鯉のぼり

「こいのぼり」　
屋根より高い鯉のぼり、大きな真鯉はお父さん、小さな緋鯉は子供たち、面白そうに泳いでる。

実力以上に高い円に警戒感。　藤井大臣、急速な円高に懸念。「円高はデフレ要因に」と指摘。（ＮＹタイムズ）
行天特別顧問、「市場の安定が大切」と指摘。
首相、モラトリアムということまでは、三党で合意していないと発言。
ＮＹダウ124ドル高、円　89,60～70.
日経平均、昨日の9,971円で下値確認か。シカゴ先物　10,205円（東京　10,030円）騰落指数25日移動　８０ポイントと
”売られすぎを示唆。（9月24日は130ポイント）

三重苦

海外株安、円高、金融自己資本規制強化案、28日のマーケットは売り先行で始まるか？メガバンクに需給悪化懸念。平均株価の足を引っ張りそう。日経平均も10,000円割れも視野に。9,600－9,800程度の調整もありそうだ。
藤井財務大臣、ガイドナー財務長官に、内需中心の景気回復を目指すと表明。円高を受けて内需株シフト鮮明に。環境関連ー電池関連、太陽光発電、原子力発電、ネット通販、インフルエンザ関連などを物色するか？再度、ＧＳユアサ、京セラ、東芝、楽天、大和紡などの、信用売り残の多い銘柄群にシフトしそうだ。
公共投資の凍結も景気にはマイナス。モラトリアム構想の凍結、内需刺激策、公共投資の一部凍結解除、ＪＡＬへの公的支援などが必要。
とにもかくにも助けた亀”に連れられて“鳩山丸”が難破してはならない。早急な対応が必要か。金融システムの崩壊を招けば、経済だけでなく、国民生活、例えば、年金、医療制度、大不況の懸念、株価下落による逆資産効果の悪循環に陥る可能性も。場合によっては、亀井大臣の更迭も視野にすべき。首相の英断に期待したい。いずれにしろ鳩山政権が直面する第一の試練。藤井大臣と行天顧問の手腕にも大いに期待したい。

川柳もまた楽し

あまりの相場の悪さに、ここはお遊びで川柳などで気を紛らしました　　

　川柳七題
1,是清（高橋）もびっくり”亀”の徳政令
2,八ツ場颪に　国交省も　立ち往生
3、”仙石原”の烈風に　霞ヶ関も　立ちすくみ
4、秋なのに　春呼ぶ　”みゆき”のさくらさくら
5、インド洋　油を差さず　水をさし
6、宇宙人　ピッツバーグに　舞い降りる
7、御手洗も　お手洗いで　薄化粧　

囲碁にちなんで三題
”鳩山碁”四隅無視して天元に打つ
　三コウで勝負にならぬ総裁選（自民党）
　大石（大物議員）が頓死で自民投了す

　　　　　　　　　　　　　　　

世界に羽ばたけハトポッポ

[草枕]　夏目　漱石
山路（やまみち）を登りながらこう考えた。智に働けば角が立つ、情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくこの世は住みにくい。

”住みにくい”どころか、住めなくなるかも知れぬ「温室ガス」問題。今世紀の人類最大の課題だ。それに先陣をきって、削減目標を掲げた日本の首相の勇気ある発言に、仏、サルコジ大統領、米、ゴア元副大統領、国連関係者、日本をはじめとする世界の有識者から賞賛の声。演説途中での拍手も異例のことだ。温暖化防止への新時代の扉を大きく開いた功績は高く評価すべきだ。日本は国家プロジェクトとして、積極推進すべきだ。異を唱えるのは、”時代錯誤”の烙印を押されるのではないか。
最初は軟弱との印象であった「友愛」も、世界語になったのでは。日本は全員野球でとりくむべき。大リーグ、ピッツバーグの始球式で、桑田真澄氏との練習の成果で、ストレートのストライクを期待したい。日本経済にとって”金の卵”になることを夢みたい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

