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●「私学への異常な肩入れ自体が現職の首相として不見識で不適切だとは思わない神経」…持ち合わせていない

2017年03月15日 00時00分02秒 | Weblog


日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/私学への異常肩入れ 安倍神経問われる】(http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1783807.html)。
リテラの記事【安倍首相が小池晃に証拠を突きつけられ逆ギレ! 森友学園理事長が口利き依頼したのは麻生財務相の側近だった】(http://lite-ra.com/2017/03/post-2955.html)。

 《志位和夫は「異常で奇怪な取引であり、政治家の関与なしにこういうことは起こり得ない」と政界の関与なくして、ここまで役人がでたらめな払い下げはしないとの認識を示した…それを認めない首相・安倍晋三の厚顔さにはあきれるばかり。私学への異常な肩入れ自体が現職の首相として不見識で不適切だとは思わない神経が問われる》。
 《本日おこなわれた参院予算委員会で、驚くべき情報が明らかになった。質問に立った共産党の小池晃議員は、「ある国会議員の事務所の面談記録を入手した」といい、そこには学校法人森友学園側と近畿財務局や大阪航空局とのやりとりが克明に記録されていると明かしたのだ》。

 《それを認めない首相・安倍晋三の厚顔さにはあきれるばかり。私学への異常な肩入れ自体が現職の首相として不見識で不適切だとは思わない神経が問われる》…問題は、デンデン王国「裸の王様」アベ様夫妻にはその種の「神経」が無いこと! お維にもね!!

 「ト」な幼稚園への感謝状だけでなく、稲田朋美大臣・弁護士センセは、どうももっといろいろ脛に傷があるようですよ、《アッキード事件》絡みで。小池晃さんと、彼我の差やネ!!

   『●稲田朋美氏はアベ様一押しの「未来の総理」だそうです。
           あ~、カンベンシテクダサイ、オネガイデスカラ…
   『●「憲法を言葉遊びに使い」「憲法が分かっていない」
      「法曹界の秩序の矜持もない」稲田朋美弁護士センセ


 一方、東京新聞の記事【安倍首相、犯罪者扱いは不愉快 野党追及にいら立ち】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017030101001944.html)によると、【昭恵夫人に関する質問に「犯罪者扱いは極めて不愉快」と何度も繰り返し反論した。野党から連日追及され、自身や夫人の責任も問われる状況にいら立ちを隠せなかったようだ。共産党の小池晃氏が、夫人と学園の籠池泰典理事長が知り合った時期を質問。首相は知らないとして食ってかかったが、小池氏は「犯罪者扱いはしていない」と首相発言の撤回を求め、審議は度々中断」…したそうです。
 「昭恵さんは、彼といつ頃知り合ったのですか?」「犯罪者扱いするのか!」って。相変わらずのトンチンカンぶりな「裸の王様」。

   『●アベ様の決まり文句
       「国民には丁寧に説明をしていく」、でも、そうしたタメシはなし

     「3日の衆議院予算委員会。安倍首相は、集団的自衛権の行使を
      どうするかの判断基準になる「新3要件」のうち「国民の生命、
      自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある」の
      「明白な危険の範囲に関し、
          「明白な危険とは、まさに明白だ
      と答えた。このことについて、民主党の枝野幹事長が頑張って
      質問していたが、堂々と、
          「曖昧ではない」(首相)
      だって。いや、だから、それが曖昧だっていうんだよ。ひょっとして、
      ウケ狙いかとさえ思ってしまう……。
       安倍さんはなにか質問されると、いっつも「国民には丁寧に
      説明をしていく
」という。明白な危険とは、「まさに明白な危険」で、
      疑問に対しては、国民に丁寧に説明をしていくで終わり
       頭をバリバリ掻きむしりたくなる。会話とはどういうものか
      そっから誰かが彼にレクチャーしておくれよ、と思う。」

   『●この虚しい・空しいアベ様のトンチンカンな答弁:
         「「ああ、安倍談話さえなかったら!」を心配する」
    「この虚しい・空しいアベ様のトンチンカンな答弁
     「君はどう考えてんの?」「談話を受け継ぐ、って言ってるよ!」…
     では会話になっていない。どこが、「国民には丁寧に説明をしていく
     なのか?? 室井佑月さん曰く、「頭をバリバリ掻きむしりたくなる」、
     「会話とはどういうものかそっから誰かが彼にレクチャーしておくれよ
     と思う」。まったく同感」

 最後に、もう一匹のムジナ登場。堀りガイがありそうですよ、マスコミの皆さん。
 《ありえない国有地激安取引は、安倍首相と麻生財務相という政権の重鎮コンビが連携して仕掛けた可能性も浮上してきた》。
 こんなことをやっていると、そのうちに足をすくわれすよ、「ダーク」で「ウルトラ差別主義者」の「炭坑王一族の末裔」・麻生太郎殿。《副総理兼財務相・麻生太郎に至っては「何調子のいいこと言ってんだよ」と野党の追及をかわしている。首相夫妻が一私学に肩入れしていることを、今度は副総理が擁護している国会でのやりとり。公人として積極的に守ろうとしているということに気づかないのは既にこの内閣が、口利きや権力を使った商行為を肯定しているからだろう》

 もうそろそろ、アベ様の「大見得」を実行して頂く時期かと。

   『●「日本を守ってくれる人」って、アベ様は 
      「破壊している人」なんですが! 一体何を「記念」した小学校?
    「《私もも一切この認可にも、あるいは、この国有地の払い下げにも
     関係ない」「私やが関係していたということになれば、間違いなく
     総理大臣も国会議員も辞めるということははっきりと申し上げて
     おきたい》と大見得を切りました

   『●コラム『筆洗』「さて、この学校はどんな「愛国心」を、
          子どもたちに伝えたいのか」? グロテスクな洗脳
   『●裸の王様「記念」小学校・女王様「名誉」校長…
        証拠隠滅=「文書を存在しないことにする手法」炸裂か?
   『●アベ様王国「同じ穴のムジナ夫婦」(鈴木耕さん)、
          そして、「大新聞も同じ穴のムジナ」(日刊ゲンダイ)
   『●保育所・幼稚園の幼児「教育」の破壊: 
     ハタやウタで「将来の国民としての情操や意識の芽生えを培う」?

