日刊ゲンダイの記事【民間業者の影も…安倍政権“フリーター量産計画”の思惑】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/194249)。
【第1回「雇用関係によらない働き方」に関する研究会を開催しました】(http://www.meti.go.jp/press/2016/11/20161117005/20161117005.html)によると、以下のような委員構成です。委員のプロフィールは、コチラ(http://www.meti.go.jp/press/2016/11/20161117005/20161117005-c.pdf)。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
【委員】
高橋俊介 (慶応義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授)
中野円佳 (株式会社チェンジウェーブ)
中村天江 (リクルートワークス研究所 労働政策センター センター長)
湯田健一郎 (一般社団法人クラウドソーシング協会 事務局長)
【ゲスト】
<事業者>
粟生万琴 (株式会社パソナテック 取締役)
須藤憲司 (KAIZEN PLATFORM CEO)
曽根秀昌 (ランサーズ株式会社 取締役)
田中優子 (株式会社クラウドワークス 執行役員)
田中美和 (株式会社 Waris 代表取締役)
<フリーランス等働き手>
○○○○ ○○
□□ □□
△△ △△
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
《例えばパソナだ。今回の経産省の研究会にはパソナのシニアマネジャーが有識者として出席した。パソナの南部靖之社長は過去に「リストラや定年がないフリーターこそ終身雇用」と持論を唱えたことがある。現在は子会社がフリーランスと企業のマッチングサービスを展開》。
《働き方改革》ではありません。アベ様らのやっていることは、いずれの分野においても、「改悪」であり、「働き方壊革」です。
そしてまたしても、ヤッパリねェ~、竹中平蔵氏のパソナ。またしても、「自分が関わったところで自分が利益を得るという構図」のようです。
<フリーランス等働き手>には、今後、批判的な視点を持つ方は招かれるのだろうか?
《「ドクターX」のように腕一本で生きるフリー医師》…いやぁ~、番組中の「ドクターX」医師も、イジメ的搾取を相当に受けていると思いますが?
アベ様らが恣意的に選んだ委員・有識者の下の悍ましき構図=竹中平蔵氏のパソナによる「自分が関わったところで自分が利益を得るという構図」に無批判に乗っかっていて、本当に大丈夫なのでしょうか? 「幸せ」を望む、「より良き生業」を望む非正規雇用者やフリーターの方々は、この構図の下で、本当に幸せになれるのか? 多くの方々は、現実には、「いのちき」さへ困難な状況ではないでしょうか。
『●『抵抗人名録 私が選んだ77人』読了(1/2)』
『●『松下竜一未刊行著作集3/草の根のあかり』読了(2/2)』
『●『松下竜一未刊行著作集1/かもめ来るころ』読了(8/8)』
『●「長時間労働を前提にした企業文化」…
ニッポンの哀しい「文化」…働くとは何か? 生業とは?』
『●哀しい利権に群がるアサマシさ・・・学商・竹中平蔵氏の
「パソナが手にした利権は偶然なのだろうか?」』
『●政商と学商・・・自分が関わったところで
自分が利益を得るという構図、それは「偶然」か?』
==================================================================================
【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/194249】
民間業者の影も…安倍政権“フリーター量産計画”の思惑
2016年11月20日
安倍政権が「働き方改革」を口実にして、フリーターの量産化を画策している。今月17日、経産省は、会社と雇用関係を結ばないフリーランスなどの働き方を促進するための研究会「雇用関係によらない新しい働き方」を立ち上げた。
「人手不足が深刻化している今の日本では、フリーランスは女性を
中心に潜在的な働き手を掘り起こす有効な手だてになる
と考えています。有識者をお招きし、フリーランスの現状や
課題について議論しました」(経産省経済産業政策局)
聞こえはいいが、フリーランスとは要するにフリーターだ。現在1064万人おり、10年前の約5倍に増えた。背景には急速に拡大してきた派遣市場が飽和状態に近づいていることがあるが、「だったらフリーランスでひと儲け」ともくろむ民間業者の影もチラつく。
■企業とのマッチングサービスまで
例えばパソナだ。今回の経産省の研究会にはパソナのシニアマネジャーが有識者として出席した。パソナの南部靖之社長は過去に「リストラや定年がないフリーターこそ終身雇用」と持論を唱えたことがある。現在は子会社がフリーランスと企業のマッチングサービスを展開している。
サラリーマンには時間に縛られず仕事を選べるフリーランスは魅力的に映るかもしれないが、現実は厳しい。労働問題に詳しい上田啓子弁護士が言う。
「一般的に、よほど専門性の高い技術や知識を持つ人ではないと、
フリーランスで稼ぎ続けるのは難しい。発注先の要求を断れず、
結果的に長時間労働につながったり、突然の契約打ち切りや
ギャラの未払いなどのリスクも生じます。確定申告や社会保険料などの
事務手続きも自分でしなくてはならない煩わしさもあります」
「ドクターX」のように腕一本で生きるフリー医師に憧れる人の気持ちも分かるが、政府の甘い文言に踊らされると大ヤケドする。
==================================================================================