アメリカの慈善小説。孤児院に住む少女に「あしながおじさん」という名前で学資を提供し続け、無事彼女を大学卒業に導いた。今回の大震災でも孤児になった350人余りの高校生に「日本あしなが育英会」が学資を総額21億円提供、彼等の大学進学を支援する。
米国債の格下げ気運で200ドル超の下げを演じたNYダウ、4月20日は一時200ドル超の上昇。”足の長い陰線、陽線”を形成している。米、財政赤字に対する米政府の反論がきっかけ。相場の底値圏でよく現れる罫線だ。中国、日本などの米国債大量保有国は買い増しの構え。今のところ米国債以外に大量資金運用の対象は見当たらないのが現状。「金」も有力な投資対象だが膨大な世界の運用資金をこなせるだけの量は確保できない。(世界の金の総量は50メートルプールの2杯分と言われている。)
関東東北大震災で「長い陰線」を引いた日経平均だが、原発問題が落ち着けば今度は”あしながの陽線”を引くのではないか?脱原発、省エネ、代替エネルギー、復興関連などに注目したい。