   『●「ムジナ夫婦、狢マスコミ」、むろん、当然、お維もムジナ
            …「松井知事は開き直り、橋下は話のスリカエ」
   『●デンデン王国「裸の王様」の御妃は「私人」?…
        「少なくとも、森友学園との関係で「私人」は通用しない」
   『●「瑞穂の國記念参院予算委員会」は酷かった…
        「平成の治安維持法」を目指す「裸の王様」の取り巻きの醜さ
   『●ブチ切れるデンデン王国「裸の王様」の墓穴…
      ムジナ全員が過剰に忖度し事実として《影響を与え》たのです

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http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1783807.html

政界地獄耳
私学への異常肩入れ 安倍神経問われる
2017年2月25日9時16分

 ★国有地払い下げに疑惑が持ち上がる森友学園問題だが、衆院予算委員会などで野党の追及が続く。23日、共産党委員長・志位和夫は「異常で奇怪な取引であり、政治家の関与なしにこういうことは起こり得ない」と政界の関与なくして、ここまで役人がでたらめな払い下げはしないとの認識を示した。いずれにせよ、現職の首相の妻が内閣総理大臣夫人の肩書で私立小学校の名誉校長に就任することで募集の広告塔になっていることや、それを認めない首相・安倍晋三の厚顔さにはあきれるばかり。私学への異常な肩入れ自体が現職の首相として不見識で不適切だとは思わない神経が問われる

 ★副総理兼財務相・麻生太郎に至っては「何調子のいいこと言ってんだよ」と野党の追及をかわしている。首相夫妻が一私学に肩入れしていることを、今度は副総理が擁護している国会でのやりとり。公人として積極的に守ろうとしているということに気づかないのは既にこの内閣が、口利きや権力を使った商行為を肯定しているからだろう。これに疑問を持たない国民やメディアも異常としか言いようがない

 ★元維新の衆院議員・上西小百合は「私が国会議員になった4年前、維新から『塚本幼稚園』を視察してその素晴らしさを広めろと命じられました。行ったら異様だったので“卑怯”な私はブログにアップするのをやめました。森友学園問題は松井一郎・大阪府知事が認可した責任を取って終わるでしょうね。維新はいつもそんなもの。さすが自民党」とツイートしている。確かに上京するたび頻繁に日本維新の会代表・松井一郎・大阪府知事と前大阪市長・橋下徹首相と会食を続ける。橋下は、ツイッターで政権の対応に苦言を呈しているが、この払い下げ時には、維新の共同代表だった
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http://lite-ra.com/2017/03/post-2955.html

安倍首相が小池晃に証拠を突きつけられ逆ギレ! 森友学園理事長が口利き依頼したのは麻生財務相の側近だった
2017.03.01

      (上・自由民主党HPより/下・日本共産党参議院議員
       小池晃公式サイトより)

 本日おこなわれた参院予算委員会で、驚くべき情報が明らかになった。質問に立った共産党の小池晃議員は、「ある国会議員の事務所の面談記録を入手した」といい、そこには学校法人森友学園側と近畿財務局や大阪航空局とのやりとりが克明に記録されていると明かしたのだ。

 この記録は2013年8月5日からはじまるといい、小池議員は面談記録の一部を読み上げた。それは驚愕の内容だ。

   「8月5日、籠池泰典氏が来訪。塚本幼稚園が小学校設立希望の件。
    豊中市の国有地借地を希望。近畿財務局より
    『学校の場合は購入のみ』と回答あり。
    『ついては8年間の借地にてその後購入とできないか』」
   「9月13日。籠池氏から相談あり。『9月12日、大阪府庁に近畿財務局の
    国有財産管理官が来て、小学校設立認可のお墨付きが必要と。
    大阪府は土地貸借の決定が必要と。鶏と卵の話。なんとかしてや』」
   「その日の午後、近畿財務局からの回答。『ある意味、鶏・卵の話ですが、
    前向きにやっていきますから』」

 しかも、10月12日にはこの国会議員事務所に籠池夫妻が来訪したといい、その日の記録にはこう書かれていたという。

   「小学校用地の件。近畿財務局と大阪航空局職員数名とともに現地視察。
    その際、事務方の判断できることではないというニュアンスを感じたので、
    上から政治力で早く結論が得られるようにお願いしたい。土地価格の
    評価額を低くしてもらいた

 政治力でなんとかしてくれ──。つまり、国有地の取引に政治家が絡んでいた、しかも「圧力をかけてくれと要望されていたことがこれによって明確になったのである。

 さらに、籠池理事長はこの政治家に、こう要望している。

   「(2014年1月31日)小学校用地の件。近畿財務局と前向きに交渉中。
    賃料および購入額で予算オーバー。賃料年間3500万円を2500万円に、
    売却予定額15億を7〜8億円に、が希望」
   「(2015年1月9日)国有財産貸借の件。本日、財務省担当者より
    土地評価額10億、10年間の定期借地として賃料年4%、約4000万円の
    提示あり。高すぎる。2〜2.3%を想定。なんとか働きかけしてほしい

