パーク、サザンビーチのローカルが集まり、
ウインドサーファーとサーファーが安全にゲレンデを共有できるよう、
暗黙にあるルールを具体化させようという動きがあった。
茅ヶ崎ＷＡＶＥ連絡会という会議体である。先月のことである。
これから暖かい季節を迎え、サーファー人口が増えること。
そして、被災地ポイントからの流入を見据えてのことだ。
事実、最近、被災地方面のナンバーのクルマも見かけるし、
パークではお見掛けすることのないウインドサーファーも多い。
茅ヶ崎サーファーの名士の方々からは、
『強風時はウインドサーファーが優先である』とコメント、または告知頂いている。
そのありがたい言動に対し、我々は謙虚さを失わないよう、
ルールを看板にして掲示しようとした。
しかし、メンバーで考えたところ、他の問題が出る恐れがあることを危惧した。
それは、我々の謙虚さを理由に、それにアグラをかくサーファーが出てくるかもしれないということだ。
つまり、原則サーファーが優先です、と我々が言ってしまうと、
『そうだよ。サーファーが優先なんだよ。ウインド邪魔だよ。』となってしまうことだ。
そこで、いったん看板掲示を見合わせては？ということになった。
ご理解いただきたい。
さて。
とはいっても、我々はルールを明確にした。
それは、今後、茅ヶ崎ウインドサーファーのブログやツイッターで常時公開されるようにする。
もちろん、次回の会議などで、この横のつながりをお願いすることになると思う。
みんなネットは見ている。
だから、ビジターウインドサーファーもルールを知り得、
そしてサーファーも我々のルールを知るだろうという期待だ。
さらにそのルールを侵すサーファーがいたら、ちゃんと指導する。
ウインドエリアに侵入してくるサーファーには風上に移動してもらう。
今日、僕のゲッティングライン上で、ワイプアウトしたサーファーがいた。
板を離したため、ニアミスした。
かなり強く注意した。
場合によってはそういうことも必要だ。
ということで、茅ヶ崎ルールを以下に記します。
これは茅ヶ崎が特別ではなく、
ウインドとサーフィンが共存するゲレンデでは不変規則です。
他ゲレンデでもご参考されることをお願いいたします。
①ゲッティングアウト時は、サーファーの風下を通ること
②波に乗る際、ゲッティングする際は、サーファーに声を掛け、自分の存在をアピールすること
③サーファーエリア手前では減速すること
④（サイドショアのとき）ビーチに直角に戻らず、上を取ること
例えば①の場合、ウインドサーファーは十分に距離をとっているつもりでも、
風下のサーファーにスプレーが飛び、トラブルの原因になることが多々あります。
自分がサーファーだったら、、、と思えば難しいルールではありません。
安全で楽しい波乗りのために！！
