トイレ。

妊娠してからというもの「トイレの危機感」レベルがあがった。
前からトイレが近い私だったが、近いという話だけではなく、
レベルが違うのだ。レベルが。
そのレベルというのは「トイレ行きたいなぁ～」と思う。
その、ものの２分後には「漏れるぅ～～～！！！」という訳だ。
ものすごい大波が襲ってきてトイレに駆け込むのだ。
「トイレ行こうかなぁ～、ま、これをやってからでいっか。」などと
いつものように悠長にやっていたらドド～～～～ン！と大波がやってきて
走ってトイレに駆け込むのだ！
座ったとたんに放つ！！
外出先などではなるべくトイレを見つけた時には入るように
心がけなければならない。
「トイレ行きたい！」と思い、行った先に人が並んでいようものなら地獄なのだ。
こちとら危機一髪なのだ！漏れてしまうという大人としての失態が
もうすぐそばまでやってきているのだ！
並んでいるのを見た途端、デパートでは速攻で紳士服売り場の階に移動！放つ！
そんな尿戦争に巻き込まれているのだ！！！
今もこの文を打ち込んでいる時も「ちょっと行きたい？」的なフィールに包まれ始めている。
もうやめにした方がいいようだ。トイレに向かわねばならない。
それでは失敬！

妊娠線。

だいたい、あんなにお腹の皮が伸びて元通りになるのだろうか。
明らかに伸び過ぎだ。
今も体重が３キロ増え、いつも牛乳パックを３本持ち歩いているようなものだ。
そりゃぁ「よっこいしょっと」だの「おいしょ」とかけ声をかけつつ動くはずだ。
そして妊娠線だ。あの線が出来てしまったらどうしようと日々不安で
クリームを風呂上がりに塗りたくっている。
いつも腹巻きをしている。そのゴムが当たるところがかゆい！
腹に線がいっぱいつき、すわっ！妊娠線？！と思い悲鳴をあげつつ観察してみると
横や斜めに入った線は「腹巻きのゴムのあと」だった。なんやそりゃぁ～。
しかし、「腹巻き線、腹巻き線」とウカウカしていたら、
知らぬ間にそれは妊娠線だった！ということにもなりかねない。
恐ろしい。注意が必要だ。毎日チェックだ。
腹毛も生え始め、着々と「大切なところゾーン」として毛根が主張し始めている。
不思議な話しだ。
だいたいまだ胎動もないので実感がまったくない。
先日の妊婦検診の時も看護婦さんが「心音聞きますね」と言い
お腹にマイクをあてつつ「あれ？」．．．．「あれ？」．．．．と。
「えぇっ！？どう？！どうなんです？！！！」「大丈夫です．．．あれ？」
と、嫌なやり取りをひとしきり続けた後、「あぁ～、ありました！聞こえますぅ～」と。
びっくりさせるやないの！！！
いきなり「想像妊娠だったのか？」という不安に飛び込ませ、
そして引きずり戻され．．．びっくりしちゃうじゃないの！！！

ただいまの赤ん坊の頭の大きさ「４センチ」。．．．ちっちぇ～～～～。

すね毛。

私には「すね毛」が生えている。
決してボーボーとかではなくまばらに。
だが！その１本１本ときたら、とても主張をしていて
親父の「すね毛」なのである。濃くて長い！
ほわほわ～と風に揺れるように生えているのである。濃い毛が。
心配なのである。分娩の時、妊婦の「すね毛」はどうなっているのか．．．。
予定日に合わせて剃るのか。それともボーボーのままなのか．．．。
友に聞いたら「私は『すね毛』は生えてないも～～ん」と
聞いた私が、がっかりするような嫌な答えが帰って来た。ちっきしょう！
先日ヨーガに行ったとき、先生は「すね毛」がボーボーだった。
私のようなまばらな草原ではなく、みっしりと生えた草原だった。
それを私の「すね毛」を見て顔をしかめる相棒に
「ヨーガの先生なんか、ボーボーだったんだぜ～」と言ったら
「外人だからいいんだよ。」と。
差別だ！！まさに敗戦国日本における差別だ！
先生は外人だけど金髪じゃなく、黒髪だ！だから草原も黒い！
それでも「外人だから」いいのか！
いいのぅ～、外人。私も外人だったら．．．．．。