 事実、この要望後の2015年5月29日には、籠池理事長の希望通り、貸付料は月額227万5000円、年額2730万円で定期借地契約が締結されているのである。これだけのディスカウントが実際におこなわれている事実を見れば、「上からの政治力によって取引がなされていったことは明白ではないか。

 一方、与党議員の関与の証拠を突きつけられた安倍首相は、あからさまなまでに狼狽。「読まれた文書は本当のことかわからない。立証する責任はそちらにある」と詭弁を弄し、「(面談記録が)私の事務所であるかのような印象を与えていますよ!」「かつては偽メール事件があったじゃないか」などと激昂した。

 さらに、「昭恵夫人は籠池理事長といつから知り合いなのか何度会われているのか」という質問に対して、安倍首相は「私は公人だけど妻は私人だ」と回答。安倍晋三内閣総理大臣夫人という肩書きで名誉校長に就いていたのだから私人と言えるはずがないが、つづけて安倍首相は「妻を犯罪者扱いするのは、私は極めて不愉快ですよ! 本当に不愉快ですよ!またも逆ギレした

 向けられた疑惑に「私は知らない」と頬被りし、籠池理事長との関係にしても答弁を二転三転させているからこそ、何度も質問せざるを得ない状態になっているのだ。なによりこの問題は、昭恵夫人が名誉校長を引き受けていた歴然たる事実がある。それで関係を追及されても、安倍首相は「犯罪者扱いだ!」の繰り返し。挙げ句、「安倍昭恵幼稚園と書いてあれば、理財局が恐れ入りましたと言って安くするんですか? そんなことあり得ないでしょ!」と激怒したのだ。

 だが、安倍首相がいくら逆ギレしても、首相をはじめ政権幹部の関与は隠しきれないだろう。

 きょう、小池議員は質問のなかで明かさなかったが、この面談記録を入手した国会議員とは、参院特別委員会委員長として安保法制の採決を強行した参院大物議員・鴻池祥肇だった。鴻池はさっそく会見を開いて、陳情は認めながら口利きは完全否定したが、これまでの鴻池の二枚舌を見ているとそのまま信じるわけにはいかない。

 そもそも『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)でも常連で極右思想の持ち主として知られる鴻池議員は以前から籠池理事長との関係が取り沙汰されていた。現に、2008年に塚本幼稚園で開かれた「教育再生地方議員百人と市民の会 第10回定期総会」では、鴻池議員が基調講演をおこなっている。

 しかも、である。鴻池氏は麻生太郎財務相の側近中の側近なのだ。

   「麻生氏と鴻池氏とはJC(日本青年会議所)時代からの師弟関係で、
    麻生派にも立ち上げから参加して副会長を務め、麻生内閣では
    官房副長官に就任しています。永田町では『麻生派の筆頭家老
    と呼ばれるくらいの存在です」(全国紙政治部記者)

 そして、鴻池議員の親分である麻生財務相は説明するまでもなく、森友学園が交渉していた近畿財務局を統括する最高責任者だ。そんなところから、子飼いの鴻池議員に頼まれた麻生財務相が近畿財務局を動かしたのではないかという疑惑の声が高まっている。

 2015年9月4日に森友学園関係者が近畿財務局を訪ね、統括管理官と大阪航空局調査係と話し合いをもっていたことが先週明らかになったが、この森友学園と国が面談した日の前日、安倍首相は当時、財務省理財局長だった迫田英典氏(現・国税庁長官)と面会している。既報の通り、迫田前理財局長は2015年に計5回も安倍首相と面会しているのだが、そのうち8月7日と12月15日は麻生財務相も同席、10月14日は麻生財務相と迫田氏が入れ違いで安倍首相と面会しているのだ。

 ありえない国有地激安取引は、安倍首相と麻生財務相という政権の重鎮コンビが連携して仕掛けた可能性も浮上してきた。

 明日午前9時からの参院予算委員会でも小池議員が引き続き問題を追及する予定だというが、鴻池議員の関与が明らかになったいま、はたして安倍首相はどう言い逃れするつもりなのか。野党には徹底追及を望みたい。

(編集部)
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●「ムジナ夫婦、狢マスコミ」、むろん、当然、お維もムジナ…「松井知事は開き直り、橋下は話のスリカエ」

2017年03月04日 00時00分07秒 | Weblog


リテラの記事【国有地激安取得・森友学園と「維新」の癒着の証拠が次々と! 松井知事は開き直り、橋下は話のスリカエ】(http://lite-ra.com/2017/02/post-2948.html)。
日刊ゲンダイの記事【窮地の安倍政権 森友学園疑惑は理事長“口封じ”で幕引きか】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/200473)。

 《国有地の激安売却だけではなく、同園には差別文書の配布や園児への虐待ともいえる対応にも批判が集まっているが、稲田防衛相そうした教育実態には問題を感じないらしい。そして、それはこの男も同じだ。日本維新の会代表であり大阪府知事の松井一郎である…だが、橋下必死さは何かの裏返しだ一体、何を焦って何を隠そうとしているのか。「しがらみのない立場から既得権益を打破」などと言いながら、維新がこの問題にどう関与していたのか。今後、“二枚舌政党の正体が明らかになるかもしれない》。

   『●「日本を守ってくれる人」って、アベ様は 
      「破壊している人」なんですが! 一体何を「記念」した小学校?
    「《私も妻も一切この認可にも、あるいは、この国有地の払い下げにも
     関係ない」「私や妻が関係していたということになれば、間違いなく
     総理大臣も国会議員も辞めるということははっきりと申し上げて
     おきたい》と大見得を切りました

   『●コラム『筆洗』「さて、この学校はどんな「愛国心」を、
          子どもたちに伝えたいのか」? グロテスクな洗脳
   『●裸の王様「記念」小学校・女王様「名誉」校長…
        証拠隠滅=「文書を存在しないことにする手法」炸裂か?
   『●アベ様王国「同じ穴のムジナ夫婦」(鈴木耕さん)、
          そして、「大新聞も同じ穴のムジナ」(日刊ゲンダイ)
   『●保育所・幼稚園の幼児「教育」の破壊: 
     ハタやウタで「将来の国民としての情操や意識の芽生えを培う」?