転機になるか

帽子」　西条　八十　　
　1、母さん、あの帽子どうしたんでしょうね？ええ夏、碓氷から霧積へゆくみちで、谷底へ落としたあの”麦藁帽子”ですよ。
　2、母さん、ほんとうに、あの帽子どうなったんでしょう？そのとき傍らに咲いていた車百合の花は、もうとうに枯れちゃったでしょうね、そして秋には、灰色の霧があの丘をこめ、あの帽子の下で、きりぎりすが啼いていたかも知れませんよ。　

相場の格言に[冬に麦藁帽子を買え]とあります。やや人気の衰えている環境関連株に注目です。例えば、原子力の　東芝、電池材料の住友大阪セメント、ＣＯ2ゼロのミニショベルを開発中の竹内製作所、エコ家電のソニーなどに　注目したい。　　鳩山構想には、難問山積みだが、オイルショックを克服した日本の技術力に期待したい。
　
「女の海峡」都　はるみ
別れることは死ぬよりももっとさびしいものなのね、東京を捨てた女が一人、汽車から船に乗りかえて、北へ流れる夜の海峡雪が舞う。

魅力が乏しくなった”東京”マーケットを捨てて、”海峡”を越え、香港、上海、インド、欧州などのマーケットへ逃避した外人投資家を呼び戻せるか？鳩山演説がきっかけをもたらすか、注目したい。これに続く各国首脳との会談、Ｇ20も注視したい。24日の東京市場の反応に期待。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　23日　鳩山演説を聞きながら 　

インフルエンザ

インフルエンザ「ＩＮＦＵＬＵＥＮＺＡ］とは英語で流行性感冒、（思想的・経済的な）流行というが、イタリア語ＩＮＦＵＬＵＥＮＣＥでは「影響」の意とか。
”タソガレ”風に新語を作ってみると
ＧＲＥＥＮ－ＢＵＳＩＮＥＳＳ－ＩＮＦＵＲＵＥＮＺＡというのはいかが。
無理やり訳して「地球に優しい環境産業のルネッサンス的大流行」。とかくイメージの悪い言葉に新しい命と光を吹き込んでみた。
他にＥＣＯ　ＢＵＳＩＮＥＳＳ－ＩＮＦＵＲＵＥＮＺA、EーＮＥＴＴ－ＩＮＦＵＲＵＥＮＺＡ，ＣＨＩＬＤ－ＢＵＳＩＮＥＳＳ－ＩＮＦＵＲＵＥＮＺＡなどなど。流行語大賞でも狙って見るか。　
　　　　　　　　　　　　　　　
マーケットは22日の鳩山スピーチと24、25日の米住宅指数に注目したい。

閣僚川柳

川柳風に閣僚人気度を測かってみました。　　

  ハトポッポ 霞関も 目をパチクリ（官僚に豆鉄砲）　　

　”亀”人気あっという間に イナバウワー（もしもし亀よ、亀さんよ）　　

　前輪（前原国交相）で ＪＡＬの迷走 待ったかけ（西松社長もびっくり）　

　”少子化”で ”みずほ”のくににも 春が来た（天さける瑞穂の国）　

　キャチャーは 埋蔵金なしの サインだし（藤井大臣は元東大野球部の正捕手）

きくミミをもて

「菊二題」
「菊」（庭の千草）
　　庭の千草も、虫の音も、枯れて寂しくなりけり、あぁ白菊、白菊、風に吹かれて、咲きにけり
「野ぎく」
　　　遠い山から吹いてくる、小寒い風に、ゆれながら、気高く清くにおう花、きれいな野ぎく、うす紫よ
温暖化ガス、25％削減との鳩山構想に欧米、アジア、日本国内から耳を傾ける動きが。オバマ大統領との早急な意見調整が望まれる。22日の国連気候変動サミットで、25％構想実現に向けた日本の意思を表明へ。我が国の、国民、産業界、霞ヶ関、政権野党も、”きく”耳を持つべきか。これをきっかけに、世界のマーケットで、グリーンビジネスに,熱い視線が集まりそうだ。
世界世論をこれだけ動かすのは、祖父鳩山　一郎首相が成し遂げた日露国交回復、角栄の日中国交回復以来のこと。