して、その日が来た時には草を刈った方がいいのだろうか。
して、それどころじゃないだろうか．．．。
でも、女として！女として！草を刈ってから挑みたい！！！

ヨーガ。

昨日の朝、吉祥寺にマタニティヨーガに行ってきた。

教室に入ると、耳慣れない会話が・・・英語だ・・・
聞こえてくる話し声、全部英語だ。
おどおどして靴を脱ぎ中に入ると全員が外国人だぁっ！！！！
前のクラスが終わったらしく、ちょうどスキンシップタイムの幕開けだった。
「バ～イ！」チュッ！チュッ！「なんたらかんたら～～ペラペラ」チュッ！チュッ！ハグ。
どうしよう．．．このまま外国人の中に私ひとりの日本人だったら．．．。
中学生英語もままならない日本人丸出しの私。
どうしよう．．．と思っていたら、先生（女の人・もち外国人）が
とても優しい声で（もち日本語）話しかけてくれた．．．。良かった。
彼女の英語と日本語を交えての会話に、かたくなに日本語で答える私。大和魂。
「着替えはココよぉ～」と促され着替えていると、
先ほどの外国人の人たちはみんな帰り、入れ替わりにぽつぽつと妊婦さんがやってきた。
ふぅ～良かったばぁ～～い。
「来週が予定日なんですぅ～」という人がいたりして結構みなさんお腹が大きくてびっくり。
私なんざ入ってないも同然！身のこなしもヒラっと機敏に！
しかし先生、外国人だけあって「褒め上手な感嘆上手！」。
臨月の人に「イツデスカァ～？」「来週なんです。」
「OH!ビュ～ティフル！ナイス！とてもステキですね～」など、
さら～っと胸に染みちゃうことを言えちゃうわけです。
そんな素敵な言葉を聞くと「ほんと、良かったね～。」としみじみ思ってしまうわけです。

で、ヨーガ。先生に「チコツに集中してぇ～」「ビテイコツゥ～～」など、
（先生、よく骨のこと知ってるなぁ、今のコツ、どこかわかんないや。）と思いつつポーズ。
主に股関節などを、無理なく椅子やベルト、タオル、ブロックなどを使ってやりました。
ほ、ほぅ～。いい！いい！また来よう！と思いましたよ。
で、帰りにチケットを購入。４回で１０５００円。１クラス１時間半。いいんでないの？

ベッカーズでハンバーガーを買って帰宅。
もりもりっと昼食を食べ、
ヨーガで脳内神経がリフレッシュしたのか、自分でも考えられない早さで仕事をもりもりっとして終了。
最近でもこれほどの量とタイムは珍しいことだ。
来週は仕事が込み入ってるし、再来週は確定申告をやりたいし．．．。
３月に入ったらまた行くぞぉ～～～！！！！

犬・どぜう。

昨日は「戌の日」でした。なので水天宮へご祈祷へ。
初めて行きました、水天宮。戌の日ともあってすっごい人！人！人！
それがみんな妊婦ときたもんだ。１人と思いきや、それぞれのお腹の中には
１人ずつ入っているのだなぁ～と感慨深げ。
相棒も「世の中、少子化、少子化と言っているが本当なのだろうか」と、
レポーター並みの意見をつぶやく。本当に．．．。
並んでいると警備のおじさんが「水天宮さんからの、カイロの贈り物で～す」と
使い捨てカイロが配られた。水天宮さんは、そんな気の利いたことが思いつくのだろうか．．．。
ま、とにかく並んでご祈祷の場所に移る。待っていると神主さんが
「間が空いたら呼び込まないで！回転よくしたいから！」と声を荒げていた。
．．．む～～ん。回転、な。その回転の中に組み込まれていると思うと、む～～ん。
ま、そんな事を気にしてちゃ～ダメよね～～んと、気を取り直す。
ひとりひとり名前を読み上げられるが、
ご祈祷場所のすぐ外のお参りする鈴の音がガランガランと大きく、
して人も多いのでひっきりなしにガランガラン！ガランガラン！
自分の名前を聞き逃すまいと必死で耳をそばだてていた。
あともう少しデシベルが大きければ「うるさいわい！！！」と
怒鳴っていた事だろう。
あっという間にお参りを終え、一駅向こうの清澄白河の「どじょう鍋」の店へ昼を食べに行く。
水天宮の駅前の交番で「清澄白河ってどっちに歩いていったらいいですか？」
と訪ねたら、自分が思った方向とは逆方向を指差され、「川を超えるんだよ～」と言われた。
そしてテクテクテクテく歩いていけども．．．遠い。
たった１駅向こうだったんじゃ？
道すがらの地図看板を見ながら歩くと、大きなU字を描いていることが発覚！
すっごい遠回りをしているじゃないか！！！！
もっと近道があったんじゃないのか？！とうっすらと警察批判。
ま、店に着いたんでよしとしよう。
で、「どじょう鍋」。美味しかったぁ～～～～。
こんなに美味しいとは！！すき焼き風に生卵をからめて食べるのです。旨い。
家から近かったら・・・近かったら頻繁に来たいものだが・・・遠っ！
ま、ご祈祷もし、精もつけた一日でした．．．。

