。
生徒さんがザックからワインを出しで雪に埋めて、
一回滑ってもう一回リフトで上がってきてから冷えたワインを飲む。
他のスキースクールからクレーム入ったっけな。
でもいいんだよ。お客様が楽しんでいい思い出残してくれれば('ω')ノ

さて、この思い出の詰まった志賀高原全山を走り尽くすトレイルレース、
その名も志賀高原エクストリームトレイルが10/18に開催。
エントリーを逃してしまったが、追加エントリー決定。

野沢トレイルを大成功させたKTF大塚氏、
木島平の重鎮 山田氏のプロデュースレースである。
またまたエゲツなく究極楽しいレースに違いない!

54キロ、獲得標高3000m。
エンデュランスなハードゲロゲロコースを昔の思い出を噛みしめながら走るのか。
感極まり紅葉フカフカトレイルを爆走できるのか。
結局山ってどこいっても辛いよね、、、と言って早々あきらめるのか。。。

まずはエントリーだ!


第15回湘南国際マラソン

2020-09-06 15:26:47 | ランニング
湘南国際マラソンの地元優先枠でエントリーした。
開催可否は12月に入ってからなのだが、
この開催可否がコロナ禍状況によって細かく段階別に分けられている。

まず、コロナ収束でフル開催。
次に感染影響により、35キロ、30キロ、25キロ、20キロ、開催中止と続く。

スタートは一斉ではなく、ウエーブスタートによるものだが、
一体全体、選手18000人をブロック分けしてのウエーブスタートが可能なのだろうか??

2’30”フィニッシュから20分置きに5’30”まで10ブロックとしても、1ブロック1800人。

10分置きだと20ブロック。これで900人。全員スタート完了まで200分。
そうすると規定に従えば25キロレースに短縮される。


ここで大きな疑問が生じる。
1万8千人の一斉スタートと1ブロック9百人のスタート。
これで密を回避したつもりだろうか??

多かろうが少なかろうが隣の選手と1m以上の間隔を開けなければ意味がない。

先日の野沢トレイルフェスのではスタートポジションがマーキングされ理想的な密回避ができていた。
これを1ブロック900人でできるのか?あるいは500人でも???

勝手な結論から言うと2万人近い選手をブロック分けしたところでウエーブスタートは不可能だ。
スタートポジションで距離をとってもスタートと共に隣と急接近する。

トレイルなら数十人だからウエーブスタートもスタート直後も距離が保てて理想なんだ。

そういうこと考えると、2万人のフルマラソンは一斉スタートしか手がない。
一斉スタートするための規約にはこう書かれている。
「コロナが収束していること」

今から半年後だよ。
どうなんだ?収束しないでしょ。
収束の基準がわからない。

距離に関係なく開催の可否判断は12/10.
「新型コロナウイルス感染症の状況が2020年8月28日時点より好転していること」である。
そしてフルマラソンの開催条件は「コロナが収束していること」である。

すごく適当である。いい加減だ。

「とにかく開催はするよ。20キロでもね。でも金は返さない。1000円だけ返すけど(笑)」
これが裏に書かれているような気がする。オレは偏屈なんだろうか??


オレならフルマラソンに限っての収束条件をこうするよ。
「2021/2/1現在で国が発表している感染者数グラフで〇〇〇人以下を1週間以上推移していること」

どうだろうか?

いずれウエーブスタートは困難でありその方法が採用できるか議論になるだろう。
やっぱウエーブは無理っす!となるので結局のところフル開催となるだろう。

メインスポンサーが新しくNorth Faceになったし、やるからにはフルでやって欲しい。
距離短縮ならやる必要ない。
距離短縮なった途端、DNSが相次ぎ閑散としたレースになるだろう。
みんなPBを狙いたいんだ。

とにかく、やるかやらないか、フルを開催するために関係者には最大の知恵を絞ってもらい、
そして参加選手は最大限の協力を惜しまない。

KTF主催の野沢トレイルフェスや、OSJ主催の安達太良トレイルのように、やるために努力する。

始めからやらない理由を探し、まったく努力しない静岡マラソンのようになってはならんのだ。