”友愛”を共通の政治信条とする両者の血脈の強さを感じざるを得ない。

環境関連株の人気復活か。外人買いも期待されるのでは？
世界を”指揮”する”宇宙人ユッキー”に期待したい。
鳩山総理は、歴史に名を残す総理になる可能性が高まったというべきか。

ひとしずく

「時の雫」
　　春は花、夏ホトトギス、秋は月，冬雪さえて、僕は今、君を思う、ひとしずく、ひとしずく、舞いおりるあの笑顔、そのすがた、やさしい瞳、ひとしずく、ひとしずく、思い出は風に吹かれて、君が僕にくれた、素敵な時のしずく

鳩山政権”ひとしずく”づつではあるが、現実対応を見せ始めている。藤井財務相”亀”構想を時代に逆行するものと批判、財務省特別顧問に財政、通貨問題に詳しい行天豊雄氏を起用。直嶋経済産業相，景気の二番底を懸念、家電のエコポイント制度の継続を指示。財務相，埋蔵金の活用は一時的緊急避難だとして、利用を拒否する方針。首相は22日の国連演説で25％削減の方針を表明するようだ。産業界の対応が注目される。
マーケットは、前向きに捉えると思われる。25％構想を高く評価している欧州、日本の環境技術に注目しているオイルマネー、中国の動向に注目したい。出遅れ顕著な東京市場の起爆剤となるか？

温暖化対策 ２５％削減ははたして・・・

「どじょっこ　ふなっこ」
春になれば、氷（しが）こも解けて、どじょっこだの、ふなっこだの、夜が明けたと思うべナ。

南極の氷が解けて”白熊”の絶滅も心配される地球温暖化。
鳩山総理のＣＯ2　25％削減案に国の内外で議論沸騰。米国、中国はそれぞれ世界の排出量20％のシェアーを占めるが、京都議定書から離脱している。国内でも産業界から経済の停滞を招くとの声。国民負担も年間40万円程度増えると試算されている。内外の合意形成が先決のようだ。民主党も国際公約にはやや慎重なようだ。20日の総理の国連演説を注視したい。少なくとも、原子力発電の推進、排出権取引への参画、エコカーへの助成金制度の継続、日本の高度な環境技術の輸出、太陽光発電の推進、エコポイントの継続などが必要だ。
再び環境関連に注目あつまるか。ここは先駆した株より出遅れ株に注目したい。先週業績悪化懸念で売り込まれた住友大阪セメント、株価調整中のＣＯ2排出ゼロの建機開発中（試作製品，大好評）の竹内製作所、エコ玩具を多数発売していて子育て関連のタカラトミー，太陽光住宅のパナ電工、積水ハウスなどに注目。なお住友大阪セは電気自動車に使用される新素材、リチュウムイオン電池に大量消費される電池の正極材の量産を開始した。負極材メーカーは日本カーボン、昭和電工などである。

夢をつなぐ

「線路は続くよどこまでも」　　　アメリカ民謡
線路は続くどこまでも、野をこえ山こえ、谷こえて、はるかな町まで、ぼくたちの楽しい旅の夢（マイホームの夢）つないでる。

住宅ローン減税　米で継続案浮上　米政府が景気対策の一環で導入した住宅ローン減税の延長案が浮上してきた。
民主党のリード院内総務、ガイドナー財務長官は、景気下支えに配慮する立場から、6ヶ月延長を支持すると表明した。
同制度ははじめて住宅を購入の場合、最大8,000ドルの減税を受けられる仕組み。9月現在同制度の利用者は140万人に達している。住宅市場の支援策については、ＦＲＢによる住宅ローン担保証券の購入も今年末までと期限が設けられている。
政府の住宅ローン減税ととあわせて、打ち切りの時期を巡る判断が経済政策のかじ取りの焦点になりそうだ。（18日　ワシントン）　
18日、ＮＹダウプラス36ドルで終了。建機株、特に米住宅市場に特化している竹内製作所などにに強い追い風となるか？

