昨日、脳内爆発日でありました。
1日で巡りました。
サーカス 森山開次 新国立劇場
泣いてしまいました。
体の隅々まで神経が行き届いた細やかさ。
衣装、舞台美術の独創性と隙のなさ。
映像、音楽、ダンスのシンクロ。
ずっとドキドキと胸躍る時間でした。
高橋コレクション展
ミラーニューロン 東京オペラシティ アートギャラリー
精神科医の高橋龍太郎氏の収集による現代アートコレクション。
凄いわぁ。こんなにも様々な著名なアーティストの作品が群をなして見れるなんて!
奈良美智、ヤノベケンジ、村上隆、草間弥生、横尾忠則、森村泰昌、山口晃。。。
どっさりだ!船越桂だっているぜ!アラーキーだって、森山大道だって!
で、会田誠も、だ。
2年程前に森美術館で開催された会田誠展。
ツン坊を連れて行き、これは!!!と思ってしまった作品
ジューサーミキサー。
女の子が裸でミキサーに入れられ、下の方は血だらけ、っていう結構大きい作品で、
大丈夫なのだろうか、素直な心のこの子に、この作品を見せてしまい、
情操教育的に大丈夫なのだろうか、と思った作品もありました。
あぁ、高橋さん、これを買ったのね。あえてこれを。
2年後、また見る事になったこの絵を見てツン坊は、
「あ!これ!!!下の方、血だらけなんだよねー!みんな笑ってるね!」と。
覚えていたようだ。刷り込まれていたようだ。
「良く見てよ!笑ってなんかないよ、憂いだよ。憂いが見えるよ!」と、
グロい作品の前で、割と長時間あぁだこうだしてしまいました。
あぁーーーー、楽しかった!今週末までです。
ルネマグリット展 国立新美術館
シュールリアリズム。すごい人。
入って5分で思い出したのだ。
私は、シュールリアリズムとやらは、わからない、と。
まったくピンとこなかった、と。
そんな感じプラスすごい人で、さらーっと流す感じですーっと出て来た。
みんな一生懸命食い入るように見ていて、へー、と思ったわけです。
私は、現代アートの方が好きだ。
ビシャビシャとはじくようなパワーというか、ダイナミックさとかが。
再度確認いたしまた。
土曜は、バレエ帰りに猫カフェへ。
決してお洒落とは言えない猫カフェ。
アングラ劇団の芝居小屋での猫カフェ。
4時になるとどこからともなく、
暢気な音楽を流したリヤカーがやってきて、
乗せられた猫が出勤してくる。ミャーミャー言いながら。
猫。
そうまでしてという体勢で撫でるツン坊。
気づいていないのだ。おのれの後ろに猫が来ている事を!
そんな机の下に隠れた猫より、明るいところからお前を見ている猫がいる事を!
綺麗な猫ちゃんだねー。
激しく遊びすぎた私は、手を引っ掻かれて流血いたしました。あはは!
このなんともいえぬ閉塞的な空間での猫との交わり。
時間も天気も『無』というふじぎな空間でございました。