 大量に情報が流れ始めた本疑獄。あまりの多さに、ついていけません…。
 泥沼の様相な、《同じ穴のムジナ夫婦》(鈴木耕さん)による《アッキード事件》。《大新聞も同じ穴のムジナ》(日刊ゲンダイ)だったのですが…。
 もはや一体何匹目のムジナかは分かりませんが…、ココにも! むろん、当然、やはり、《不気味なほどダンマリを決め込んでいた》お維もムジナだった!? 《しがらみのない立場から既得権益を打破…》《政府のガバナンスや税金ムダ遣いにウルサイはず…》らしいお維が、「同じ穴の貉」として、一体、どんな役回りを果たしていたのか? 公明党と同様に自民党「等」な「癒(着)党」お維の支持者の皆さんに、御意見をうかがいたいものだ。

 2番目の日刊ゲンダイの記事【窮地の安倍政権 森友学園疑惑は理事長“口封じ”で幕引きか】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/200473)によると、《火の粉を振り払いたい安倍政権と大阪の日本維新の会は、自分たちを熱心に支援してきた学園を見捨て、幕引きを図るつもりだという…政府のガバナンスや税金ムダ遣いにウルサイはずの維新関係者は当初、不気味なほどダンマリを決め込んでいた…「…『こんな問題だらけの学校法人は認可でけへん』と知事が英断を下せば、府民も国民も拍手喝采ちゃう?」(維新の会関係者)》…とのこと。
 舐めとんのか? 「癒(着)党」お維の支持者の皆さん、それで《拍手喝采》なのですか? 「お維、バンザイ!!」なの?


 《自分たちを熱心に支援してきた学園を見捨て、幕引きを図るつもり》…中華料理屋で「アベ様の広報官」な自称・記者の皆さんたちと、美味しい食事を楽しみながら、そういうことを懇談してたのね? 《軽減税率というお零れ》《国有地の払い下げ》という《税金を投じた言論買収》で骨抜きな《大新聞も同じ穴のムジナ》(日刊ゲンダイ)。

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http://lite-ra.com/2017/02/post-2948.html

国有地激安取得・森友学園と「維新」の癒着の証拠が次々と! 松井知事は開き直り、橋下は話のスリカエ
2017.02.26

 疑惑のデパートと化している学校法人森友学園だが、疑惑の追及と同時に、極右政治家たちとの接点もあきらかになっている。「安倍晋三記念小学校」なる自身の名を冠した校名が予定されていた安倍首相はもちろん、23日には稲田朋美防衛相が同学園の籠池泰典理事長に対して昨年10月に感謝状を贈っていた件が国会で取り沙汰された。
 本サイトでは昨年12月の記事でこの稲田防衛相の感謝状問題を取り上げていたが、野党の追及に稲田防衛相は事実を認め、感謝状の撤回を示唆。だが、教育勅語を暗唱させる同学園が運営する塚本幼稚園の教育については「教育勅語の中の親孝行とかは良い面だなどと擁護してみせた。国有地の激安売却だけではなく、同園には差別文書の配布や園児への虐待ともいえる対応にも批判が集まっているが、稲田防衛相はそうした教育実態には問題を感じないらしい
 そして、それはこの男も同じだ。日本維新の会代表であり大阪府知事の松井一郎である。
 大阪府は昨年4月より私立学校の設置認可などの業務は知事から教育長に委任されているが、現在の向井正博教育長を抜擢したのは松井府知事であり、「教育改革」を打ち出す松井府知事の影響力は強い。しかも、松井府知事は2014年に私立小中学校の設置基準を緩和これによって森友学園は小学校の認可申請をおこなうことができた。また、大阪府私立学校審議会において同学園の財務状況や偏った教育方針に対して委員から異論があがっていたにもかかわらず、約1カ月後に臨時の審議会を開いて「認可適当」とするなど認可までの不自然さが指摘されている。
 当然、こうした問題について説明する責任が松井府知事にはあるが、しかし、22日におこなわれた定例記者会見での態度は信じがたいものだった。
 記者から同園の虐待の実態について問われた松井府知事は、「いま大阪府に届いている虐待通報のなかで、この学校で虐待があったという通報はありません」と断言。この虐待疑惑を国会で同日に質問した民進党の玉木雄一郎議員について「昨日、大阪府庁まで来て何も言わなかった。これが僕、いちばんおかしいと思いますね」と批判し、「玉木という国会議員に連絡とってよ。国会におるんちゃうん」と事務方に指示。記者たちに「国会記者クラブがあるし、君らも聞いてきてよ」と言い、虐待を受けたという個人を特定すると話した。
 だが、これはとんだ嘘で、虐待を受けた園児の保護者はすでに大阪府へ通告しており、松井府知事はそれを把握もせずに「通報はありません」と言っていたのだ。
 しかも、差別や虐待を訴える声があがり、さらには小学校建設地のゴミ処理状況などにも疑問の目が向けられているにもかかわらず、松井府知事は「(認可条件を)クリアする方向でまとまってきた」などと言い、現状の疑惑を問題視しない姿勢を見せたのである。25日になってようやく「不認可」の可能性にはじめて言及したものの、経営状況にしか触れず、差別や虐待、ゴミの埋め戻しなど数々の疑惑はスルー。いまだ問題を矮小化したままだ。
 さすがは「土人」発言を肯定した御仁なだけあり、同学園の差別的な教育方針に共鳴しているのだろうか。いや、それは維新全体で共鳴している、と言うべきかもしれない。
 実際、塚本幼稚園をめぐっては、維新から除名処分を受けた上西小百合議員がこんなツイートをおこなっている。

