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『いのちきセンセ奮戦の半生記抄』(p.274)。「・・・豊前火力反対運動をネタに、何冊の本を書いたろうか。『暗闇の思想を』、『明神の小さな海岸にて』、『環境権ってなんだ』、『五分の虫、一寸の魂』・・・松下センセは、はっきりと運動を喰い物にすることを公言してはばからなかった。・・・松下センセが住民運動をネタにしてしぶとくいのちきして・・・かつがつながらいのちきしてきたからこそ、豊前火力反対運動は十年を超えて続いてきたのである。・・・反対運動の同志たち・・・いずれ劣らぬいのちき下手という点では、みごとに似たもの同志なのだ」(pp.284-285)。「・・・研究室という、本来造る側の学問に身を置きながら、造らせまいとする住民運動に深くかかわってしまった彼は、そこから巧みに身をかわすという器用さをもたなかった」(p.286)。「しかし、松下センセの周辺でいのちき下手ということでは、梶原得三郎さん以上の者はいないだろう。いのちきオンチを自認している松下センセですら、彼のいのちきぶり(『小さな魚や奮戦記』)にはらはらさせられ続けてきたのだから」(p.286)。
解説の山田泉さん『天国からの手紙』(p.371)。「いのちの授業」で有名な山田さん。この解説は2008年4月に書かれたもの。『草の根通信』にも寄稿しておられた山ちゃん、残念ながら11月に亡くなりました。
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