テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

ごはんを炊く

2013-11-20 23:03:26 | 脱線して底抜け
私より上の世代の方にとっては当たり前のことなのかもしれませんし、近年になって、専用の鍋釜が売れていたりして、まあ、ありふれた事なのかも知れませんが、炊飯器を使わず、鍋でご飯を炊くのが、得意技なのです。
米は量って入れますが、水の量は、使う鍋や、コンロやストーブ、炭火など、火力と火加減の調整のしやすさに応じて、適宜増減します。火力の強い、火加減しにくいアウトドアストーブなどでは多め、ガスコンロ、IHコンロなどでは、やや少なめ、炭火の遠火などでは、あらかじめ、40度くらいまで水を温めておきます。
必須なのはフタです。軽いフタなどでは、重しを乗せられる様平らなものが好ましいのです。
火加減は、これはもうカンとしか言いようが無いのですが、唱歌?♪は~じめチョロチョロ、なかパッパ、じゅうじゅう吹いたら火をひいて~、赤子泣いてもフ~タと~る~な~、これに尽きます。加えて言うと、アウトドアなどでは、パッパの時に、火から下ろしたり、適宜調整すると、柔らかくふっくらと炊け、焦げを生じなくすることも出来ます。
もう長らく、外で炊くお米は無洗米しか使ってないのですが、そうでない場合、日本のお米はともかく、外国産のお米は要注意です。といでいると分かるのですが、つき加減や乾燥状態にムラがあり、やたらと水を吸うものや、表面が固くて、なかなかふっくら炊けないものなど千差万別です。長粒米は、炊くより、茹でたあと、ザルに挙げて、蒸らすほうがおいしく食べられると感じています。
まあとにかく、せいぜい500~1000円くらいの土鍋を”炊飯用”に仕立てるだけで、5000円くらいになり、同じものをTV通販などでは8000円くらいで売っている、そんなものを買わなくても、水が無くなったときの微妙な音と蒸気の変化、ちょっとした火加減、などは数回炊けば分かってきますので、テフロン加工の鍋などでは、こびりつかなくて面倒がありませんし、家事ではなく、調理、として御飯を炊く方は、鍋で御飯を炊いてみましょう。家事、としては炊飯ジャーが冷めずに簡単で美味しく 便利なのですが、鍋で炊く場合、こわめでもツヤツヤとか、好みに応じたごはんが出来るのは凄く魅力なのです。