   〈私が国会議員になった4年前、維新から「塚本幼稚園」を視察して
    その素晴らしさを広めろと命じられました。行ったら異様だったので
    “卑怯”な私はブログにアップするのをやめました。森友学園問題は
    松井一郎大阪府知事が認可した責任を取って終わるでしょうね。
    維新はいつもそんなもの。さすが自民党。〉

 教育勅語を暗唱し、差別文書を配布する幼稚園の素晴らしさを広めろ──。同園と維新の関係の深さを感じさせる告発だが、話はこれだけではない。維新所属で大阪市議だった村上栄二氏は、2012年に自身のブログで、塚本幼稚園が使用していた公園の緑化計画を知り、〈保守が強く、地域の町会長と何度も揉めている〉塚本幼稚園のために市役所へ抗議したことを報告。〈完全に嫌がらせに加担してるやんけ〉〈強行したら絶対にお前ら潰すからな〉と恫喝めいた文章を綴っている
 さらに、籠池理事長の子息が、自身のブログのプロフィール欄の「職歴」に、維新の暴言王として知られる足立康史議員の「私設秘書」と明記していることが発覚。足立議員はTwitterで〈誰ですか、その人?私の元秘書に、そのような方はいませんので、念のため〉などと否定したが、上西議員は〈私が塚本幼稚園に視察に行った時、党から言われたので行って下さいと籠池氏と全ての段取りをしたのは、当時の私の政策秘書、つまり貴方の現政策秘書ですよ〉と噛みつくと、足立議員は〈一昨年の住民投票の際にオレンジのTシャツ着て維新陣営に出入りしていたのは承知〉〈都構想の住民投票が終わると間も無く足立事務所に入りたいとアプローチがあったが、即時にお断りした次第。一切の雇用関係なし〉と説明した。「誰ですか、その人?」などと述べていたのに、ツッコまれると関係があったことを認めたのである。
 地域の一幼稚園に維新がこのようにコミットしてきた事実を踏まえると、小学校設置に対して委員からあがっていた疑問がまともに審議されないまま“スピード認可”された事実や、この期に及んで問題を取り合わない松井府知事の姿勢には何か関係があるのではないか。そう思わざるを得ないだろう。
 そして、このような疑惑の目が維新に向けられるなか、ダンマリを決め込んでいたのが橋下徹・前大阪市長だが、ようやくTwitterで森友学園への国有地払い下げに言及。だが、それは〈政府の手続きミス〉〈そもそも随意契約がおかしい。大阪では随意契約を原則禁止した〉などというもの。大阪市長時代の2012年に橋下が抜擢した藤本昌信大阪市交通局長をめぐって不透明な随意契約にかんする問題が次々に発覚したことは、もうすっかりお忘れらしい
 挙げ句、橋下は〈大手新聞社本社用地のための国有地払い下げもきっちりと検証すべき〉とし、お決まりのマスコミ批判を展開して疑惑の矛先をずらして見せたのだ。
 だが、橋下の必死さは何かの裏返しだ。一体、何を焦って何を隠そうとしているのか。「しがらみのない立場から既得権益を打破」などと言いながら、維新がこの問題にどう関与していたのか。今後、“二枚舌政党の正体が明らかになるかもしれない。

(編集部)
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/200473

窮地の安倍政権 森友学園疑惑は理事長口封じで幕引きか
2017年3月1日

     (名誉校長を辞任した昭恵夫人と「不認可」に言及した
                   松井大阪府知事(C)日刊ゲンダイ)


 連日、国会で追及されている学校法人・森友学園への国有地払い下げ疑惑。ついにテレビのワイドショーまで報じだし、政権を揺るがす大問題に発展してきた。火の粉を振り払いたい安倍政権と大阪の日本維新の会は、自分たちを熱心に支援してきた学園を見捨て、幕引きを図るつもりだという。
 大阪・豊中市の国有地が不可解な経緯で森友学園に払い下げられていた問題は、ファーストレディーの昭恵夫人が問題の土地に新設される小学校の名誉校長を務めていたこともあり、ロッキードに匹敵する“アッキード事件”とも言われ始めている。安倍政権とともに、国民から疑惑の目が向けられているのが、大阪の地域政党から始まった日本維新の会だ。
 12年4月に大阪府の松井知事が突然、設置基準を緩和して「借り入れのある幼稚園」にも小学校参入の門戸を開いた。これが、森友が小学校新設に乗り出すきっかけになった。大阪の私学審議会で数々の問題点が指摘されながら、異例のスピードで森友に「認可適当」の答申が出された15年1月の時点での認可権者も松井知事だ。翌年から、認可権者は教育長に委任されている。
 鑑定評価額9億5600万円の国有地が、“タダ同然”で森友学園に払い下げられたというのに、政府のガバナンスや税金ムダ遣いにウルサイはずの維新関係者は当初、不気味なほどダンマリを決め込んでいた。動きがあったのは23日。橋下前大阪市長が、急にツイッターで国の責任を追及し始めてからだ。
 価格算定の手続きが不透明過ぎる〉〈これは政府の手続きミス〉〈そもそも随意契約がおかしい〉〈政府はミスを認めるべき等々、舌鋒鋭く政府を批判。同時に、暴言王の足立康史議員や丸山穂高議員が国会の予算委でこの問題を取り上げ始めた。
 22日の定例記者会見では、3月末までに森友の認可条件は「クリアする方向でまとまってきた」と言っていた松井知事も、25日になって急に「不認可」の可能性に言及。豊中市に対して、用地の再調査を求めた。明らかにスタンスを変えてきている。