つわりとは．．．？

妊娠といえば、「つわり」が醍醐味だろう。
して私の「つわり」とは．．．．。う～～～～む。
たぶん「あれ」だったのだろう．．．。
３ヶ月くらいの時、「食べたい～～～食べたい～～～～」と唸り、
お腹が空くとすっごく気持ちが悪くなったのだ。あれ、か？
正月におつかいを頼まれ、スーパーで買い物をしている時吐きそうになるくらい
気持ちが悪くなり、吐きそうなくせに
「なんか食べたい～～！なんか口に入れなければ～～～！」と血眼になって
そうはいっても美味しそうなもの「ふんわり『どら焼き』」を購入。
帰りの車の中でむさぼるように食べ、家に着くやいなや、
転がるように台所へ行き、「何か食べるものぉおおおおおをおおお～～！」と
義母に泣きつきお茶漬けをさらさら流し込んだのであった。
ふ～～～。そ、れ、が、つ、わ、り？
今では猛烈な食欲を持つ私。定食屋に行けば、ご飯の量が少ないとぶつぶつと文句をたれ、
家では空腹をおさめるために、節分の豆を奥歯の臼歯ですりこぎながら食べる。
たまに、すりこぎそびれた豆の粒子が舌の裏等から出て来た時は、
宝物でも見つけたように味わう私．．．。
ただいま体重2.5キロ増加。

神様。いつなんでしょうか。

ミニ乳な私。
友人にお茶を注がれて胸元から垣間見える『谷間』に
そっと視線を注ぐ私。
（何故に胸元に線があるのだろうか．．．）
寄せども寄せども出来ぬ谷間。
背中から持ってこいだの、お腹も胸の一部だの、
さまざまな「持って来た肉でボイン」運動が繰り広げられていたわけだが、
持ってくる肉もない私には、ただ友人の谷間を盗み見ることだけが幸せだった。
が！しかし、だ！！！
ボインになるのは整形するほかないとあきらめかけていた私に、
とんだプレゼントが！！妊娠だ！妊娠によってボインになるっていうじゃない！
この一瞬の女としてのボインの幸せを体験できるっていうじゃない！！
．．．．感無量。
して、ただいまの胸の大きさは．．．．。
まだ人並みには届いていない．．．。まだだ。まだ満足は出来ぬ。
谷間さえ出来ておらず。お楽しみはまだまだだ。
夜毎のお風呂上がりの鏡の前でボインチェックをしている私の瞳は
完全に『男の目』をしていることだろう。
あぁ、楽しみだ、楽しみだ。

とりあえずやってみました。

そうなんです。今は妊娠中です。16週目。
ひっそりと卵を温めておりました。
今の私の頭の中は「食べること」ばっかでございます。
食べている最中でも「次は何を食べようか」という卑しい気持ちに満ちあふれております。
このまま行くと過食症になるのではないかと不安にさいなまれ、
昨夜食べた焼肉を打ち消すがごとく、今日は粗食で行きたいと思っております。
しかしのっけっから朝食で多すぎました。
パン１枚、オレンジジュース、カフェオレはいつものことなのですが、
いつものヨーグルトに、なぜか山盛りのイチゴを投入してしまいました。
朝から卑しい気持ちでいっぱいだったからでしょう。気をつけます。
お昼は「きしめん」、夜は「湯豆腐」で行きたいと思っております。

お腹の大きさは日々大きくなっております。
今は「中年太りの女」という具合でしょうか。
この中途半端さにイライラが募り、
「いっそド～ンとでかくなって言い訳せずともよくしてくれ！」と思う日々です。

そんな毎日のつれづれを綴って行きますたい。