テキスト主体

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Nikon 18×70 IF・防水型・WFの角型見口

2014-04-04 23:33:42 | 双眼鏡 望遠鏡
ニコンのIFポロ機の見口で角型見口が取り付けられるものは、通常の接眼部周囲の溝に3つのツメのついた樹脂のリングをはめ込み、その回転するリングにゴム目当て、をはめ込むようになっています。




ゴム目当て、樹脂のリングとも、消耗品扱いで別途安価に購入できます。
フジの場合、別売りの角型見口を取り付けるには、樹脂のアダプターリングも同時に購入する必要がありますが、ニコンに較べるとなにげにお高いみたいです。
また、ニコンには、リングを介さずに接眼部に直接つける、業務用ツノ型目当て、という別売り部品もあって、ほぼ無限遠ばかりを見る用途では、若干大型のその部品の方が、良くフィットするようだと云われています。
そう言えば、その昔、ニコンや他のメーカーにも、IFの構造が、カメラのレンズのように直進ヘリコイドになった製品もあったのですが、今では見掛けません。小型軽量化やコスト低減の影響なのでしょうが、肥大化し続ける天体望遠鏡の(高級)接眼レンズを思うと、いくら手持ちとはいえ、簡略小型化だけがポロ双眼鏡の目標ではないと思います。と、いうか、クランク状に並ぶプリズム故に小型軽量化ではダハにはとうてい及ばないわけですから、開き直って、大きいですけど、何か? 的な機種があっても良いんじゃないかと思います。
実際、標題の機種は、大きい、のですが、これを使っていると、10×50や、7×50の双眼鏡が小さく見えて仕方がないのです。


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2 コメント

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Unknown (MK52)
2014-04-07 02:31:56
なるほど「角型見口」ってこういう構造になっていたんですね。それと、確かSPの付属品には普通の平たいゴム製見口も付いていたんじゃなかったですかね。別売りの「業務用ツノ型目当て」っていうのは、どういう風になっているんでしょうかね。NSUさん、それも買って見せて下さいよ、って出費を強制してみる、ハハハ。

ところで、SPシリーズの接眼レンズのピントリングは何時からゴム製になったんでしょうかね。折角の大きな買い物にケチを付けるようで恐縮ですが、これ好きじゃないなぁ。以前は精度の高そうな削り出しのローレット加工だったんですよね。ゴム製じゃ何だかフジノンのFMTみたいじゃないですか。7×50とか10×70もそうなってしまったのかな? ニコンのIF大型機は持っていないので、実用的にはどちらが良いのかは分かりませんが、勝間で慣れているせいか、やっぱり金属のカチッとした手触りの方が好きですね。ゴム製だと経年変化で伸びて緩んで来そうな気がして不安だし。
Unknown (NSU)
2014-04-09 16:39:56
MK52さん、こんにちは。
このゴムリング、内側が薄いコの字形になって、写真のような平目のローレット加工が施された上に被り、ゴムの一部分がリングに固定(おそらく接着)されています。平目ローレットは、カメラで云えばコシナが好む細工ですが、格子目のローレットと加工手間はさほど変わらないはずですから、ゴムリングにしてるのには、滑りにくさ、という目的があるように思います。
業務用ツノ型目当て、は購入予定なのですが、どうせなら一緒に、偏光フィルターや、その使用時に必要なはずの平型目当ても買おうかと検討中なのです。
いましばらくお待ち下さい(笑。

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