   「認可を与えて小学校が開校してしまうと、問題がずっと尾を引いて、
    足をすくわれかねない。世論の批判も高まってるし、
    『これは不認可にしてしもた方がええんちゃうか』いう話になってきたんです。
    一連の疑惑はあくまで国の責任で、維新は関係ないと示すこともできる。
    『こんな問題だらけの学校法人は認可でけへん』と知事が英断を下せば
    府民も国民も拍手喝采ちゃう?」(維新の会関係者)

 森友学園の籠池理事長と「共鳴している」と言っていた安倍首相も、問題が拡大するや、国会答弁で「私も妻もいっさい関わっていない!とブチ切れ、籠池理事長のことは「教育者としていかがなものか」と批判。きのう(27日)も「首相頑張れと園児に言ってもらいたいとはさらさら考えていない。適切ではない」と発言し、森友を切り捨てにかかっている

   「政権を守るには、もう籠池理事長に泣いてもらうしかない
    ということでしょう。意図的に、『理事長はちょっとおかしい』という
    印象操作がなされている。理事長の口封じができればいい
    と思っているのではないか。ただ、事案に関わった役人は、
    詰め腹を切らされるかもしれません」(官邸担当記者)

 役所と籠池理事長は、このまま一方的に悪者にされるくらいなら、いっそ国会で洗いざらい話してしまった方がいいのではないか。
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●衆院北海道5区の方、補選で選ぶべき候補者は誰ですか? 大西英雄氏が応援する候補者で良いの??

2016年04月01日 00時00分33秒 | Weblog


東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2016032602000177.html

 《▼…自民党の大西英男衆院議員は北海道で訪れた神社の巫女に「自民党はあまり好きじゃない」と言われたことをめぐって、「巫女さんのくせに何だと思った」と発言した▼「巫女さんを誘って札幌の夜で説得しようと思った」とも語ったそうだが、今こうして書き写していても恥ずかしくなる。しかし、この人も十万近い票を集め「国権の最高機関」の一員となった公人。冷笑で済ますわけにはいかない》

 自民党の大西英男衆院議員の御尊顔を(悪いものばかりですが)ニュースで見るたびに、西村真悟氏を思い出してしまいます。性格や素行だけでなく、顔も似ていますしね。国会議員には、「西村真悟氏枠」が在るのではないかと思います。何を言っても、やっても許されると考えている正気とは思えない議員の「枠」。その「枠」は自民党議員が占めている確率が高いです。
 さて、衆院北海道5区の方、来る補選で選ぶべき候補者は誰ですか? 「西村真悟氏枠」の自民党大西英男衆院議員が応援している候補者で大丈夫ですか? 必ず選挙に行って頂き、その御答えをお聞かせ願いたいです。

   『●自民若手批判できないアベ様・・・「「報道がそれで抑圧される、
                    そんな例があったら私は辞める」と明言」
    「(江戸川区選出)大西英男衆院議員の中身は西村真悟氏に
     思えてきました、御尊顔も何となく似ておりますしね。
     (江戸川区選出)大西英男衆院議員の意図がよく分かりません。
     (江戸川区選出)大西英男衆院議員は確信犯という説もあるようですが、
     (江戸川区選出)大西英男衆院議員は単なる脳内回路の
     壊れた人のようにも思えます。ここら辺も西村氏に似ています」

   『●呼ぶべき講師は野中広務氏だった・・・
     「憲法学者達<<百田尚樹氏」な自民党には無理というもの
    「(江戸川区選出)大西英男衆院議員(比例近畿)長尾敬衆院議員らは
     勉強会に招くべき講師を誤っていた、という指摘。百田尚樹氏ではなく
     野中広務氏であるべきだったようだ。今からでも遅くないでしょうが、
     ま~、実現することはないでしょう。「憲法学者達<<百田尚樹氏」な
     自民党には、無理な話です。脳内の回路が完全に壊れている方々だから」

   『●むき出しの「言論弾圧政党」: 東京新聞社説
       「沖縄の二紙のみならず、報道機関全体で抗議すべきこと」
    《「マスコミを懲らしめるには広告収入をなくせばいい」などの暴論が
     相次いだ…。…自民党は木原青年局長の更迭し、1年間の職務停止の
     処分に。問題の発言を行ったのは大西英男(東京16区)、
     井上貴博(福岡1区)、長尾敬(比例近畿ブロック)の各衆院議員
     (いずれも当選2回)だとして、3人を厳重注意とするなど火消し躍起…。
     「マスコミを懲らしめるには……」と発言した大西英男衆院議員は、
     過去に維新の会の上西小百合議員に対する
     セクハラやじで陳謝した“フダツキ”だ》

   『●「権力を使って圧力・・・自民党はやったことはない」
                    なんて、白々し過ぎるアベ様
    《首相は「党本部で行われた勉強会だから、
     最終的には私に責任がある」と述べた。一連の発言については
     「大変遺憾で非常識。国民の信頼を損ね、看過できない」と強調した。
     民主党の枝野幸男幹事長、長妻昭代表代行の質問に答えた。
      首相は勉強会に出席した大西英男衆院議員が報道機関への
     広告を自粛するべきだと繰り返し訴えていることに関し
     「権力を使って圧力をかけ、広告を出さないようにすることは
     あってはならないし自民党はやったことはない」と説明。
     「安倍政権を厳しく非難する報道機関であろうとも、
     言論を守ることが私たちの義務だ」と述べた》