このチャンス

　　山本リンダの「狙い撃ち」ではないが
「あなたがくれた、このチヤンス、二度とめぐってこない、このチヤンス、あなたのハートをねらいうち」
　　　　　　　　　　　　　　
”アイフル・ショック”についての一考察
”亀”発言に対するショック療法との見方も。メインバンクの住友信託　479円（プラス1円）と高値引。消費者金融を拡大したい企業は数多くある。例えば、都銀、信託銀、トヨタなどの自動車メーカー、楽天、ヤフー、などのネット通販会社、イオンなどのスーパーなどなど。
資本の論理で考えてみると、今日の住友信託の出来高3,800万株と株価はなにかを暗示しているのでは？住友セの１，６００万株の突出した出来高にも注目。連休中の金融庁の対応を見守りたい。　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

何をまた語るべき

北帰行　　　　
　　　1、　窓は夜露にぬれて、都すでに遠のく、北へ帰る旅人ひとり、涙流れてやまず。
　　　2、　今は黙して行かん、何をまた語るべき、さらば祖国いとしき人よ、明日はいずこの町か。

藤井財務大臣、指数先物の廃止を示唆。ヘッジファンドに警戒感。外人買いに悪影響か。あまりにもマーケットを無視した政策、また何を語るべき、あきれるばかり。エネルギーの消失は避けられそうにない。マーケットの活況は当分お預けか。
新興市場の注目度高まりそうだ。市場経済の無視は経済の停滞を招きかねない。
亀の珍発言もあり、「国家戦略局」にもの申す必要がありそう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

小指の思い出

小指の思い出」　伊東　ゆかり
　あなたが、かんだ小指が痛い、きのうの夜の小指が痛い。
　円高が痛い東京市場。ＮＹ，上海、香港、ヨーロッパ(英、独、仏、ロシア、）などは、年初来高値を更新中。
　日本だけは、蚊帳の外。民主党幹部の円高容認発言が尾を引く。ＣＯ2　25％削減も重しに。米、小売売り上げ高、2,7％と3年半振りの伸び。バーナンキ議長の景気底入れ発言も追い風となり、ＮＹ，ＤＪＡ，ＮＡＳＤＡＱ，共に年初来高値更新。東京は世界の孤児か？”亀”の大臣就任で改革路線の後退を懸念して外国人が見送り姿勢を強めてている。
　連休明けの4－6月期の上方修正に期待。米、住宅販売の回復が見込まれ、建機（コマツ，日立建機、竹内製作所）
　エコポイントで潤う、東芝、ソニー、パナソニック，その他、環境関連（リチュームイオン電池の正極材生産の田中化研、住友大阪セメント）に注目。　　　　　　

富士の高嶺

「百人一首」より。
　田子の浦ゆ　打ちい出てみれば、白妙の富士の高嶺に雪はふりつつ
ＮＥＯ上場、第1号のユビキタス（双方向通信社会）について。
06年12月に公開、高値514,000円を示現　その後09年2月の安値　27,800円を経て、9月3日現在　39,600円。
任天堂ＤＳむけのソフト開発を中心とする研究開発型の企業。財務内容もよく有利子負債0、含み損も0。
”ＮＥＯ”人気離散で安値に低迷している。”ドラクエ9”ヒットの効果で任天堂ＤＳの売れ行き好調で、ユビキタス
の2年後のＥＰＳは2,500－3,000円が見込まれる。（09,3月期　株主通信）
真冬の雪にさらされている、桜のつぼみのように、まだ固いが、いずれやって来る春には見事に開花するのでは。
御用とお急ぎでない投資家にはおあゆらえむきの銘柄か？
富士の高嶺(高値）に桜が咲くのもそう遠くないのでは。