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●アベ様の「戦後70年談話」: 「ああ、安倍談話さえなかったら!」が現実に一歩近づく・・・

2015年02月23日 00時00分59秒 | Weblog


nikkan-gendaiの記事【「戦後70年談話」有識者懇談会メンバーの危なすぎる発言録】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157379)。

 「やはり、結論ありきのアリバイづくりは明らかだ・・・・・・「多様な議論をしてもらうため、歴史や政治に造詣の深い学者、言論、ビジネス界など幅広い分野のさまざまな世代の方」なんて説明していたが、しらじらしいにもホドがある・・・・・・懇談会メンバーは過去の発言を読む限り、安倍首相と考えが近い“右寄り”のお友達ばかり」。

   ●一国の首相が歴史修正主義者なんて恥ずかしいし、
                 羞恥心の無さと自覚の無さという救いの無さ

   『●首相からして歴史修正主義者な国の文科大臣の「食言」
   『●「「ああ、安倍談話さえなかったら!」を心配する」:
           「ケンカを売り」「火に油を注ぎ」そうな雰囲気

   『●この虚しい・空しいアベ様のトンチンカンな答弁:
        「「ああ、安倍談話さえなかったら!」を心配する」』 

   『●「過去への眼差し」無きアベ様、
        「ああ、安倍談話さえなかったら!」を心配する


 アベ様のオトモダチでは結論が見えている。暴走人事。オトモダチを選び、アベ様に心地いい方向、つまり、往々にして市民やアジアの人々に不快な方向へ、議論を()誘導・・・・・・という御決りのパターン、御決まりのアベ様「私的諮問機関」、アベ様「有識者懇談会」、アベ様「ブレーン」。

   ●閉塞の時代に: 安倍晋三首相の危険な「思い入れの強さ」
    「要するに都合のいい委員会を作り、自分の望む方向へと議論を
     誘導してくれる委員を選び、消費税増税にしろ、TPPにしろ、
     好き放題やっている訳。戦争を出来る国へと異常な
     「思い入れの強さ」。その結果、以下のような世界を希求している。
       『●『石原莞爾/その虚飾』読了 (2/2)
        「手と足をもいだ丸太にしてかへし
         万歳とあげて行った手を大陸へおいてきた
         ・・・鶴彬は、こうした刺し貫くような反戦川柳をつくって逮捕され、
         赤痢にかかって、手錠をかけられたまま、二十九歳で病死した」」

 北岡伸一氏や中西輝政氏、中原正氏・・・・・・ねぇ~? 「結論ありき」の虚しき「戦後70年談話」への第一歩を踏み出した。「ああ、安倍談話さえなかったら!」が現実に近づいた。

   ●閉塞の時代に: 安倍晋三首相の危険な「思い入れの強さ」
    「柳井座長は八月のテレビ番組で「憲法解釈変更をして、日米の
     同盟関係をしっかり運用できるようにすることが絶対必要」と強調。
     北岡伸一座長代理も「日本の安全保障環境が悪化しているのは
     事実だ。集団的自衛権を部分的に認めることはあり得ない」
     と全面解禁を主張した」

   ●『DAYS JAPAN』(2014,JUN,Vol.11,No.6)
                     の最新号についてのつぶやき

    「斎藤美奈子さん【OUTLOOK 地球の裏側まで行ける集団的自衛権って何】、
     「・・「容認派」の北岡伸一氏・・長官に「容認派」の小松一郎氏をすえたのも、
     解釈改憲ならぬ「人事改憲」の風情である」。「暴走人事」」

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157379

「戦後70年談話」有識者懇談会メンバーの危なすぎる発言録
2015年2月21日

     (国際大学長の北岡氏と京大名誉教授の中西氏は
      “お友達” (C)日刊ゲンダイ)

 やはり、結論ありきのアリバイづくりは明らかだ。19日、公表された安倍首相の戦後70年談話の内容を検討する16人の有識者懇談会のメンメン。菅官房長官は人選について、「多様な議論をしてもらうため、歴史や政治に造詣の深い学者、言論、ビジネス界など幅広い分野のさまざまな世代の方」なんて説明していたが、しらじらしいにもホドがある

 会議は「20世紀を振り返り21世紀の世界秩序と日本の役割を構想するための有識者懇談会」(21世紀構想懇談会)。首相の私的諮問機関に位置付けられ、25日に初会合を開く。今夏をメドに議論をまとめ、答申する予定だ。

 座長に就く西室泰三・日本郵政社長(79)はともかく、他の懇談会メンバーは過去の発言を読む限り、安倍首相と考えが近い“右寄り”のお友達ばかり

 例えば、座長代理の北岡伸一・国際大学長(66)は、安倍ブレーンとしてメディアに度々、登場する人物だ。集団的自衛権の行使容認をめぐる有識者会議「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」の座長代理も務め、テレビに出演した際には「歴代内閣の集団的自衛権に関する憲法解釈は間違っている」と主張。自衛隊の活動範囲についても「地球の裏側で行動することは論理的にあり得る。もっと乱暴に言えば、地球の外だってあり得る」と仰天発言し、安倍首相と同様、早期の憲法改正を訴えている

 中西輝政・京大名誉教授(67)も、第1次安倍政権の「美しい国づくり企画会議」のメンバーを務めたブレーンのひとり。「SAPIO」(2月号)では、<戦後70年の今年こそ、日本人は憲法改正に向け長い眠りから目覚めるべき><戦勝国により押しつけられ、主権や軍事力といった国家の基本的バックボーンを放棄した9条と前文がある限り、日本の平和と繁栄を安心して次の世代に受け渡せない>と歴史修正主義」を訴えるような“タカ派で知られた論客だ。


タカ派の“お友達”がズラリ

 昨年8月に産経新聞のコラムで「戦後70周年記念は日米で祝おう」と題し、<中国が虚構の『抗日戦勝利』を大仰に祝して日本を貶める戦略を進めているのは明らかだ>との論陣を張っていたのは、西原正・平和安全保障研究所理事長(77)。13年1月の同じ産経のコラムでは「『河野談話』をより正確なものに」として、<河野談話には、不適切で信憑性が疑われる表現がある>と怒りをあらわにしていた。河野談話をハナから疑っているような人物をメンバーに入れるなんて正気じゃない

 どんな思想・信条を持とうが構わないが、ただでさえ近隣諸国がナーバスになっている「戦後談話」だ。重要な中身を論じる主要メンバーの主義・主張が、安倍首相と同じ“右寄り”では、それだけで中国や韓国を刺激するのは明らかだ。企業経営者やメディア関係者を入れてバランスを取ったように見せかけているが、声の大きな安倍ブレーンが議論を主導するのは火を見るより明らか。これでは、安倍首相が戦後50年の「村山談話」や戦後60年の「小泉談話」を「引き継ぐ」と言っても到底、信用されないだろう。

 元外交官の天木直人氏がこう言う。

   「懇談会メンバーは『またか』と思う人ばかりです。談話のポイントは
    『侵略』と『お詫び』の文言が入るのか、否か。中国の習近平国家主席は
    今年9月に訪米を予定しており、談話発表はその直前になる。
    内容について、一歩間違えれば、米中韓から総スカンを食らい、
    日本は世界で孤立しかねません

 安倍首相は「70年談話」で米国からソッポを向かれないよう、今から必死にご機嫌取りしているらしいが、オバマ政権を納得させられるのか。懇談会のタカ派以外のメンバーは安倍政権と「心中」しないよう、よ~く熟慮すべきだ。
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