   『●戦争法案・壊憲法案に「対案」?
       答えは「No!」、対案なんてクソくらえだ!
    《安倍自民応援団の大西英男議員が、厳重注意を
     受けながらまたいった。「(安保法制を)全く事実無根の戦争に導く、
     徴兵制と報道している一部マスコミを懲らしめなければいけない」と。
     あのさ、与党議員、安倍一派のあなたがそういうことをいうのが、
     問題なわけ。マスコミへの恫喝になってしまうから。
     なぜ、そんな簡単なことが理解できないのかな。バカなのかな。
     沖縄の新聞も、つまびらかに読んでないらしいす》

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2016032602000177.html

【コラム】
筆洗
2016年3月26日

 漢字には、巫女(みこ)の姿を表したものが、少なくない。「若」も「笑」もそう。草冠(かんむり)に竹冠と違いはあるが、いずれも巫女が両手を上げ、舞う姿だという▼古代中国では、巫女が暴力の的となることもあった。敵方の巫女を捕らえて殴り、呪力をそぐためだ。往来つまり公開の場で巫女の力を奪うことを表す字が「微」。だから「なくす、そぐ、かすか」との意味になるそうだ▼それにしても、不倫騒ぎや何やらあまりに品をなくした国会議員が多すぎないか。自民党の大西英男衆院議員は北海道で訪れた神社の巫女に「自民党はあまり好きじゃない」と言われたことをめぐって、「巫女さんのくせに何だと思った」と発言した▼「巫女さんを誘って札幌の夜で説得しようと思った」とも語ったそうだが、今こうして書き写していても恥ずかしくなる。しかし、この人も十万近い票を集め「国権の最高機関」の一員となった公人。冷笑で済ますわけにはいかない▼この議員はこれまでも、「マスコミを懲らしめるには、広告料収入をなくすのが一番」などと発言し、物議を醸してきた。どうにも、自分と異なる意見や立場が許せないらしい▼白川静博士の『漢字の世界』によると、寛容の「寛」の字は、巫女が廟(びょう)中でゆるやかに舞う姿だという。こういう政治家の心の中からは、たおやかに舞う巫女はとうに逃げ出してしまったのだろう。
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●むき出しの「言論弾圧政党」: 東京新聞社説「沖縄の二紙のみならず、報道機関全体で抗議すべきこと」

2015年07月04日 00時00分03秒 | Weblog


nikkan-gendaiの記事【木原氏更迭では済まない 安倍政権は「勉強会発言」が命取りに】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161219)、
山岡俊介さんのアクセスジャーナルの記事【<主張>百田尚樹「沖縄2紙をつぶせ」発言ーー櫻井よしこと共に筆を折っては】(http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=7326)。

 「・・・・・・などの暴論が相次いだことが、安倍政権の大ダメージになりそうだ。安倍首相は26日の国会で「事実であれば大変遺憾」と答弁・・・・・・厳重注意とするなど火消し躍起なのだが、これで一件落着になると思ったら大間違いだ」。

 報道機関全体が立ち上がらなければウソだ。
 東京新聞の社説曰く「沖縄の二紙のみならず、報道機関全体で抗議すべきことである」。まったく同感。今立ち上がらない報道機関など、言論の放棄。

   『●戦争法案・壊憲法案の愚に気付かぬ「愚」、
      市民の多数の苛立ちに気付かぬ自公議員への「苛立ち」

    「民主主義の根幹をなす言論の自由への重大な挑戦であり、
     看過できない。・・・報道の自由に対する挑発、挑戦である。
     平和国家として歩み続けてきた戦後日本が重大な岐路に
     立たされている今だからこそ、沖縄の二紙のみならず、
     報道機関全体で抗議すべきことである」

 「櫻井氏はもう少し慎重で、さすがに百田氏のように直につぶせとはいっていない。だが、朝日新聞」に関しては慰安婦問題の件で「廃刊にすべき」とまで公言しているのだから五十歩百歩だ。言論人に値しない百田・櫻井両氏はこの際、揃って筆を折ってはどうか」。
 ソフトな百田尚樹氏モドキの桜井よしこ氏(櫻井よしこ氏)、「廃刊にすべき」のコンビ。自民党との親和性が高いのは、自民党がそういう政党だから。自公議員に投票する人たちは、こういう「表現者」「言論人」たちをも支持しているのだろうか?

   『●「表現者が描いてきた「慰安婦」」
      『週刊金曜日』(2014年10月24日、1013号)について

    「高嶋伸欣さん【『文春』は必要か。マルコポーロ事件を思い起こせ!】、
     「『週刊新潮』・・〝嘘つきジャーナリスト櫻井よしこ氏に、
     「『朝日新聞』は廃刊せよ」と語らせた・・・。盗人猛々しい限りだ」。
     既報(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fe22f8c441f9c8c9eb684d4fd64bcb1f)」

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161219

木原氏更迭では済まない 安倍政権は「勉強会発言」が命取りに
2015年6月28日

     (問題の会合で発言する百田尚樹氏(左)/(C)日刊ゲンダイ)

 自民党の若手議員が25日に開いた勉強会で、「マスコミを懲らしめるには広告収入をなくせばいい」などの暴論が相次いだことが、安倍政権の大ダメージになりそうだ。安倍首相は26日の国会で「事実であれば大変遺憾」と答弁、佐藤勉国対委員長は会を主宰した党青年局長の木原稔衆院議員(熊本1区、当選3回)を呼び、「大変なことをしてくれたな」と怒鳴りつけた。自民党は木原青年局長の更迭し、1年間の職務停止の処分に。問題の発言を行ったのは大西英男(東京16区)、井上貴博(福岡1区)、長尾敬(比例近畿ブロック)の各衆院議員(いずれも当選2回)だとして、3人を厳重注意とするなど火消し躍起なのだが、これで一件落着になると思ったら大間違いだ。

 問題の会合に出席していたのは加藤勝信官房副長官(岡山5区・当選5回)をはじめ、約40人。「マスコミを懲らしめるには……」以外にも「不買運動を働きかけてほしい」などの暴言が相次いだ。会合に呼ばれた作家の百田尚樹氏は「沖縄の2つの新聞社は絶対に潰さなあかん」「もともと普天間基地は田んぼの中にあった。そこに商売あると住みだした。そこを選んで住んだのは誰やねん。沖縄は本当に被害者やったのか。そうじゃない」などと語った。

 「マスコミを懲らしめるには……」と発言した大西英男衆院議員は、過去に維新の会の上西小百合議員に対するセクハラやじで陳謝した“フダツキ”だ。

 とんでもない会合があったものだが、これは幼稚な若手議員の暴走ではないこの会は安倍応援団の会合で、官房副長官や安倍側近の萩生田光一筆頭副幹事長(東京24区・当選4回)が出席していた。実質的に会を仕切ったのは萩生田氏とされている。

   「そこでこういう発言が出たということは、安倍首相の考え方を
    代弁するんだ、総理の代わりに我々が言おう、そうすれば、
    首相の覚えもめでたくなる。こんなムードがあったのは
    間違いないと思います」(ジャーナリストの横田一氏)


言論弾圧政党の正体暴露

 実際、安倍自民党と官邸はメディアコントロールと言論機関への“圧力”に血道を上げている。「報道ステーション」で古賀茂明氏が官邸からの圧力を暴露し、菅官房長官は否定していたが、やっぱり圧力はあったわけで、だから、若手からこういう発言が出る。

   「安倍首相自らがジャーナリストとの会合で、アベノミクスを
    批判した藻谷浩介氏を酷評、“アイツだけは許さない”
    と言っているわけですからね。この政権が最大限に力を
    入れているのがメディア対策と断じてもいいくらいです。
    自民党の外交・経済連携本部国際情報検討委員会は
    昨年出した報告書で“報道の自由”を“制約”と表現し、
    そういう“制約”のない国際放送の設立をうたった。
    安倍応援団のメディアの記事を翻訳発信することにも
    取り組んでいる。気に入らないメディアは排除し、世の中、
    安倍シンパメディアだけにしたいのでしょう」(横田一氏)

 言論の自由を否定するような安倍・自民党で、若手の暴論が飛び出すのは必然というわけだ。ついでに言うと、百田氏の発言の裏にはこれまた安倍首相のお友達桜井よしこ氏が昨年11月に沖縄で行った講演会が見え隠れする。

   「日本を取り巻く状況というのを、地元の琉球新報
    沖縄タイムスもほとんど報道しない。新聞と言わないのです。
    琉球新報も沖縄タイムスも翁長さんを応援している。
    翁長さんを応援しているのは誰ですか。共産党じゃないですか」

 桜井氏はこう言って、地元紙を批判した。こうしたお友達に支えられている政権が秘密保護法を通し、戦争法案をゴリ押ししたらどうなるのか。さすがに国民も「ヤバイ」と気づくはずで、案の定、自民党には抗議が殺到しているという。今後は内閣支持率がさらに下がるのは必至で、要するに追い詰められている政権がまた墓穴を掘った。この政権のいかがわしさは口先でごまかし切れるものではない。
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http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=7326

2015/06/27 執筆者: Yamaoka (5:34 pm)
<主張>百田尚樹「沖縄2紙をつぶせ」発言ーー櫻井よしこと共に筆を折っては

 いうまでもなく、作家の百田尚樹氏が6月25日の自民党の勉強会で、安全保障関連法案に関して、「沖縄2紙をつぶせ」と発言した件だ。

 政治的発言はほとんどしない本紙だが、いくら何でも看過出来ないので主張しておく。

 この問題で、谷垣禎一自民党幹事長は「メディアに対して批判、反論があっていいが、主張の仕方にも品位が必要だ」と述べている。また自身、この問題の勉強会に参加していた加藤勝信官房副長官に至っては「(百田氏は)作家としての立場で話していた。そうした視点の意見は拝聴に値すると思った」と説明している。

 百田氏と友人で、彼をNHK経営委員に推した安倍晋三首相もそうだが、なぜ自民党幹部はこんな認識しか持てないのか?

 百田氏の発言は、品位云々のレベルの話ではない

 自分と違う意見の相手を批判するのは自由だ。だが、「つぶす」=存在を許さないと公言することは明らかに言論の自由のレベルを超えており、単なるレイシストであり、そんな者を政権を担う自民党の勉強会に入れていてはいけないのだ。

 また、作家の意見というが、作家とて“言論人”であり、気に入らない者、それも「琉球新報」と「沖縄タイムス」という報道機関をつぶせというのは、いうまでもないが、言論人の最低限の資格さえないことを意味している。 

 百田氏は「冗談でいった」というが、恥の上塗りだ

 この百田発言を聞き、やはり安倍首相のお友達である、ジャーナリスト・櫻井よしこ氏のかつての発言を思い出した。

 約2年前、沖縄での保守系の祖国復帰記念式典に出席した櫻井氏は、辺野古への普天間米軍基地移設に反対する沖縄2紙を「後ろ向きで反本土、反日本」と批判。そして沖縄県民に「沖縄の方々が日本人であるからには、日本国民として行動する心を持って欲しい」とも述べ、沖縄2紙、そして沖縄県民が「非国民」でもあるかのような発言をした件だ。

 櫻井氏はもう少し慎重で、さすがに百田氏のように直につぶせとはいっていない。だが、朝日新聞」に関しては慰安婦問題の件で「廃刊にすべき」とまで公言しているのだから五十歩百歩だ。

 言論人に値しない百田・櫻井両氏はこの際、揃って筆を折ってはどうか
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